【口コミの連鎖を作る】フリーランス歴5年の僕が一度も営業をしたことがない理由。
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【口コミの連鎖を作る】フリーランス歴5年の僕が一度も営業をしたことがない理由。

2020.10.31
2020.10.31

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し5年目となります。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,300日(20207月現在)を突破しました。

外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっているダイエット効果バツグンの自宅トレーニングをまとめたのでチャレンジしてみてください。また、外に出て運動する方へ、これからの時期持っていると便利な「コスパ最強のランニンググッズ」を紹介したのでこちらも合わせてご覧ください。

僕がフリーランスデザイナーとして活動し始めて、はや5年目になります。

就職未経験の完全独学でデザイナーになったもんだから、デザイン業界の仕事の流れだけでなく、そもそも仕事を受けてからお金をいただくまでの段取りなんかも全く分かってなくて、実はめっちゃ苦労しました。

僕の実力が伴っていなかったのもあるのですが、活動を始めた当初は「それなりのお客さん」から仕事をもらうことが多く、とにかく安く叩かれたり、支払いが滞ったりとナメられてばかりでした。

ただ、世の中に「営業職」というものが存在する中で、僕はこれまでに一度も営業をしたことがありません

ということで今回は、「口コミの連鎖を作るフリーランス歴5年の僕が一度も営業をしたことがない理由についてお話ししたいと思います。

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フリーランス歴5年の僕が一度も営業をしたことがない理由。

昔から周りの人に「フリーランスなら人の多い場所(イベント)で名刺を配りまくれ!」と言われ続けました。

もちろん、それをする理由もめちゃくちゃ分かるんですが、基本的に僕は人見知りなので、そういう人の多い場所で色んな人と打ち解けるなんてことは出来ません。

5年前に作った名刺ですら8割ほど残っているくらい、僕は特に多くの人に会わずにこれまでの5年間を過ごして来ました。(家で引きこもって仕事してました)

正直、僕は誰かを雇っているわけではないので、一人で抱えられる仕事には限りがあるし、あまりにも多くの依頼が来ても、待たせるか断るかしないといけないのでキャパを理解しているという点もあります。

ただそれ以上に、僕は好きな仕事をしているが故えに、心のこもらない営業目的な行動をしたくなかったんです。

印象に残らない名刺のばら撒きは効率が悪い。

ちなみに、僕は「某配達系食品販売会社 ○協」のパートを1年半ほど(半年間はシステム理解に費やして)やってましたが、フルで担当した1年は、京都で売り上げ伸長率トップの成績を収めたくらい、一応、営業にもめちゃくちゃ自信があります。

1年レベルの仕事となれば本気で駆け抜けられるんですが、僕が、営業職の人をリスペクトするのはその「消耗」にあります。

毎日マンションや会社に入って、インターホンを鳴らし歩き、ペコペコと頭を下げて名刺を配ったり、会社に帰れば取って来たアポに電話をかけて、したくもない営業トークを長々とやる。(信じられません…)

実は、食品配達販売だと思われている○協は、会員数ノルマ、共済保険ノルマ、正月商品の金額ノルマ、お米の定期購入契約ノルマなど、トラックに乗って配達という表面的な仕事の裏側には、ゴリゴリの営業職が隠れてるんんですね。

普通の営業職の人は足を使って回れますが、○協の場合はトラックを止めた(配達時間内の)数分のうちに営業を行う必要があるんで、マジで相当キツかったです。

そこで培った営業方法は、近所のお友達への口コミの大切さや、家族を巻き込むような人間関係の形成だったわけです。(時間内に終わらせようと思ったらね)

要するに「ファンの形成」がカギとなっていて、それをするのに”必ずしも名刺なんかいらない“ということです。(印象に残ればあっちから声をかけてくれるので)

ノルマ未達成の他の配達員は、休みの日に会社に出勤して営業回りをしていた中、僕は配達時間内のみで営業成績でトップを取って来たからこそ、印象に残らない名刺のばら撒きは効率が悪いと思っているわけです。

感覚的に必要だと思う人に話(営業)をすればいい。

例えば、太ってる人にダイエット食品を営業すればヒット率は上がりますが、カリカリの人に同じことをしてもヒット率は散々だと思います。

印象に残らない名刺のばら撒きになる可能性を上げるのは、もちろん配る人間の人間性であったりもすると思うんですが、そもそもニーズに沿っていないと意味がないんです。

皆さんにも「親友」という存在がいると思うんですが、その親友と「なぜずっと一緒にいるようになったんですか?」と聞かれて、答えられる人はほとんどいないと思います。

僕はお仕事を一緒にする人もそういう感覚だと思っていて、「なんか気が合うんだよなぁ」って人と一緒に仕事をするのが一番ベストですよね。(仕事をする上での人間の駆け引きが一番しんどい)

長く仕事を続ける上で、精神衛生を整えられるパートナーと仕事をしてないと、消耗だらけでいつか自分が壊れちゃうんです

口コミだけで生きている僕が心掛けていること。

僕は今そういう意味で、素敵なパートナー(クライアントさん)に恵まれて、活動を続けることが出来ています。

そして今も変わらず、営業は一切していませんし、名刺を配ることもありません。(最近、使うかなと思って名刺を新調したけどやっぱり1回も配ってない…)

営業をしない僕が活動をスタートしてからやっていることはただ1つ、「目の前のお客さんに全力を注ぐ」というシンプルなことだけです。

口コミを生むためには、紹介したくなる「商品を作ること」や「人間性を見せること」であって、それを生むにはまず”目の前のお客さんを満足させること“なんです。

商品や人間に自信がない人ほど、中身のない名刺やパンフレットを持ってインターホンを押しに回るんです。(下手な鉄砲も数打てば当たる的な)

無理にそんなことをしなくても、商品や人間さえ間違いなければ、自ずと結果はついてくると僕は信じています。

そこに僕が出来る努力は「自分自身が成長し続けること」であって、だからこそ「毎日ランニング」や「毎日ブログ」を欠かさずに続けています。

その意味が分かればきっと、今、上手くいってない方の「努力の方向性」が変わってくるかと思うので、”今の自分が必要とされていない理由“はどこにあるのか、もう一度冷静になって考えてみてください。

一緒に頑張りましょう。

では、またね。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer