デザインのド素人だった僕が、独学でフリーランスデザイナーになるまでに努力してきたこと。【憧れを力に変える】
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デザインのド素人だった僕が、独学でフリーランスデザイナーになるまでに努力してきたこと。【憧れを力に変える】

2024.01.08
2020.06.30

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動しています。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2020年6月で1,200日を突破しました。

外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっているダイエット効果バツグンの自宅トレーニングをまとめたのでチャレンジしてみてください。また、外に出て運動する方へ、これからの時期持っていると便利な「コスパ最強のランニンググッズ」を紹介したのでこちらも合わせてご覧ください。

僕は、19歳の頃に経験した極端な貧乏と、家族の分裂を目の前に感じ、人としての心が冷めきってしまいった時期があったんですね。

そんな問題と立ち向かう中で、自分と同じような人を作りたくないという想いから、「言葉(メッセージ)を伝えたい」と思うようになったんです。

ただ、僕には才能なければ、度胸(人前で話す)もなく、自分が表に立たなくても出来ることを考えた時に「デザイン」にしようと思いました。

得意なことを仕事にするということではなく、ド素人の僕が今に至るまでには、まずは「ゼロを1にする作業」が必要だったんです。

今では「センスがある」と言ってもらえることも(たまーーーに)あるデザイナとして見てもらえる様になりつつありますが、これまで簡単だったことは1つもありませんでした。

今回は「憧れを力に変える」ということで、デザインのド素人だった僕が、独学でフリーランスデザイナーになるまでに努力してきたことについて、思い出話をしたいと思います。

僕のストーリーが、誰かの夢の参考になれば嬉しいです。

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憧れを力に変えながら進んだ、デザインのド素人の僕が独学でフリーランスデザイナーになるまでの努力。

僕が本格的にデザインの勉強を始めたのは、23歳の頃(約8年前の2012年くらい)だったと思います。

当時は「何も出来ない劣等感の塊」で、本当は憧れでしかないのに、他の人の作品をけなしてしまうような嫉妬心ばかり抱えて生きていました。(情けなかったいです)

そんなくだらない感情は全て捨てて「学びに対して常に謙虚」であることを徹底してください。

デザインを勉強し始めた当時の僕の環境と、最初から良いツールを使う重要性。

当時の状況を言えば、まずパソコンすら持っていなかったので、アルバイトをして貯金しながらデザインの勉強をしていました。

初めて買ったパソコンは「DELL」(当時7万円くらい)のデスクトップパソコンでした。(今はMacがおススメです)

今は、こちらの記事で紹介した方法で、かなりお得にAdobe(アドビ)製品を購入して使っています。デザイナー目指す人は、もう今から無理してでも買ってください。(特にPhotoshopとIllustrator)

参考記事 : 【在宅ワーカー必見】最新Adobe(アドビ)製品を全て使えるコンプリートプラン「Creative Cloud」を、誰でもお得に購入する方法。

ですが、当時はそんなお金もなかった(というより貧乏性だった)ので、出来る限り「無料」でやろうと考えていました。今思えばもっと早く「自己投資」していればとマジで後悔しています。(当時の僕は究極のおバカです)

ちょっと無理してでも自己投資して、良いもの(実際の現場で使われているもの)を使う方が絶対に将来の役に立ちます。要はAdobe(アドビ)製品が扱えるスキルがあるだけで、職場で重宝されたり、個人で仕事もらえたりするので…。

話しは逸れましたが、そんな感じで「回り道」をしまくりながら、僕のデザイナーへの道が始まったわけです。

デザイン上達の突破口を見つけるのにはまず「とにかく見る」こと。

何をしたら良いか分からなかった僕の、最初の勉強は「とにかく見ること」です。

毎日のようにネットで、日本・海外問わずデザインを検索しまくって「いいなぁ」と思ったら片っ端から保存。それをプリントアウトするなりして「何が良いと思ったのか?」をひたすら書き出しました。

これをする事で、自分の中で「デザインに共通点を見つけること」が出来ました。

例えば「シンプル・スタイリッシュなデザインは、セリフ(明朝体)や細身のフォントが多いなぁ」とか「写真を使ったデザインにはこういう文字の載せ方があるんだぁ」とか、”考えて見ること”を徹底していました。

これは俗にいう「インプット」になるので、デザイナーにとってのインプットは「デザインの引き出し」に変わる訳ですね。

いろんなパターンの組み合わせで、デザインを作り上げていくので好き嫌いに関係なく「こういう方法もある」という感覚でインプットしておくことはかなり重要です。(もちろん今でもやってます)

「とにかくを見る」を効率化してくれる「Pinterest」

僕が勉強していた頃は、まだまだ有名じゃなかった「Pinterest」ですが、デザイナーとしてなくてはならない存在です。

Pinterestは、世界中の人がピンしたデザインや写真が集められ、自分が見たいキーワードを入力することで、それに関連する画像が一覧表示されるという素晴らしいツールです。

例えば、日本語が入ったロゴデザインのアイデアが欲しいとなったら「日本語 ロゴ」で調べると、信じられない量のアイデアが出てきます。

それを自分だけのボード(カテゴリー)で分類して、保存(共有もOK)出来たりするので、デザインの仕事(イメージの共有)でも大活躍です。

もっと早くメジャーになってれば、僕がやってたネット検索した画像をプリントアウトする作業が楽になってたのに…。

Pinterest : https://www.pinterest.jp/

デザイン素人が無理にオリジナルデザインを作るな。それは「とにかく模写する」をした後でいい。

サッカーの試合を観戦してて「自分ならこうするのに!」「なんでシュート上に行くんだよ!」と思いながら、自分が実際に試合してみると、それ以上に下手くそだったという経験は何となく分かってもらえると思うんですが、実はデザイン素人にとっても同じです。

さっき言った「とにかく見る」を続けていると、あたかも自分がデザインが出来る人になったように感じるわけです。が、事実そんなことは一切ありません。

とにかく見る」と並行して「とにかく模写する」をする必要があるんですね。

これは、実際にやってみると出来ないというギャップはもちろんなんですが、頭に描いているデザインを作るには、ソフトの使い方(デザイン工程の特性)を理解する必要があるということです。

要は、実際にソフトを使って「どうやって作るんだろう」を1つずつ解消していく必要があるわけですね。

ここでフリーソフトを使っちゃうと、ソフトの使い方を覚え直す必要が出てくるので二度手間になるということです。なので絶対にAdobe(アドビ)製品から始めた方が良いです。(マジです)

と言いながら僕は、「GIMP」というフリーソフトで練習していました。(アホ)

Windowsの方は一応以下のリンクからDL出来るので使って見てください。フリーソフトの中で最高のクオリティだと思いますが、これは(印刷を伴う)プロの現場ではなかなか使えません。

GIMP (Windows版) : https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/gimp/

デザインの勉強に使っていた「PhotoshopVIP」

僕が毎日見て参考にしていたのは「PhotohsopVIP」という日本のサイトです。

主に海外からのデザインに関するニュースや、フリー素材(フォント・テクスチャ・ブラシなど)を翻訳する形で情報が発信されています。

「デザインのチュートリアル記事」も沢山紹介されていてるので、僕はこれを見ながら毎日デザインの練習をしていました。とってもオススメです。

PhotshopVIP : http://photoshopvip.net/

「とにかく見る」と「とにかく模写する」を継続した「Today’s Typography 365」プロジェクト。

僕は勉強と並行して「自分がデザインを仕事にする人ということを、周りに伝える必要」がありました。

あんまりSNSは得意じゃないんですが、ただひたすらFacebookに、自分が練習として作ったデザインをUPする「Today’s Typography 365」を始めることにしました。

毎日1つ「言葉(メッセージ)」を決めて、そのメッセージに沿ったデザインを作るということを1年間毎日続けて、成長していく過程をみんなと共有する感じですね。

これを1年続けきったところで、実際にお仕事の依頼をもらえるようになりました。

「Today’s Typography 365」を動画にまとめたので、良かったら見てください。

今見返してみると「よくこれで仕事がもらえたなー」という印象なんですけど、きっとそこには色んな「付加価値」があったんでしょうね。

例えば「継続してることへの信頼」とか「応援したい気持ち」とか。今の僕があるのは周りの人達のお陰だとつくづく思います。

「完璧」を決めるのは自分じゃなく「お客さん」だということ。

これまでに紹介して「とにかく見る」と「とにかく模写する」は、デザイナーにとして活動している今でもやっていることです。

僕はデザイナーというより「マルチクリエイター」という肩書きが正しいと思っています。

それは「Today’s Typography 365」で作っていたようなデザインから始まって、今は「WEB制作」や「動画編集」の知識も持っているからです。

フリーランスとして生き残るためには?」というよりは、お客さんの笑顔が見たくて「何でもやってあげたい」と思ったからです。

最初はボランティアでやったり、逆に「お金いらないからやらせてください!」って頼む事から始めて、どんどん経験を積んでいくのが良いかなと思います。

最初から「お金」に直結させるのは難しいのがクリエイティブの世界だと思うので、たとえ独学だったとしても学校に通ってるような感覚で、経験する機会を掴み取りに行ってほしいなと思います。

そんな中で、あなたが作った作品を”あなたが納得していなかった”としても、”お客さんにとっては素晴らしい作品“になっている事だってあります。

「自分は出来ないから」と行動しないんじゃなくて、「まずはやってみる謙虚な気持ち」を常に持ち続けて頑張ってください。

僕もまだまだ素人に毛が生えたくらいだと思ってるので、一緒に頑張りましょう。

では、またね。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer