【準備で決まる】何事にも台本は大事だと思った話。
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【準備で決まる】何事にも台本は大事だと思った話。

2020.10.27
2020.10.27

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し5年目となります。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,300日(20207月現在)を突破しました。

外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっているダイエット効果バツグンの自宅トレーニングをまとめたのでチャレンジしてみてください。また、外に出て運動する方へ、これからの時期持っていると便利な「コスパ最強のランニンググッズ」を紹介したのでこちらも合わせてご覧ください。

僕はフリーランスデザイナーとして活動していて、これと決まったものを作るのではなく、ロゴやチラシだけでなく、ホームページ制作や動画制作まで幅広く受注しています。

そんな中、大きな制作の前には「仕様書」を作って、お客さんにある程度の完成予想図のようなものを作って、先に完成品をイメージしてもらうことがほとんどなんですね。

これがいわゆるプレゼンや舞台などでいう「台本」のようなもので、これを元に資料を作ったり、演技の練習をしたりといった感じです。(僕で言えば制作をする)

この「台本作り(準備)」が”全ての核“となっていて、ここがしっかりとしていないと良い作品は生まれません。

それくらい、台本作りはどんな制作においても大切なんですね。

ということで今回は、「準備で決まる何事にも台本は大事だと思ったというお話をしたいと思います。

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台本(準備)を書くということは何か。

台本を書くということは、”今から行うことの道筋を明確にすること“で、これをしっかりと詰めれていないと大変なことになります。

どこまでの精度が必要かと言えば、欲を言えば”初めてそれを見る人でも内容を理解出来るくらいが好ましい“でしょう。

僕がやらせてもらうお仕事に関しては、お客さんとの直接の打ち合わせの中から僕自身が作るので、基本的に芯がブレたりすることが一切ありません。

ただ、これがチームとなれば、台本作りを担当する人がいて、演者がいて、クリエイターがいてと、役割を分担する必要があるんですね。

この場合、全てのスタートとなるのは「台本作りをする人」になるので、ここにかかる比重はかなり大きいものになるわけです。

台本(準備)が書けない人が作るクリエイティブ。

ここまで話すと感の良い人に分かると思うのですが、例えばホームページを制作する場合に、ホームページの台本(仕様書)作りをする人が「ホームページ制作を経験したことがない場合」どういうことが起こると思いますか?

台本作りの担当者は、お客さんの依頼内容に沿って作った台本を元に、それぞれの仕事を周りの人材に振ったりする必要があるんですが、それぞれの作業内容の規模を把握してないので、実際のところ台本は書けないし、仕事を振ることなんてもっと出来ないんです。

例えば自分がクリエイターだとして、1ヶ月掛かる作業を、納期1週間でスケジューリングされたらたまったもんじゃありません。

さらに、台本作成者にデザインやUX/UI(ユーザエクスペリエンス/ユーザーインターフェース)の知識がなければ、どんなデザインでどんな操作性が必要かなど、”完成イメージをクリエイターに伝えることも出来ない“ですよね。

結局、時間をかけて作った台本も、内容がフワフワとまとまっておらず、制作にまで結びつけるには程遠く、きっと二度手間を生んでしまうんです。

そういう意味で、台本作成者になるためには、”各専門分野での一定の知識や経験値が必要になる“ということです。

台本(準備)を書く力をつけるための文章力。

で、”知識や経験値さえあれば完璧な台本を作れるのか?”といえばそうではないんですね。

それには、「文章力」や「言語化力」もかなり大切になってくるんで、実は僕がブログを書いている理由の1つがまさにそれです。(仕事がうまくいってる理由もそれです)

例えば、僕がチームに所属してクリエイティブをする人間だとしたら、現状のスタイル的に、率先して台本作りをするようなディレクター的な立ち位置になるような人間ではありません。(多分そっちの方が得意だろうけど)

ただ、フリーランスの場合、全ての役回りを自分ひとりでやらないといけないのが当たり前なんです。

あと、いろんな分野のお仕事がありますが、特にクリエイティブやアートに関しては、すごく言語化が難しい分野でもあるので、ここでお客さんに言葉として伝えるためには、やはり”圧倒的な文章力が必要“になってきます。

そういう意味で、クリエイティブを作るときの台本作成者は、僕はクリエイター自身であったほうが良いと考えます。(まとめる力がある場合ですが)

質の良い台本(準備)を書くために必要なもの。

お笑い芸人さんのコンビで、どちらか片方が絵が上手いって聞いたことありませんか?

これって、ボケかツッコミのどっちが絵が上手いとかではなくて、「ネタを考える人は絵が描ける」ということなんですね。

お笑いも一種のクリエイティブの分野なので、台本(ネタ)を書くときに重要になってくる「経験値(情報量)」「言語化力(言葉選び)」は全く同じなんですね。

さらに、相方の動きや客さんの反応によって間を考えたりする必要があるので、ここで「想像力(シミュレーション能力)」がすごく重要になってくるんです。

この「想像力」は、僕らの台本作りにも応用するべきなんですが、このシミュレーションをするためにはやはり、チームメンバーの能力把握や、お客さんをよく知ることが出来てないといけないんです。

だからこそ僕は、よりリアルなシミュレーションをするために「ヒアリング」を通じて、少しでも多くの情報量を得ることが最重要だと感じているんですね。

関連記事 : 【準備の重要性】仕事の9割はヒアリングで決まる。

こんな感じで「経験値(情報量)」「言語化力(言葉選び)」「想像力(シミュレーション能力)」の3つは、仕事をスタートする段階で特に重要になるので、フリーランスや人をまとめる立場にいる人は、自分が出来ているか一度考えてみてください。

一緒に頑張りましょう。

では、またね。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer