
相手のマネタイズポイントを理解する。
ここ数年の僕は、「何でも屋」とか「便利屋」みたいになっていた自分の立ち振る舞いに難しさを感じている時期がありました。
僕は世間的な見え方としては「クリエイター(デザイナー)」であり、それ以外の何者でもありません。
ただ、僕をそういう風に見ていない人も何人かいて、それは僕と出会うタイミングだったり、携わり方だったりもすると思いますが、今の僕は単なるクリエイターではありません。
時には「カメラマン」であったり「マーケター」だったりするんです。
そんな中で、私は〇〇がやりたいという人がいて、僕はそれを手伝いたいと思うことがあり、最初のうちは軽く相談に乗っていましたが、その相談がいつしか僕のマーケターという部分に侵食している様なことが出て来たんですよね。
で、僕はそこで、そこに他にお金を払ってくださっているクライアントさんが多数いらっしゃる中で「〇〇にこれ以上協力するとお金が発生する」といった主旨を伝えると、急にフェードアウトする人が増えて来たんです。
要するに、僕がクリエイターであるという思い込みでの感覚で、日常会話を通じて知識や情報、技術の無償提供という搾取が繰り返されていたわけです。
求められるのが好きだし、力になるのが好きだったけど、そこまで想像して繋がってくれる人がいなかったことで、僕から手を引いた人が沢山いましたが、僕はそれを伝えたことは良かったと思うし、それで離れる人がいたことは良かったことだと思います。
それは、逆にそんな僕の価値を正しく教えてくれて、「そんなことに付き合ってたらダメだよ」ってことで導いてくれる人が増えて来たからこそのことです。
僕はいつも言っていますが、相手のマネタイズポイントを理解(想像)して、それを僕自身も導ける様な存在になれたらと思いました。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。