クリエイター諸君に告ぐ。自分のスタイルを貫きたければ、圧倒的にクライアントを楽しませることが最重要。クライアントが自分への信頼を買う構図を作る重要性。
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クリエイター諸君に告ぐ。自分のスタイルを貫きたければ、圧倒的にクライアントを楽しませることが最重要。クライアントが自分への信頼を買う構図を作る重要性。

2020.05.12
2020.05.09

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動しています。2016年から禁煙をキッカケに始めたランニングは20203月で1,400日を突破しました。(※現在は外出自粛 の影響で自粛中です。)

外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっている自宅トレーニングを以下の記事にまとめましたので良ければチャレンジしてみてください。

【自宅で出来る】在宅ワーカーお勧めの自宅で出来る運動不足解消・ストレス発散・脂肪燃焼トレーニング on Youtube【外出自粛/#StayHome】

新型コロナウィルスの影響で、収入に不安を感じて在宅でサイドビジネスをしようと考えられる人や、お仕事を受けられるようにスキルを磨こうと勉強を始める方が増えてきていると思います。

僕は、完全独学でフリーランスデザイナーとして活動し、ホームページ制作やロゴ・名刺・チラシ・パンフレットのデザインなどを中心に依頼を受けさせてもらっています。

約4年間、これといって宣伝もせずに、口コミやお客さんからの紹介のみで平凡ではありますが生計を立てられる程度の活動をすることが出来ています。

自分の好きなことを仕事に出来ていることは本当に幸せです。

お金を掛けてマーケティングを行ったり、自分の力を過大広告したりせずに地道に活動してきたからこそ、お客さん一人ひとりとそれぞれの形で向き合うことの大切さや、自分じゃないとダメだと思ってもらえる満足感を提供する難しさを感じています。

自分が好きなことを仕事にする上で、お互いがリスペクトを忘れずに、自分の我を通すだけでなく、お客さんと一緒に楽しんで1つのものを作り上げていくことの大切さについてお話ししたいと思います。

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クリエイターであるならば、まずは圧倒的にクライアントを楽しませること。自分のスタイルを通せる、クライアントが自分への信頼を買う構図を作ることの難しさと大切さ。

まず最初に「楽しい場所からしか楽しいものは生まれません。」だからこそ、クリエイターもお客さんも、一緒に楽しむ必要があるということです。

フリーランスとして仕事をしていく上で、全国に何千人、何万人といるフリーランスの中から自分を選んでくれたことに対する価値をお客さんに示していく必要があります。

デザインで言えば、デザインのクオリティだけでは決してなく、依頼時のヒアリングから納品、アフターケアまでの全てのサービスに置いて、他との差別化が出来る部分が沢山あるということ。

お客さんと接する中で、それぞれのお客さんと直接向き合いながら、臨機応変に対応を変えることが出来るのもフリーランスにしか出来ない良さでもあると思います。

細やかな対応で得られる小さな信頼を積み重ね、デザインだけではなく、仕事全体のクオリティに対して、お客さんが払う対価以上の信頼関係を作り、それを買ってもらうという構図を築いていくことが大切だと思います。

では具体的にこういった構図を作るために、僕がしている仕事に対しての心掛けや接し方について、いくつかお話ししたいと思います。

「お客さんは神様じゃない。」神様と同じ目線にはたてません。一緒に時間を共有する「運命共同体」だということをお互いで理解する。

結局のところ、自分自身が生き残るためには「良いサービス」をするということが大前提だと思っています。

そしてその中で、お客さんが支払う対価であるお金は、自分がお客さんのために費やす時間の対価と同じであるということ理解する必要があると思います。

そういう意味で、お客さんを神様として崇め頭をペコペコと下げている状態では、一番大切な目線を合わせてお客さんの立場になるということなんて出来るはずもありません。お客さんも自分も、同じ対価の上で1つのものを目指す「運命共同体」であるということです。

だからこそ「人として」優劣を付けることなくお互いの知恵や経験を出し合いながら、またクリエイター側はそれを聞き出しながら一緒に楽しむことが重要です。では、どうすればお客さんは楽しんでくれるんでしょうか?

お客さんを楽しませる為には、お客さんが興味や期待感を持てるコンテンツやサービスを提供する必要があります。

思い出してください。学生の頃に入学式や始業式で、市議会議員とかがやってきて「皆さんおめでとうございます。」と、ダラダラと長くて面白くもない話を聞かされていた苦痛。他にも同じような話をしていた人なんて、誰一人として顔も名前も覚えていません。

その1つの理由として「自分が楽しんでないから」です。

1年に数回行くか行かないか程度の、地域にある多くの学校を転々と挨拶回りする市議会議員が、その挨拶を楽しんでやってるということは滅多にないと思います。決められたセリフを決められた形で発しているだけです。

そんな人に、勉強しなさいとか、地域貢献しなさいって言われても「はぁ?」って感じですよね。

お客さんを楽しませるには、自分も楽しんでないといけない。

まずはお客さんの声にしっかりと耳を傾けて、どんな人で、どんな接し方やサービスを求めているかを考え、その中で自分が楽しめる方法もしっかり考えます。

頻繁に連絡がほしいお客さんもいれば、LINEじゃなくて電話がいいとか。デザイン詳しくなくても少し自分の意見を入れたいお客さんもいれば、完全にお任せしてくる人もいる。

それぞれのお客さんのことを理解した上で、自分だけの特徴を適度に取り入れることで自分も楽しみながら、お客さんがワクワクしてくれるであろうサービスを提案します。まず全ての話はそこからです。

ただ単に自分の我を通すだけの勘違いクリエイターではダメで、どんな時もお互いをリスペクトする部分を持つことを忘れてはいけないと思います。

楽しむだけじゃなく、時にはお客さんと真剣に言い合ったり、喧嘩したりする時間も大切です。

喧嘩とまではいきませんが、僕はお客さんと言い合いをすることもたまにあります。ただ腹が立ったからという理由で、感情に任せて怒ったりすることは絶対にありません。

僕はほとんどの場合、お客さんに対して「一期一会」と思って接することがありません。

これからもずっと良い関係を築きたいと考えるからこそ、理不尽で納得のいかないことや、非効率で思いやりのないような要求をされた時は、間違っているということをしっかりと伝えます。

駆け出しの頃、自分に自信がほとんどなかった時はここで僕は頭を下げ続けていました。修正は1回までと伝えていても何回も修正が入り、最終的には「思ったのと違うから最初からやり直してほしい。」と言う要求に、理不尽だと感じながらも、自分の力が足りなかったんだと、何も言い返すことは出来ませんでした。

そんな時の自分は、好きな仕事を心から楽しむことは出来ていませんでした。

当時の僕は心のどこかで、自分の能力が乏しいことも感じていましたし、悔しかったですが、変に納得出来ている部分もありました。そして自分の意見を伝えるためには圧倒的なサービスを提供出来るようになる必要があるとも感じていました。

お客さんとの信頼関係を築くには、サービスのクオリティの高さは当たり前。それに加え、個々で違う細やかな対応がをすること。それを実現するには圧倒的な努力と経験が必要です。

自分のサービスで人からお金をもらうことって本当に大変です。

ましてやクリエイターには相場というものがあってないようなものなので、自分の時間の価値を自分で決め、その価値に納得してもらわないといけない。

適当な仕事をしていればもちろん明日はないし、真剣に仕事をしていても明日はないかもしれない。そんな不明確な明日に望みを繋げるために、一人ひとりのお客さんと真剣に接し、対価以上のサービスを提供し、さらにお客さんに楽しんでもらい、自分自身も楽しむということ。

そういう連鎖が「良いサービス」につながると僕は思っています。お互いが楽しくないとそこにハッピーなものなんて生まれないと思います。

そのためには、自分自身が圧倒的な努力をして圧倒的な仕事をする必要があるし、お客さんとの接し方やサービスの中での失敗を繰り返す経験が沢山必要になります。

だからこそ、お客さんと同じ目線で、なんでも言い合えるリスペクトの関係を築くということは、良いサービスを実現する上で必要不可欠だと僕は思っています。

お客さんが自分自身に仕事を依頼してくれる理由は、単に商品を納品してほしいだけではなく、依頼から制作、納品までの時間を共有して作り上げる、サービス全体を求めていると僕は思います。それがロボットではない、人と人との繋がりのあるサービスだと僕は信じています。

クリエイターとは、自分のやりたいことだけを好き勝手にやることではなく、お客さんとのコミュニケーションの中で時間を共有し、運命共同体として1つのものを一緒に楽しんで作り上げていくものだと思っています。

世界中の人間から自分を選んでくれたことに感謝し、そんなお客さんをワクワクさせられるようなクリエイターでいられるように、これからも努力したいし、お客さんと向き合っていきたいと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、またね。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer