【商品はメッセージ(人生)を写す】魅力のない人が作り出す商品に、魅力なんてない。
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【商品はメッセージ(人生)を写す】魅力のない人が作り出す商品に、魅力なんてない。

2020.07.24
2020.07.24

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動しています。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,200日(20206月現在)を突破しました。

外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっているダイエット効果バツグンの自宅トレーニングをまとめたのでチャレンジしてみてください。また、外に出て運動する方へ、これからの時期持っていると便利な「コスパ最強のランニンググッズ」を紹介したのでこちらも合わせてご覧ください。

情報社会により商品のクオリティは一気に向上・均衡し、”良いもの”が当たり前になった状況の中、「じゃあ何が売れる?」と考えます。

結論から言うと、”作り手のメッセージ(人生)”です。(もちろんクオリティは当たり前に高い必要があります)

例えば、子供がゴリゴリの失恋ソングを歌っても僕らに響かないのは、そこに「メッセージ(人生)」が存在しないからですね。

僕が大好きなアーティストの「竹原ピストル」や「長渕剛」は、メッセージ(人生)を歌います。

二人の曲は、歌唱力や歌詞だけは表現することが出来ない、”メッセージ(人生)の塊”のような音楽が心にブチ込まれてくるわけです。(自然と涙が出ます)

ちなみに僕の人生を支えた魂の曲は、長渕剛の「Myself」です。竹原ピストルで特に感動した曲は「アメージング グレース」(他の曲も良い曲ばかりです) ぜひ一度聞いてみてください。

そして、商品にメッセージを吹き込むのは”作り手の人生(努力など)”で、そこに手を抜いたものなんてすぐにメッキが剥がれてしまいます。

魅力のない人が作り出す商品に、魅力なんてないんです。

さて今回は「商品はメッセージ(人生)を写す」ということで、魅力のない人が作り出す商品に、魅力なんてない、ということについてお話したいと思います。

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商品にメッセージを込めるために出来る事は、商品の魅力を上げるための努力しかない。

実際、京都に住んで約10年で感じるのが…

昨今、インバウンド(外国人観光客)向けの観光地として成り下がってきた京都古都・京都とは名ばかりで、僕が知っている、古き良き(本当にみんなが見たい)京都を探すことは難しいです。

今でもその、古都・京都を味わうことが出来るのは、何百年とそこに建ち続けている、お城やお寺などだけあり、街並み自体はもはや古都ではありません。

古都・京都で楽しめるオシャレなカフェは、京都とは全く関係ありませんし、世界中どこでも飲めるコーヒーだったりします。(抹茶を取り入れたら京都だと思うなよ)

問題は「インバウンド向け」ということにあり、日本の良さを伝えるために、海外を意識したスタイルに商品を変えているということです。そこに(本来伝えるべき)日本の良さはありません。

例えば、畳なんかだと、”い草の良い香りがして、そこに寝そべったりするのが至高”だと思うんですが、京都の観光地で売られているものは、畳のコースターだったりします。

「何それ?」って感じです。

伝統という商品を販売するからには、伝統をメッセージとして商品に宿す必要があると僕は思っています。(実家が銘木屋なので尚更です)

要するに、メッセージ(本来の使い方や意味など)を伝えることを放棄して、新しい使い方(インバウンド向け)だけを推して売っている商品が沢山あるということですね。(きっと畳はコースターだと思ってる外国人もいると思います)

もちろん生きて行くために必要な手段なのかもしれませんが、将来的に見ればオリジナルを極めた商品に対して、パッケージだけで敵うわけはありません。

いつかメッキは剥がれます。

現に、外国人観光客が来なくなった日本で、中途半端な質の畳のコースターなんて日本人の誰もが買おうと思わないのです。

自分の商品が「今どういう位置にあるか?」を包み隠さずに公開する大切さ。

簡単に言えば、”もし中途半端な質の商品を売ってるのなら、この商品は中途半端ですと宣言した方が潔くて良い”ということです。

僕は、自分のことを説明する時に「僕は決してアーティスティックなセンスのあるデザイナーではありません。だけどお客さんの理想を形にする力はあると思います。」という風に伝えます。

僕は決して、圧倒的なセンスのデザインを作る事は出来ないんですが、代わりに全力でお客さんに寄り添いますと、デザインという商品自体はまだまだ未熟であることを伝えます。

僕がデザイナーとして生きて行けている理由は、デザインのセンスがあるからではなく、”僕という人を買ってくれる人がいるから“ということです。

デザインが未熟なこと、毎日欠かさずランニングしていること、貧乏を経験したことなど、全部引っくるめて僕を選んでくれてるんですね。

例えば、僕がランニングを止めてブクブク太ったりしたり、金遣いが荒くなりギラギラのアクセサリーを付け始めたりした時に「同じデザインに同じメッセージを宿せるか?」と考えた時に、それは絶対に無理だと思います。

「応援」や「協力」と言った感情は、すべてその商品に見える”人(人生)”からまれるということです。

そこらへんで自動販売されてる訳の分からない団子を買うよりも、腰の曲がったおばあちゃんが店頭に立って一生懸命に売っている団子を買おうと思うので。

商品クオリティの低いものを紹介する、インフルエンサーの囲いビジネスはいずれ終わる。

数年前から、SNSによってより個人のメッセージ発信が容易になり、いろんな分野でフォロワー数が数千人・数万人というインフルエンサー(個人)が生まれるようになりました。

インフルエンサーは、綺麗な場所や商品、自分自身の写真をUPすることでフォロワー数を伸ばす「インスタ映え」を集めましたが、もうその時代も終わりに近付いていると思います。

圧倒的な個人の深い繋がりが主流になってくる時代で、インフルエンサーで拡散しあう囲いビジネスで信頼が生める時代ではありません。

何でも美味いという人が言う「美味い」に価値がないように、その商品のメッセージ(人生)を知らない人が紹介する商品に魅力なんてないのです。

要するに、これからの情報社会の中で、そんな情報に左右されないということです。

最近の若い子達を見てると感じます。彼らはめちゃくちゃに賢いです。

“本物っぽい物”を、”本物”だとして売れる時代は終わりました。

広告塔は作り手のメッセージ(人生)をしっかりと見極める必要がある。

例えば僕が、このブログにクライアントさんの紹介を書こうと思うと、僕がそのサービスを紹介した時に被るリスクを考えないといけません。

コロナ第二波と言われてる中で、安易にバーを経営しているクライアントさんのお店を紹介する事は出来ないし、商品やサービスに不備があるかもしれない状況の物を紹介する事は出来ません。

例えば何かあった時に、信頼を失うのはクライアントさんではなく紹介した僕です。

僕未だ紹介していないクライアントさんを、紹介したくないというわけではなりません。時が来れば必ず紹介させてもらいます。

そんな色んな条件の中で、広告塔となる人は作り手のメッセージ(人生)をしっかりと見極める必要があるんです。

さらにもっと言えば「畳を販売しているお店」を紹介するにあたって、その畳を販売しているお店のメッセージ(人生)を知ることと同時に、畳自体の歴史を学ぶ必要があります。

何故なら、自分が紹介する畳のクオリティがどのレベルにあるか?を知る必要があるからです。

例えば、そのお店の人が「うちのは最高級だよ」と言ったとしても、畳の歴史からすれば”普通の品質”かもしれません。

そんな商品を「最高級」として広告してしまっては、自分の顔に泥を塗ることになります。

一番潔い方法は「うちの畳は最高級とまではいかないけど、昔から変わらず職人の手で全て手作業で作り続けてるよ。」って感じ良いと思います。

ウソはいずれバレちゃうので、最初からちゃんと伝えた方が良いんですね。バレた時のことを考えれば、絶対に謙虚であった方がいいんです。

商品にメッセージ(人生)を込めることで生まれる魅力。

例えば僕が作ったお味噌汁を食べるより、絶対におばあちゃんが作るお味噌汁の方が”優しい味”なのは間違いなくて。

全く同じ材料を使って作ったとしても、”おばあちゃんが作ったから”ということが、僕が作るお味噌汁よりも、メッセージ(人生)の深さが宿るからだと思います。

僕の数倍、数十倍、数百倍の数の経験をした手から生まれるお味噌汁に、こんな30代のクソガキが敵うわけがありません。

僕は商品にはメッセージ(人生)が宿ると思っているからこそ、自分が出来る限りの努力や苦労は惜しまないチャレンジを続けています。

それが毎日走ることだったり、毎日ブログを書くことだったりというとです。

そういう行動や姿勢は、商品に宿ると信じています。

まだまだこれからの僕ですが、こんな僕でも、最近は囲おう(専属契約など)としてくれる人達が増えてきたという自負があります。

そんな人達の想いを裏切らず、今の僕だから感じてくれた”メッセージ(人生)”をこれからより深いものに出来るように、信じて頑張りたいと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、またね。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer