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僕のクリエイティブ(Youtube動画)が誰かを勝たせるかもしれないということ。【クリエイティブが未来を創る】

2020.07.16
2020.07.16

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動しています。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,200日(20206月現在)を突破しました。

外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっているダイエット効果バツグンの自宅トレーニングをまとめたのでチャレンジしてみてください。また、外に出て運動する方へ、これからの時期持っていると便利な「コスパ最強のランニンググッズ」を紹介したのでこちらも合わせてご覧ください。

コロナ自粛に入った3月頭から4ヶ月ぶりに、電車に乗って大阪・梅田へ行きました。

自粛期間中も変わらず、リモートでお仕事をさせて頂いていた、いつもお世話になっているクライアントさんの、Youtube動画の現場サポートとアドバイスに。

僕は仕事をする上で、常にハイクオリティを求めようとはするんですね。ただ、高価な機材や、高価なソフトを使用すればクオリティは底上げ出来ちゃうんです。(そんなのは簡単なこと)

重要なのは「今ある環境でどうすればクオリティを上げられるか?」ということです。基本的にちょっとの工夫でクオリティは一気に上げられるので。

クライアントさんによって環境(提供される素材など)が違うので、それぞれの環境の中で最大限の制作が出来るように提案(アドバイス)する必要があるんですね。

僕がそのアドバイスとして最も重要視しているのは「誰が見るか?」ということです。そこに命を懸けています。

そんな中、大阪の会社にお伺いして、僕のクリエイティブ(動画などの制作)が与えている影響を、実際にクライアントさんからお聞きした時に、意外な反応が返ってきて、クリエイターとしてすごく感動したんですね。

今回は「クリエイティブが未来を創る」ということで、僕のクリエイティブが誰かを勝たせるかもしれないということ、についてお話ししたいと思います。

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僕のクリエイティブが、将来、誰かを勝たせるかもしれないということ。

まず、このクライアントさんの説明をします。

主なサービスは「高卒就職」というテーマで、高卒就職をする高校生と企業を繋ぐサポートをされています。なので、高校生やその保護者と教職員の方が対象だということです。

今回は、動画コンテンツということで、最高のイメージとしては「超ハイクオリティな教材ビデオ」ということです。

そもそもよくある「教材ビデオ」のイメージは、しっかり(ゆっくり)としたナレーションで、どこか古臭くて、見てるうちにダラダラしてしまうイメージです。(こういうビデオを見てる時、僕はいつも寝てました)

もうハッキリ言うと「ダサくてつまらない」です。

僕は”学ぶ”という姿勢において、最も大切だと思うのは「楽しめているか」ということだと思ってるので、その動画が”ダサくてつまらない”ものだとしたら、学ぶ気すら起きないわけです。

現代の動画コンテンツの需要としては、多くの若者が見るYoutubeの編集がベースになっていて、ぶつ切りでテンポの良いコンテンツが求められています。(だからCMの多いテレビが廃れてる)

要は、サクッと学びたい訳です。

そんなYoutubeの要素をベースに、編集でいかに楽しく、分かりやすく伝えることが出来るかが重要です。

あとは、オープニングとエンディングの印象や、動画中に差し込むテロップのフォント選びとスタイルもかなり重要になってきます。(見やすさに直結するので)

それに加え、全く(高卒就職とは)関係のない僕が見ても”楽しんで学べるか”ということも重要ですね。(僕が楽しいと思ったら関係のない人も楽しめるということだから)

今回の「高校生が進路を決めるために見る動画」という、ある種、”高校生の人生を左右するかもしれない進路に関わるコンテンツを作る“ということは、僕のクリエイティブで将来、誰かを勝たせるかもしれないということです。(逆も然り、負けさせてしまうかもしれない)

そんな想いを持って、かなり慎重に取り組みました。

Youtubeを知らないクライアントさんにYoutubeというものを伝える。

コロナ自粛に影響されて、教育現場で求められたのが「ためになる動画コンテンツ」ということでした。

急遽、教育現場からの依頼で、突然Youtubeを始めることになったクライアントさんには、一切のYoutubeの知識はありませんでした。(ヒカキンは知ってる…くらい)

実は、クライアントさんは、僕に動画編集を依頼をする前に、別の方に動画編集を依頼していました。そして完成したデモ動画のクオリティがまさに「古臭い教材ビデオ」で、約5年前のYoutubeの編集レベルを連想するようなクオリティだったんです。

これじゃ全然ダメだ…」と思って、「僕に編集をやらせて欲しい!」と手を挙げたのが、担当することになったキッカケです。

当時、1弾と2弾の動画素材はすでに撮影済みだったので、撮影方法にアドバイスすることは出来ず、既存のものを使用して動画編集を行いました。(以下、第1弾と第2弾の動画)

ホワイトボードを使った説明はかなり見づらかったので、力技の編集で黒板をかぶせてカットしました。

そして、今後の撮影のアドバイスとしては、今後はジェスチャーのみ(黒板がそこにある体で)で、照明をしっかり当てて映像として綺麗に撮影をして欲しいとアドバイスしました。(照明を当てるとノイズが減ります)

で、少し改善された第3弾。

この動画が出来たあたりから、クライアントさんがYoutube動画に対して「なるほど」と思ってくれたと思います。

実はこの第3弾の前に、幻の3弾と4弾があったのですが、素材動画を見た時に、あまりにも動画がYoutube的ではなかった(コンセプトや撮影構図)ので製作はしないほうがいいとお蔵入りになりました。

クライアントさんの作りたい希望が、僕の脳にリンクし始めた第4弾。

クリエイティブは常に試行錯誤で、失敗と成長の繰り返しです。

クライアントさんのYoutubeへの知識や、撮影クオリティが上がるのと同じように、僕の編集技術もどんどん上がっていきます。

そして、制作回数を重ねるたびに、コンテンツのスタイルが少しずつ作り上げられていきます

それが形に出たのが第4弾でした。

この動画が出来上がったのと同時に、クライアントさんから「こういうのが作りたかった!」と大喜び。「公開が待ち遠しい!」と、何度も喜びを伝えてくださりました。

クライアントさんの”作りたい”が、僕の脳にリンクし始めた瞬間ですね。

僕は、実際に撮影に立ち会っているわけではないので、頂いた素材をもとに編集するしか出来ないんですね。なのでどうしてもクオリティにムラは出来てしまうと思います。(撮影側のOKと編集側のOKはどうしても違うので)

少しずつクライアントさんとリンクしていくと思うので、これからもコミュニケーションをとりながら改善点を指摘し合えたら、もっとクオリティは上がると思っています。

「動画を見た人」からのメッセージに泣けた日。

話は戻りまして。今回、大阪に動画のアドバイスでお伺いさせてもらったんですが、普段からめちゃくちゃお忙しいクライアントさんなので、どうしても細かい部分は話せてなかったんですね。

僕は、クライアントさんからは「すごいクオリティ」と褒めてもらったりするんですが、”動画がどういう風に使われていて、どういう反応があるかっていうのは表面的にしか分からない“わけです。(Youtubeの再生数・高評価数・コメントなどは見れる)

で、そもそも僕は”「Youtubeで見てもらえる動画」を作ってたつもり“だったんです。でも、ちょっと使われ方が僕の予想とは違ったんですよね。

「福井さんの作った動画は教育関係者からも分かりやすいと評判で、学校の先生から”授業の教材として使ってもいいですか?”とリクエストがたくさん来ています!この動画は教育現場で実際に高校生達に見てもらえてるんです!」

もちろん、コンテンツ自体を作ってるのはクライアントさんなので、僕はただの編集者に過ぎませんが、クリエイティブを作る上でこういう反応があることを知れるのは本当に嬉しいことです。(泣けます)

Youtube動画という観点から見ても、クライアントさんの会社にインターンで来ている大学1回生の子も見やすいと褒めてくれました。(若い子に褒められると地味に嬉しい)

クライアントさんにも伝えましたが、”僕は就職すらしたことがないので「高卒就職を分かりやすく伝える」というのは、僕に知識がないので結構難しい“わけです。(初めてのことを動画で分かりやすく説明しろと言われているので)

なので、いつもクライアントさんから送られてくる素材を見て、まずは”「僕自身が学ぶ」というステップが必要“になってくる訳です。

ただ、その学びのステップのおかげで、僕自身が動画を見る学生の立場になって作るからこそ、”分かりやすい”と言われる動画に繋がってるんだと思いました。

動画を見てもらった方は分かると思うんですが、”高卒就職”と関係がない人が見ても「なるほど!」と言ってしまう内容で、サラッと見れてしまう編集に仕上がっていたと思います。(続々UP中!よかったら見てね)

参考プレイリスト : アッテミーチャンネル – #キャリ部

僕”ごとき”のクリエイティブが未来を創るということ。

今回、お話を聞かせてもらえたことで気付いたのは、今までは「古臭い教材ビデオ」が入っていた枠に、僕が編集した「ゴリゴリのYoutube動画」が、実際の教育現場で”分かりやすい”という評価を得ていたということです。

Youtubeを見るのは圧倒的に若者が多いけど、それを「若者に見せたい!」と、”大人を巻き込めたこと”がすごく嬉しいなって思いました。

そしてそれを見る、”これから未来を選択する高校生”の何かのキッカケになると思うとクリエイターとしてすごくワクワクします。

僕”ごとき”のクリエイティブが、一人の高校生の未来を創る可能性もあるということを胸に、これからもクライアントのメッセージを作品に込められるように頑張りたいなと思いました。

今、このクライアントさんは「#アオハル就職2020」という、コロナの影響で会社見学やインターンが出来ない高校生と企業を繋ぐイベントを開催されています。もし、このブログを読まれている方で、高校生のお子様をお持ちの保護者の方がいらっしゃいましたらチェックしてみてください。(有名企業も参加してます)

関連リンク : #アオハル就職2020 – 株式会社アッテミー

まだまだ大変な時期は続きますが、心は前向きに、一緒に頑張りましょう。

では、またね。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer