【言葉の伝え方】仕事が出来る人ほど、言葉に頼らずラフ画(図)を描く。
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【言葉の伝え方】仕事が出来る人ほど、言葉に頼らずラフ画(図)を描く。

2020.09.30
2020.09.30

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し5年目となります。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,300日(20207月現在)を突破しました。

外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっているダイエット効果バツグンの自宅トレーニングをまとめたのでチャレンジしてみてください。また、外に出て運動する方へ、これからの時期持っていると便利な「コスパ最強のランニンググッズ」を紹介したのでこちらも合わせてご覧ください。

今回お話しする内容は、どんな仕事においても転用出来ることだと思うので、もし自分や周囲の人でもしかしたらと思うことがあれば実践してみてください。

僕はデザイナー(最近はマルチクリエイター)という仕事柄、お客さんからの依頼をカタチにするのがお仕事です。

そこでお客さんが作りたいもののイメージを、徹底的にヒアリングするのですが、お客さんの希望が分かりづらいことがあります。

一生懸命に伝えてくれているのは分かるんですが、そもそもお客さんは自分が出来ないことをプロに依頼してくれているわけなので、正直、それを言葉で表現するのは難易度が高すぎるんです。

そこで僕の場合、デザイン制作に移る前にサンプル画像を共有したり、ラフ画(ざっくりと大まかなデザイン)のようなもの作って提案したりするんですね。

ただこれって逆も然りで、お客さん側からも(伝えるのが難しいのなら)依頼の段階でラフ画をくれても良いんじゃない?と思うことも多々あります。

実際のところ、仕事が出来る(早い)人に限って、すぐにサンプル画像やラフ画を提供してくれることが多いんです。

ということで今回は、「言葉の伝え方仕事が出来る人ほど、言葉に頼らずラフ画(図)を描くというお話をしたいと思います。

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なぜ仕事が出来る人はラフ画を描けるのか。

仕事が出来る人がラフ画を描ける理由は「依頼内容が明確だから」という点にあると思っていて、頭の中にはざっくりとイメージが出来上がってるんですね。

例えば、飲食店の宣伝チラシを作る場合に、メインで大きく使用する写真、メニュー紹介用の写真数点、キャッチコピー、お店の紹介文、店舗詳細(住所など)、地図など、大体こんな感じの情報量ですよね。

多くの方は「チラシに何を掲載しますか?」という質問に対しても、上記の返事を返せない場合が多く、後から「これも追加で!」と言ってくることも珍しくありません。

仕事が出来る人は、サンプル画像(よそのお店のチラシ)を同時に送ってきて、そのチラシとの比較を持って希望を伝えてくれるんです。(このチラシのココの部分を、うちのはこうしてねー的な)

これが誰にでも出来るすごくスマートな方法なのは一目瞭然ですよね。

仕事が出来ない人ほど、長い文章や電話を使う。

仕事が出来な人ほど、こういったことを伝えるのに最後の最後まで長い文章や電話で伝えて来ようとします

結局やりとりの回数がめちゃくちゃ増えて、最終的にちょっとあやふやな状態でスタートしてしまって、後から修正が入ってしまうことが多いケースです。

伝え方というと「テキストベース」と思いがちなのですが、テキストにこだわらず「ラフ画(図)」を使って伝えることも、1つの伝え方だということに気付かないといけません。

僕は仕事柄、デザインサンプルを自分で作ることが出来るので、出来るだけイメージを擦り合わせた状態で仕事をスタートさせますが、実際のところサンプルを作るのにも時間が掛かります。(僕のサンプルは完成品のクオリティに限りなく近いので)

そのラフ画から修正を繰り返すなんてこともあるので、二度手間にならないようにやっぱり伝え方は工夫して欲しいなと思うんですね。

絵が描けなくても、賢い人は写真や動画を使う。

仕事が出来る人だからといって、ラフ画を描けない人も、もちろんいます。

そんな方は、特に説明が難しい部分に関しては、コピー用紙にざっくり手書きで図として描いて、それを写真で撮って送ってくれたりします

動きを説明するものに関して、実物を見せて説明した方が分かりやすいものに関しては動画を撮影して送ってくれる人もいたりします。(優しい人)

仕事が出来ない人はここで「なんで伝わらないんだ」と面倒に感じたりする人もいるんですが、相手に上手く伝わらないのは自分の責任だと思った方が良いんです。

自分の話している内容が正しいと思い込んで「伝え方のフォロー」を完全に忘れてしまっている状態です。

言葉ではなく、図に起こすことの重要性。

極論かもしれませんが、皆さんが「トイレ」を認識するのに見ているものは、男女のシルエット(赤と青)のアイコンですよね。

実は僕らが最も認識しやすいものは、こういったアイコン(図)なんですね

あの男女のアイコンが「ここはトイレです。右側が男性用で左側が女性用です。」と黒いテキストで書かれていたとしたら、そこがトイレであることを認識するまでにかなりの時間を要すると思います。

動物と違って人間は言葉を持っていて、言葉が1番便利だと思い込んでしまって、意外とここを忘れがちだったりします。

デザインだけでなく、行動の流れを伝えたり、データを伝えたりするのも全て、言葉ではなく「図」として伝えることで伝わり方が全然変わったりします

結局のところ、相手に自分の頭の中が100%伝われば良いだけの話なので「伝え方」にこだわる必要はないし、1発で伝わって二度手間を防げればそれでバンザイなんです。

もし自分が口下手だなとか、専門外のことで文章での伝え方が分からないという人は、思い切ってペンを手にとって、コピー用紙に図で描いてみてください。

きっと、その時の自分の頭の中がどうなってるかイメージ出来ると思います。(整理出来てない時は描けないよ)

一緒に頑張りましょう。

では、またね。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer