【メンタルヘルス】与えるということは、与えられるということ。
どうも、コウタです。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し5年目となります。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,300日(2020年7月現在)を突破しました。
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僕はデザイナーとして「言葉をデザインする」というテーマで活動しています。
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人の感情を大切にしているという理由もあって、デザイナーになった5年前から、心の面で傷付いたりすることは多かったと思います。(もちろん嬉しい時は倍嬉しいよ)
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僕のポリシーとして、やっぱり作品には感情は込めたいし、どうせ作るなら意味のあるものを作りたいなと思って、普段からせっせと努力をしています。
始めた当初はデザインにいっぱいいっぱいで気付かなかったんですが、やっぱり自分が込めた想いなんかは、作品からすごく滲み出るもんだなぁと思います。
感覚的なことなんですが「なんか良い」とか「愛がある」とか思わせてくれる作品は、付加価値としてしっかり現れているんだなと、クライアントさんの反応から見てもわかります。
要するに、愛を込めた作品は、クライアントさんにもそれが伝わり、見る人にも伝わり、その感覚的な反応もまた、自分に返って来るという感覚です。
結論を先に言うと「感情は回りまわって自分に返って来る」ということです。
ということで今回は、「メンタルヘルス」与えるということは、与えられるということ、についてお話ししたいと思います。
Index
「メンタルヘルス」感情は回りまわってくるということ。
僕は過去に家族の問題で、人間関係的にごちゃごちゃとした感じを経験して、いわゆる「人間不信」とか「鬱」とか、そういった精神的なダメージを受けました。
家族の順風満帆も知っていて、そこからの急落下した場所からの這い上がりも知っているからこそ、努力の大切さや幸せの在り方について深く考えてしまうのかもしれません。
そんな人間不信の僕が、なぜ今も「感情」を大切に出来るかというと、そんな深い闇から這い上がることが出来たのも「感情」が理由だったからです。
先程も言いましたが「感情は回りまわる」ということです。
要するに、”愛を持って行動しない人に、愛が返って来ることはない“ということです。
この理屈からすれば、「自分に愛を持って行動してくれる人がいる」ということでもあります。要は、その愛に気付けるかどうかが大切になって来るということです。
先ずは自ら行動しないと、何も変わらない。
自分が転んで倒れてケガをした時、愛を持って手を差し伸べてくれる誰かがいたとします。
「自分に愛を持って行動してくれる人がいる」という状況です。
僕は「人間不信」とか「鬱」とか、深く傷付いてしまった時、“困っていれば誰かが助けてくれるんだ”と勘違いしてしまっていた時期があります。
この考えが、”さらに深い闇に引きずり込まれた原因“だったと思います。
要するに、助けてもらえなくなった瞬間「自分が必要ない人間だ」と、思うようになってしまったんです。
結局のところ、常に、“愛を持って自分に接してくれる人がいるというシチュエーション”は生まれないので、根本的に、先ずは“愛を持って接する自分”作って行かないと、愛は返ってこなくなるということを覚えておいてください。
僕が、”自分から行動する”ということを大切にしているのは、こういう経験があるからです。
自ら行動するということは、傷付くことも沢山ある。
ここで当然のことなんですが、愛を持って行動したからといって、必ずしも自分が思った反応が返って来ることなんてありません。
時には真逆のことが起こったり、傷付いたりすることだって沢山あると思います。
最近、僕が経験したことを1つお話しします。
コロナの影響で、経営不振になった方からの依頼があり、その時、初依頼の方でほとんど面識はありませんでした。
自分の生活もある中で、最大のサポートをさせてもらいました。(金額にすれば普段の半額くらい)
僕は僕なりの正義を持って、自らデザイン料の割引を提案させてもらいました。
加えて、パソコンに詳しくないクライアントのために、業務内容にはなかった、利用されていたツールの使い方をレクチャーしたり、必要事項などをツールのオペレーターと連絡を取り合い、クライアントに伝え直すというような雑務も行なっていました。
クライアントとは数時間に渡る電話を何回もしました。正直ムダな世間話も何回も聞きました。(普段はそんなこと絶対にしません)
業務は順調に進み、クライアントさんからお金が入金された時から状況が変わりました。
そのクライアントの元に「ボランティア」が現れたんですね。
ボランティアが現れたことによって、僕は「お金を取った人」に変わり、クライアントさんからの扱いはヒドいものになりました。
「コロナ割引」も「ボランティア」も同じ「愛」だと思っていたのですが、そのクライアントにとってはそうではなかったのかもしれません。
自分の善意が踏みにじられた気がして、すごく傷付き、悔しくなりました。
そんな感じで、今の僕にも傷付くことは沢山あります。自ら愛を持って行動することは、傷付くことと背中合わせなんですね。
ただ、これだけは覚えておいてください。
アンパンマンはお腹の空いた子供達に、自分の顔をちぎって(痛めて)あげるんです。(アンパンマン理論)
絶対に負けないで、自分から行動するという意思を持ち続けてください。
与えた時に、与えられる人に出会うまで絶対に負けない。
僕はカウンセラーでもなんでもありませんが、カウンセラーの手を借りずに、そこのメンタルヘルスの問題を克服して来た人間でもあります。
毎日ランニングをしている理由もその1つです。
ただ、自分から行動し続けないと、どんどん闇が深くなっていくのは事実で、僕が一番大切だと思っているのは、「周りの人間が寄り添い行動すること」だと思っています。
話を聞くのはただのその場しのぎであって「辛い時に、その辛い思いを一緒にする人の存在が大切」なんだと思います。
もし心当たりのある方は、話すだけではなく、寄り添ってあげてください。
過去の記事にも書きましたが、僕が傷付きながらも人を信じた先に、明るい未来がありました。
その大切な先輩から常に感じていたのは「寄り添う」という強い気持ちです。それを感じたからこそ信じ続けることが出来ました。
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そして今の僕には「克服しようとしている人」「克服した人」「寄り添う人」の気持ちの全てを理解出来ます。
僕はもちろん努力はしましたが、多くの人の理解と支えがあって今があります。
今僕は、過去に受けたその恩を返そうとしているところで、この気持ちが「感情が回りまわる」ということです。
ただ、”最後に行動するのは自分”です。
そして、チャレンジして傷付いた時は、なんでも良いので僕にDMをください。(飲みに行こう)
笑顔になれる未来を掴むために、一緒に頑張りましょう。
では、またね。