これからの時代に伸びる会社組織とリーダーの特徴。【社員に社長と呼ばれてる会社は終わる】
どうも、コウタです。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動しています。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2020年6月で1,500日を突破しました。
外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっているダイエット効果バツグンの自宅トレーニングをまとめたのでチャレンジしてみてください。また、外に出て運動する方へ、これからの時期持っていると便利な「コスパ最強のランニンググッズ」を紹介したのでこちらも合わせてご覧ください。
お陰様でフリーランスになって5年目を迎え、最近は沢山の企業の方とお仕事する機会が増えました。
昔から人間観察はよくしていて、自分で言うのもなんですが「人を見る目」っていうのは結構自信あるんですね。僕が見るのは心の奥に「愛情があるか」って部分ですが。
ビジネスと割り切っての付き合いならあれですけど、どうせ一緒に仕事するなら愛情を持って接したいですよね。
で、基本的に社長さんと直接会ったり、一緒に仕事したりするんですけど、社長を見てれば「その組織が良い組織か」ってことが分かるんですね。
これからの時代は「信頼」が売り物になるんで、組織として「連携」や「充実感」って商品やサービスに直結すんでかなり重要です。
やっぱり「楽しい」に人は集まるんで。あと、なにより「楽しんでる組織」は「楽しいもの」を作れると思ってます。
今回は「社員に社長と呼ばれてる会社は終わる」ということで、フリーランス歴5年の僕が多くの社長に会って感じた、これからの時代に伸びる会社組織とリーダーの特徴というお話をしたいと思います。
Index
「社員に社長と呼ばれてる会社は終わる」これからの時代に伸びる会社組織とリーダーの特徴。
まず「社員に社長と呼ばれてる会社は終わる」ってどういうことかっていうと、「社員に気を使われてる社長のいる組織は終わる」ってことなんですね。
古臭い組織に限って、例えば「社長のカバンを持ったり」「エレベーターのスイッチを押したり」とか、周りの社員が変にピリピリした空気感を持ってたりするんですよね。ああいうの最悪ですよね。
それって全部社長のせいです。
最近では、ひと昔前のような「頭カチカチの社長」って正直いらなくて、社長としての威厳は保った中にも「フレンドリーで柔軟性のあるリーダー」が求められてますね。
要するにワンピースのルフィみたいな社長が最高なんですよ。
「私が社長だ(エッヘン)」なんか、もう流行らないです。
社長も社員もみんな名前で呼び合っている。
社長自ら「私のことは社長と呼びなさい」みたいなこと言い出すのは末期ですけど、社員が「社長」って呼びたかったらそれで良いんです。強制的な空気感が良くないだけ。
それぞれの役職とかを、気持ち的に取っ払うために「名前で呼ぶ」ってシンプルで分かりやすい表現ですよね。
社長自身が「社員との間に壁を作りたくない」って気持ちの現れかなって思います。
僕も一応社長ですけど、従業員が出来たとしたら、名前で呼び合えるような関係が良いなって思います。
社長自身が最前線に立つことで、社長への信頼が見える関係を築いている。
コロナさんの影響で、隔離病棟として真っ先にホテルを全面提供することを決めた、アパホテル社長のことは記憶に新しいですよね。
社長の独断で提供を決めた時、社員は「社長の意見に賛同し一丸となって協力する」という意思を見せたそうですが、やっぱりリーダーの行動があってこその反応だと思います。
リーダー自身が最前線に立ち、献身性や責任感を持って戦う会社はやっぱり魅力的ですね。ついて行きたくなります。
今回の社長の行動によってアパホテルの株は爆上がりで、僕もいつか泊まりに行きたいなって思ってます。
社長が「面白い」に対して前向きであることで、組織全体にとりあえずやってみる「チャレンジ精神」が生まれる。
そもそも仕事って楽しんでないと「楽しいもの」って生まれないんですよ。
人間関係もめちゃくちゃで、コミュニケーションも上手くいってない会社から生まれる良いサービスって想像出来ませんよね。
商品やサービスを作る上で「面白い」とか「楽しい」を目指せる組織っていうのは、組織として良い雰囲気やチームワークが生まれます。
社長自身が「面白い」に前向きな存在であれば、きっと社員も「こんなこと提案してみよう」ってアイデアを自主的に考え出したり出来ますよね。
そういう風なコミュニケーションの取れる組織って、組織全体で「根拠のある面白い」にチャレンジしようって思えるんですね。
社長が「やろう!」って言ったことに、社員も一緒に「面白い!」って思える組織なんか素敵じゃないですか。
社長が即決即行動が出来る組織は、全ての社員の仕事のスピードも早い。
何回も言うように「私が社長だ(エッヘン)」みたいなのはもう古くて、そんな会社の寿命はもう短いです。
コロナ対策での吉村大阪府知事で分かるように、組織の中でリーダーが一番行動していることはまず当たり前で、それをしなければ組織は不満しか生まれません。
リーダーが献身的に責任感を持って行動すれば、社員からの信頼は得られるのと同じで、リーダーが行動で示せば社員も同じように呼応します。
社長がトロトロ仕事してる組織で「テキパキ働け!」なんてことは本末転倒です。
組織内のフォーマットが出来上がっていて、仕事の効率化が出来ている。
仕事させてもらう中で、連絡の方法は何通りもあるんですけど、やりやすい会社とそうでない会社の差が激しいですね。
例えば「社長と直」とか「仲介を立てて」もあるし、「電話」「メール」「LINE」「zoom」とか、その頻度でも変わってきます。
まず第一に、やりやすい組織っていうのは、「組織内でのコミュニケーションがしっかりと取れてるので、誰が出す意見も一貫している」ということですね。
例えば「社長が全ての決定権を持ってるにも関わらず仲介を立ててる場合」なんかは特にやりにくく、「今社長にメールで確認中です」とか、レスポンスが遅すぎなんですね。
例えば逆に、プロジェクトをクラウドの書類管理アプリ(google スプレッドシート)とかで管理してて、僕も含め組織内の人がいつでも閲覧出来る状態にしてる会社もあります。進行具合やスケジュール管理まで一目瞭然ってかなりやりやすいです。
しかも、グループLINEでシートのURLを貼って「内容の確認お願いします」って一言で終わり。
そういう風に、スムーズに業務を行えるフォーマットを整えてる会社との仕事はほんとにやりやすいです。
最新のツールを使って、最大限効率的に動けるように心掛けてる会社は今後必ず伸びますね。
専門的な部分は専門家の意見をしっかりと聞き入れ、そこに大きな口出しはしない。
僕は一応プロのデザイナーとして仕事してるんで、クライアントさんよりはかなり勉強した上でデザインを提案したりするんですね。
でも、たまーに「俺もセンスあるんや」って言いたい人もいるんですよね。自分が指示した部分が少しでも反映されてないと嫌だって感じの社長ですね。
小さな部分だったら良いんですが、結構メインの部分にそれを反映しないといけなくなったりすると、色々と残念な結果になったりする時もあります。
一方で、お願いしてるんだから「プロの意見をしっかり取り入れよう」って感じのクライアントさんとは、凄くやりやすいですね。
ただ単なるイエスマンが良いってことじゃなくて、見栄とかで意見したりしないので、全ての会話が「意図的・建設的」なんですよね。そうすると作品もよりクオリティが上がってくるんですね。
そういう人がリーダーだと、きっと社員に対してもそういう接し方をすると思うんです。だから社員個人が中途半端なことは出来ないから「自分がしっかりしよう」って思えますよね。
僕のようなデザインのプロだけじゃなく、組織の中では個々の役割にプロ意識を持ってやってる人の集まりなんで、その意見を尊重する気持ちは、良いコミュニティーを築くために必ず必要ですよね。
伸びる会社を作るためには「働きたい」と思う会社を作るということ。
一昔前の会社なんて年功序列、人間関係、サービス残業とか「悪いイメージの塊」のようなものだったんです。僕がフリーランスになった理由でもあります。
でも今の会社組織を見てると、昔とはどんどんリーダーの在り方が変わってきてて、こんな頭カチカチの僕でも「働きたい」って思う会社は沢山あります。
で、決まってそういう会社は「面白いことを楽しそうに」やってるんです。
それはやっぱり、リーダーの人柄であったり行動が大切だと思うし、「信頼」が商品になってくるこれからの時代で「人が集まる組織」っていうのは伸びていくんだと思います。
僕はフリーでこじんまりで良いんですけど、もし組織を作るとなったらそんなリーダーになりたいと思います。
皆さんも一緒に頑張りましょう。
では、またね。