【コスパを考える】工数をが増えることによって得られるメリット。
どうも、コウタです。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し5年目となります。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,400日(2020年10月現在)を突破しました。
外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっているダイエット効果バツグンの自宅トレーニングをまとめたのでチャレンジしてみてください。また、外に出て運動する方へ、これからの時期持っていると便利な「コスパ最強のランニンググッズ」を紹介したのでこちらも合わせてご覧ください。
僕が仕事をしている中で、大切にしていることの1つが「シンプルで分かりやすい」ということです。
きっと僕のデザインやホームページの設計などを見てもらったら分かるんですが、誰にでも分かりやすく、使いやすい設計になっていると感じてもらえると思います。
クライアントさんからの評価も、その部分がかなり大きな割合を占めると思います。
個人的に「効率」という言葉が好きで、考え得る限りで時間短縮を目指して「システムの簡素化」をして、見る人も使う人も分かりやすいものを作ろうと考えています。
そこで僕が必ず考えるのは「メリット」との比較で、これを僕は「コストパフォーマンス(効率的)」と呼んでいます。
ということで今回は、「コスパを考える」工数をが増えることによって得られるメリットについてお話ししたいと思います。
工数が少ないからと良いということではない。
工数とは「目的を達成するまでの工程の数」ということで、1つの商品を販売するのに、「発注→検品→納品→陳列→販売」といった感じで5つくらいの工程を経て、商品がお客さんの手元に届きます。
要するにこれを限りなく少なくすることが「コストパフォーマンス(効率的)」に繋がるということなんですが、例えば「検品」という作業を省いて直ぐに商品を陳列しようとなった場合、商品が足りないなどのトラブルが出てくる可能性が出てきます。
検品をしていないことで、商品が少ないことに気づけないので、後で「売上げがおかしい…」と気付き、そこで発生したロスを売上げから埋め合わせないといけないので、「コストパフォーマンス(効率的)」が一気に悪くなります。
そういう風に考えれば、必要最低限の工程は必要で、工数が少ないことが必ずしも良いことではありません。
メリットのある工数を避けるのは怠慢でしかない。
「検品」という作業をすることで、商品が足りないことを未然に防ぐことが出来るので、これは1つのメリットのある作業であることになります。
なので、ここで検品を省いてそのまま陳列してしまうのは、ただの怠慢でしかないんですね。
工数を少なくすることはもちろん良いことなんですが、工数を少なくすることで「クオリティ」が下がってしまっては一切意味がありません。
工数を減らすことの最低限の状況として、今のクオリティを保てずに落としてしまうのはNGで、ここの想像が出来ない人が圧倒的に多くて結局のところ「怠慢体質」になってしまってるんですね。
意外とここでの作業量(工数)が、逆にクオリティを上げて、他と差をつけれる部分だったりするので、ここを間違ってはいけません。
工数の先にあるメリットを理解する。
例えば「陳列」の工程の前に「売り場を飾る」という工程を追加したり、「販売」の工程の前に「商品詳細を学ぶ」という工程を追加すれば工数は増えるんですが、商品が売れる可能性を増やすことが出来ると思います。
それはそうですよね。売り場が綺麗に飾られて整っていれば、人の目を引くことは間違いないし、そこで勉強した知識を使って、お客さんからの質問にバシッと答えられたら説得力が生まれて商品が売れやすくなりますよね。
今こうやって、工数によるメリットを説明したからこそ、工数のお陰でサービスがより良くなったことに気付けるんですが、サービス提供者はここのメリットをしっかりと理解する必要があるんです。
僕は、コスパ重視の体たらくではあるんですが、その先にメリットがあると感じる工数に関しては絶対に手を抜きません。
きっとそういう姿勢が僕の作品(デザイン)に出ているからこそ、お客さんから「分かりやすい」「使いやすい」の声を、多くもらえるんだと思います。
意図の軸をブラさない。
ここで大切なことは「その商品を少しでも多く売るために出来ること」ということが、「行動の軸」であることを忘れてはいけません。
ここで工数(そのまま陳列して)を減らすことで「コストを下げる」のか、工数(お客さんとの接点)を増やして「ファンを増やすのか」を考えたりすることが重要なんですね。
僕はそういう意味で「ファンを増やすことが一番大切」であると思っているので、そこでメリットが生まれることに対しては、いくら工数が増えても絶対に手を抜かないんです。
僕が仕事の中で出来る事は、自分が作り出したものが「クライアントさんにどう思われるか?」ではなく、「ユーザーにどう思われるか?」ということなんですね。
クライアントさんが勘違いしやすいのは、「自分達が良いと思ってることが良い」と思い込んでしまうことなので、それが作品を通じてお客さんに届いた時にどういう風に感じられるかまでを想像できてないんです。
ユーザーにとって何が1番の親切で、そこにかかる工数がどの程度のものなのかをしっかりと見極めて、それがユーザーにとってのメリットに繋がるのであれば、手を抜くべきではないということです。
僕はここで手を抜かなかったからこそ、今生き残ることが出来ています。
一緒に頑張りましょう。
では、またね。