【家族に対する愛】人が好き過ぎて、人が嫌いになった話。
どうも、コウタです。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し5年目となります。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,300日(2020年7月現在)を突破しました。
外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっているダイエット効果バツグンの自宅トレーニングをまとめたのでチャレンジしてみてください。また、外に出て運動する方へ、これからの時期持っていると便利な「コスパ最強のランニンググッズ」を紹介したのでこちらも合わせてご覧ください。
実は僕、結構多くの人から「冷めた目をしてるね」って、20代前半の頃は特によく言われてきました。
最近はそこまでなくなりましたが、時おりジーッと遠くを見つめ、上の空のような瞬間っていうのがあって、心のどこかで自分自身には冷たい部分があるんだなと感じることがあります。
事実として僕は、一度人格をほぼ完全に失っています。(失ったというかリセットされた)
家庭の事情で家族がごちゃごちゃとして、19歳という多感な時期に、何かしらの行動が出来る上であれやこれやを体験したので、責任感やら虚無感やら劣等感を一気に味わいました。
そんな自分自身にとってハードな経験をした後に、きっと自分を守るために「冷めた心」を持ってしまったんだと思います。
ということで今回は、「家族に対する愛」人が好き過ぎて、人が嫌いになったというお話をしたいと思います。
あの頃に戻りたいなんて言っても何も変わらないから、「あの頃に戻す」って今なら言ってやる。
僕は人が好き過ぎる人間だった。
僕は根っからのおじいちゃんっ子で、おばあちゃんっ子で、ファザコンで、マザコンでした。
初孫ということもあり、皆んなから愛されて育って来たからこそ、僕にはたくさんの愛情が込もってるんだと自分自身でも感じています。
そんな沢山の愛を感じているからこそ、僕自身も愛を持っている人間だと思うし、与えることの出来る人間なんだと思っています。
周りからたまに、マザコンとか言われたりするんですが、母親が必要だからという意味ではなく、相手がおばあちゃんでも、例え弟であっても、家族であれば誰でも同じことを思うと思うので、コンプレックスというネガティブな言葉でまとめられたくないなーと思います。
何より僕は、家族を大切にすることは本当に素晴らしいことだと思います。
人が嫌いになる瞬間。
僕は過去に、大切な家族の決別を目の当たりにしました。
長い期間、家族の心がすごく荒れているの感じて、たまに罵声や泣き声を聞き、少しずつ家族の心が離れていく瞬間を目の前で見ていました。
その時から僕は、一体何を信じたら良いのかが分からなくなってしまったんです。
一番大切である家族ですらこういうことになるんだから「世の中に絆なんてあるのか?」みたいに思ってしまったわけです。
そこから「ひとり」ということをすごく意識するようになり、結果的に「人が嫌いというバリア」を張るようになってしまったんです。
20代前半に「冷めてる」と言われたり、今でも「落ち着いてる」と言われる理由は、きっとここにあるんだと僕は感じています。
きっとこの感覚は、今も心の奥底には眠っているんですが、ほぼそれを克服して今があるのと、それ以上に強いメンタルを手に入れたことによって抑えられているような感じです。
きっとまた同じような経験をすれば、多分すぐに戻ってくると思います。
人が嫌いが原因で起こること。
別に精神科に行った訳でもないですし、診断してもらう予定もないんですが、きっと僕はこれを病気なのかなと思っています。
新しい人に会ったり、多くの人が集まる場所に行くのが本当に嫌なんです。
僕は人が好き過ぎるがゆえに、人を嫌いになったので、きっと初対面の人とも仲良くなりたいとか、良い人だと信じたいと思うんです。
でもその反面、自分が傷付くリスクというのを強く知ってしまってるので、上手く心を開けないんです。
「そこまで深く考えるなよ!」って言われても、こればっかりはカラダが勝手に反応してしまうんで仕方ないんです。
僕の人生にとって必要不可欠でない部分に、そんなリスクを背負ってまで人に会いたくないって思っちゃうんですね。
なので今でも、1対1でしっかりとお互いの話が出来るシチュエーションなら良いんですが、大勢が集まるコミュニティのイベントなどではきっと隅っこで居場所を見つけられず孤立してると思います。
僕は傷付くのが嫌だからという理由で、人と接するのが苦手なんです。(何も行動しなかったら傷付くことはないでしょ)
今でも人が好きだ。
僕の周りにいる人なら感じてくれていると思うんですが、僕は1度仲良くなった人に対しては、本当に深く尽くす人間だと思います。
一度は冷め切った心しかなかったんですが、今は違うんです。
沢山の愛に支えられて、自分自身も少しずつ愛を与えられるようになり、気づけば僕の周りには愛を持って接してくれる人達が増えてきて、僕の心はその度に温められて来ました。(感謝しています)
僕は本当に人が好きで、今のデザインのお仕事も「人とつながる入り口」になるような気持ちで仕事をすることも出来ています。
僕を頼ってくれる人がどんどん増えてくる嬉しい中で、しっかり愛を持って接してくれている方に対して、全力で愛を返せて行けたらなと思っています。
過去に起こったことは本当に辛かったんですが、今の僕はそこの関係さえも修復したいと思えるようなメンタルを持てていることを嬉しく思っています。
関連記事 : 【今日見た夢の話】10年以上会っていない親父へのメッセージ。
当時は良からぬことも考えたりしましたが、本当に今を生きることが出来ていて、そして諦めて投げ出さなくて良かったなと思います。
これからも初心を忘れず頑張っていきたいと思います。
一緒に頑張りましょう。
では、またね。