言葉を相手に分かりやすく伝える、言語化する能力の大切さ。【表現方法で可能性は無限】
本ブログではアフィリエイト広告を利用している可能性があります。
2671 1451

言葉を相手に分かりやすく伝える、言語化する能力の大切さ。【表現方法で可能性は無限】

2020.05.24
2020.05.24

「皆さんはなんの仕事してる?」って聞かれたらなんて答えます?

教師とか、会社員とか、経営者とか…。まぁざっくりとしたそれは分かるけど、もっと深くイメージしたいなって時に、相手はさらに質問を投げかける必要がある。

「その仕事で、どんなことをしてるの?」

皆さんはここで自分をどういう風に表現します?

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動しています。2016年から禁煙をキッカケに始めたランニングは20203月で1,400日を突破しました。(※現在は外出自粛の影響で自粛中です。)

外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっている自宅トレーニングを以下の記事にまとめましたので良ければチャレンジしてみてください。
【自宅で出来る】在宅ワーカーお勧めの自宅で出来る運動不足解消・ストレス発散・脂肪燃焼トレーニング on Youtube【外出自粛/#StayHome】

例えば教師の場合、小学校なのか高校なのか、数学なのか体育なのかとか、他にも沢山「教師を説明する要素」が必要になってくるわけですね。

初対面の人に会えば、自分を説明するの毎回同じような説明をする必要があって、「どんなことをしてるの?」って聞かれた時って、結構長い説明が必要になって大変だったりしません?

で、教師くらいみんなが知ってて分かりやすい仕事だったらまだいいんですが、僕のようなデザイナーの場合、一体どういう風に伝えるの分かりやすいのかなって考えた訳です。

今回は「表現方法で可能性は無限」ということで、言葉を相手に分かりやすく伝える、言語化する能力の大切さについて、僕が実際にさせてもらったプロダクト(商品)販売のお仕事も例にしてお話ししたいと思います。

表現方法で可能性は無限になる。言葉を相手に分かりやすく伝える、言語化する能力の大切さ。

まず、僕の仕事ってくくりで言えば「デザイナー」なんですけど、僕は「デザイナー」と言っても、ロゴとか名刺を作ったりもうするけど、動画編集も出来るし、ホームページも作れたりします。

もっと言えばホームページを作る役割には他にも沢山あって、WEBデザイナー、コーダー、プログラマーなど職種として沢山ある訳です。チームとか外注はしないんで、そのほとんどを自分でやってたりします。

そうなってくると「僕の職種はいくつあるんだ?」って話で、自分の仕事を相手に説明することが大変な訳です。

一般的にそもそも「デザイナー」って「何のデザイン?建築?服飾?」って感じになるし、いまいちコレって感じが分からない。「プログラマー」とか言われて「なんか凄そう」ってくらいの反応じゃないですか?それって口下手にもほどがありますよね。

僕の仕事って、一般の人からは遠く思われがちなんですけど、基本的には個人経営の「飲食店」や「ヘアサロン」とか、皆さんの生活の身近にあるところで仕事してます。

もっと言えば町内会のチラシとか、年賀状とかもやってる訳なんで、だからこそ自分の仕事を上手く表現出来ない事に「これは良くない」って思った訳です。

そして辿り着いた答えはこれ。

「全く同じ2つからあなたを選んでもらうサポートをする仕事」

必ずしも1つ1つの単語を用いて、1から丁寧に説明することが相手の理解を深めるとは限らない。

「ホームページ制作ってどんな仕事?」ってなった時に、まず「WEBデザイナーという職として、サイト全体のデザインを仕上げて…」次に「コーダーの仕事でそのデザインを元にコーディング作業をする…」とか。

結局どこにでも調べたら書いてある情報を言ってるだけで「自分の良さ」を一切伝えれてないですよね。僕も経験でありますけど「へー…」って気持ち悪い感じで終わるのがほとんどですよ。

それって相手のせいじゃなくて「言語化する能力が低い自分のせい」って思うべきなんですよね。もっと上手く表現出来たら相手はさらに興味を持ってくれたかもしれない。そう考えたらその機会損失はもったいないです。

ほとんどの仕事や、そこら中に溢れてる商品やサービスだって、周りと比べて圧倒的に違うなんてことは滅多にないので、差を付けるためには「言語化する能力」が1つ大きな力になるんですね。

具体的に言えば「言語化能力」とは直接的には違いますが、良さを上手く伝えるという意味で、最近やらせてもらったお仕事を例にあげてもう少しお話しします。

他と比べて大きく異なるという点が少ない中で、言語化する要素を作って商品を特別に見せる。

僕が少し前にやらせてもらったのは「布マスク」のプロダクト販売用のWEBサイト立ち上げから、商品コンセプトやデザインを組み立てる仕事です。

品質は他と比べてもめちゃめちゃに良いんです。ただコロナの影響で、色々なところが出し切ってる感のある「布マスク」なんです。

それこそ「どんなマスクなの?」って聞かれて「綿100%の布マスクです。耳が痛くなりません。」とか言ってたら「何か普通だな…」ってなる訳ですよね。もうそれってマーケット的に売り文句として当たり前なんで。

要するにオリジナリティを上手く表現出来てない訳です。

「それだけじゃ売れない」とヒアリングをしていくと「3枚1組を標準規格」そして「最大3セットの合計9枚までが上限」ということが分かったんですね。

じゃあもうそもそも「布マスク」って表現はやめようってなって、ネーミングからオリジナリティを入れるってことに至った訳ですね。

で、商品のネーミングを「3×3(サンサン)マスク」にして、「サンサンマスク って何?」って聞かれた時に、自分たちがそれを上手く説明出来るようにコンセプトをしっかり持とうって話をしました。

3×3(サンサン)というのは「3枚組を3セットまで」「3が3つで三密(さんみっつ)避けよう」「商品の3つのポイント」って感じで、ネーミングにある数字の3にちなんだコンセプトを考えました。

そうすると、今まで「何売ってるの?」って聞かれた時に「綿100%の布マスク…」って答えてたのが、「サンサンマスク 売ってます!」って言えるようになって、「それってなに?」質問されたらどんどん話を広げていくことが出来ますし、なんか特徴のある名前だからってだけで相手にも興味を持ってもらえますよね。

いざ商品を手に取ってもらえさえすれば「良い商品」と分かってもらえるわけです。だって品質だけはめちゃくちゃに良いんですから。

で、そのお客さんは「サンサンマスク って知ってる?」って近所の方に言う訳ですよ、そしたら「これって3枚1組を3セットまでしか買えないんだよ…」とか、ちょっとした話題を作れる訳ですよね。

こちらで作ったコンセプトが、勝手に商品が言語化されて宣伝として伝わっていく訳です。

「全く同じ2つからあなたを選んでもらうサポートをする仕事」が僕の仕事で、それを更に引き立たせるのが自分の行動。

僕の仕事って「デザイナー」とか「クリエイター」って言っちゃえば手っ取り早いんですね。

でも、ただ単にデザイン作って終わりって感じじゃなくて、思いっきりお客さんに寄り添って、時には相手の経営にまで踏み込んで「違うな」って思うことは意見したりして仕事してるんで、そういうとこも上手く伝わらないと悲しいなって思う訳です。

だって、すごいデザインなんて世の中に溢れてるし「自由で無限の職業の中から自分を選んでもらう」には「責任感」や「信頼感」とか、トータル的なことも大切になってくるじゃないですか?

どうしても言語化出来ないことを補うために「毎日ランニング」とかして「メンタル」を鍛えたり「体型維持」をしてたりする訳です。

僕は言葉で表現すること全てが言語化とは思っていなくて、誰がどんな風にそれを言うのかって言うのも表現の中で大切なことだなって思ってます。

めちゃめちゃに太った人が「あなたを腹筋バキバキボディに変えます!」って言っても納得できないよね。

だから僕は、日々の運動である程度引き締まった体型を維持し、そこから責任感があることを感じてもらい、「全く同じ2つからあなたを選んでもらうサポートをする仕事をデザイナーとしてやっています。」と伝えようと思います。

皆さんも自分を伝えるための表現を考えてみてはどうでしょうか?

もし良いのが決まったら教えてください。こっそり良いとこだけもらうかもしれません。

言葉て難しいので、皆さんも一緒に勉強頑張りましょうね。

では、またね。

あ、記事内で紹介した「サンサンマスク」は、お世辞抜きで良い商品なので良かったら見てみてください。サイトも可愛くできました。あ、25日からメッシュ素材のが販売されるそうです。

3×3マスク商品ページ – 株式会社コーレル

あとクーポンコードに僕の名前を入れたら、なんか少しだけオマケしれくれるみたいですよ。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer