【こだわり過ぎない】クリエイティブにおける思い切りの良さの重要性。
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【こだわり過ぎない】クリエイティブにおける思い切りの良さの重要性。

2020.10.13
2020.10.13

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し5年目となります。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,300日(20207月現在)を突破しました。

外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっているダイエット効果バツグンの自宅トレーニングをまとめたのでチャレンジしてみてください。また、外に出て運動する方へ、これからの時期持っていると便利な「コスパ最強のランニンググッズ」を紹介したのでこちらも合わせてご覧ください。

デザイナーの仕事をしていて1番頭を抱えるのは、アイデアが凝り固まってしまった時に動けなくなる現象です。

これは、ずっと一緒に仕事をしている(イメージの共有が出来上がっている)方にはほとんど起こらない現象なんですが、初めてお仕事をさせもらう方の時に結構起こったりします

こういう時ってあんまり考え過ぎずに、6~8割くらいの完成度の状況で「こんな感じでどうですか?」って感覚で先に見せちゃったら楽なんですけど、「初回」ということもあって気合が入っちゃうんですよね。

完璧を提出しないとダメ”みたいな感覚に陥っちゃうんですね。(良いことでもあるんだけど…)

ということで今回は、「こだわり過ぎないクリエイティブにおける思い切りの良さの重要性についてお話ししたいと思います。

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こだわり過ぎていては仕事が終わらない。

まず「こだわり過ぎる」という行為は、クリエイティブにおいて「キリがないという状況」を招いてしまいます。

クリエイティブは無限の可能性を持っているが故に「この線の太さをもう少し太くしよう!そしたらこっちの色は違う色にした方がいいな…。」とか、いつまでたっても仕事が終わらないんです。

シンプルで良いと言われて作っていたものが、どんどん複雑なデザインになっていて、作り込み過ぎたがゆえに、もう後戻りが出来なくなるなんてことも多々あります。

結局、こだわり始めた作り込む前のデザインに戻して提案する事態になったりして、二度手間、三度手間になったりするので「こだわり過ぎ」って良くないんですよね。

こだわり過ぎると良くない結果を招くことも。

こだわり過ぎると良くないことの1つは、先ほど言った「作り込み過ぎて複雑化し後戻り出来ない状態」を招いてしまうことです。

そもそも「こだわり過ぎる」という状態は、「不安感」から生まれることが多いので、自分自身の不安を取り除くために作業している感覚なんです。

そんな状況で、冷静にクライアントさんからの希望を反映出来る訳はなく、依頼内容以上にやり過ぎてしまっても、ほとんど良いことはないんですよね。(クライアントの希望に沿うのが仕事なので)

男性なら分かるかもしれないんですが、髪の毛をセットしようとワックスを付けたものの、イジり過ぎてしまって変な髪型になり、結局シャワーをし直す羽目になったりしたことはありませんか?(女性だったら化粧を塗り過ぎたとか?)

デザインもそれと同じような状況を招きかねないので、「こだわる = 良い」ということではないんです。

間延びした仕事しないためのスピード感。

こだわり過ぎると良くないこともう1つの要素は「スピード感が落ちる」ということです。

仕事をする上で「スピード感」ってすごく大切で、例えば同じ仕事を1日かけてやるのと、1時間で終わるのと「どっちがクオリティが高いか?」と言われたら、後者の(1時間)であることも結構あるんです。

頭の中のイメージを、良いスピード感でスラスラと形に出来た時の感覚は、こだわった作品のクオリティを余裕で超えてきちゃったりするんです。

反対に悩んで悩んで絞り出したアイデアが良いイメージを生むということじゃないので、時間をかけても意外と大したことのない作品が出来ちゃったりもします

やってみると感じるんですが、クリエイティブをする上でスピード感ってかなり大切なんですね。(そういう意味でチームワークでのスピード感はもっと大切)

クリエイティブにおける思い切りの良さの重要性。

クリエイティブにおいての「こだわり過ぎないこと」と「スピード感」が大切ということは、要するに「思い切りの良さが大切」だということなんです。

バッターボックスに立って、バットを思いっきりスイング出来ないのが一番良くなくて、フルスイング出来る思い切りの良さが結果としてホームランやヒットに繋がるんですね。

100%以上の力があるにも関わらず、フルスイング出来ずに80%の仕事しか出来なかったりする原因が「思い切り無さ」だったりするのは、クリエイターとして一番不甲斐ないんです。

そうならないように、自分自身がこだわり過ぎてたり、スピード感を持てていない時の感覚を掴んでおくことが重要で、アイデアが凝り固まってしまう前に思い切り良く「一度提案してみる」ということも重要です。

そこでクライアントさんからの返事を持って、もう一度考えれば良いだけのことで、もしかすればそこでOKが出て終わる仕事かもしれません

特に個人で仕事をやっていると、こういう部分での不安は付きものだと思うんですが、もし行き詰まってしまってるような瞬間があれば、今回書いたようなことを思い出してみてください。

僕もたまに陥る状況なので、そんな時はストレッチし直して思いっきりフルスイングするようにしています。

一緒に頑張りましょう。

では、またね、

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer