本田圭佑さんの「学校の宿題は嫌ならやらんでいいと思う。」ツイートに対して僕が思うこと。【好きなことに対する子供の熱量に敵うものはない】
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本田圭佑さんの「学校の宿題は嫌ならやらんでいいと思う。」ツイートに対して僕が思うこと。【好きなことに対する子供の熱量に敵うものはない】

2020.05.17
2020.05.17

昨日、本田圭佑さんがしたツイートが、様々な意見を生み、結果的に少し炎上した形になりました。

これを見て皆さんはどう思いますか?

ちなみに僕は本田圭佑さんの意見に賛同ですが、一部少し賛同しづらい部分があります。その理由は後ほど。

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動しています。2016年から禁煙をキッカケに始めたランニングは20203月で1,400日を突破しました。(※現在は外出自粛の影響で自粛中です。)

外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっている自宅トレーニングを以下の記事にまとめましたので良ければチャレンジしてみてください。

【自宅で出来る】在宅ワーカーお勧めの自宅で出来る運動不足解消・ストレス発散・脂肪燃焼トレーニング on Youtube【外出自粛/#StayHome】

結局このツイートに関しては、本田圭佑さん自身が納得はいっていないけど、この状況になったことに軽く謝罪する形で収束しました。

この納得のいかなかった部分っていうのが、僕にはリアルに伝わりました。実は本田圭佑さんは子供達の教育に関しては、本当に一生懸命に考えられてるんですよね。その様子はこちらの番組でJリーグチェアマンとの対談でそれを垣間見ることが出来ます。

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そんな中でのこのツイートの炎上なので、やっぱり思うことがあったんだと思います。

今回は、本田圭佑さんの「学校の宿題は嫌ならやらんでいいと思う。あのやってない奴があかんみたいな空気が辛すぎる。」というツイートに対して、完全独学でフリーランスデザイナーとなって5年目を迎えた僕が思うことをお話ししたいと思います。

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僕も本田圭佑さんに同意で、学校の宿題は嫌ならやらんでいいと思う。無駄だと思わせる宿題を出すことが悪で、これに対する反論は意味のある宿題を出すことだと思う。

僕は今、2020年時点で31歳で、まさに小学生の頃に突然土曜日が休みになった世代です。当時は理由は分からなかったけど「なんかラッキー」って思ったのを覚えてます。

早速ですけど、皆さんは宿題に関してどういう気持ちでしたか?

僕は正直に言えば、漢字の書き取りとか、時間をかけたら解ける数学の反復とか「マジでダルいなー」って思ってました。要するに「難しい」って感じることよりも「出来るけどめんどくさい」って思うことが多かった。

で、あともう一つ、僕は学校の勉強よりも打ち込めるサッカーがあったんですね。きっと今回、本田さんが伝えたかった大切なことの1つなんだと思います。好きなことじゃないと身につかないからってね。

本田さんと僕は年齢的にも近いので、宿題に対するイメージは大体一緒だと思うんですけど、基本的に根性論で何とかなるような反復の宿題が多くて、自分で考えて行動するというよりも、強制されることが多いってイメージなんですよね。

僕も共感出来た理由の1つは、この問題って教育者の努力不足だと思うんですよ。もちろん普段の生活指導って部分とは別ですけど。

ただ宿題だけを考えたとしたら、事実は分からないけど、きっと教育委員会の意見や周りの学校に合わせて、最低これはしとかないとダメとかありそうですね。それで帳尻合わせてるのかなと思います。

ただ、宿題は無駄な反復練習しか出さない先生でも、普段の教育の面では自分のお父さんやお母さんと同じ感覚で接してくれる素敵な先生も沢山いるから、なんか複雑ですね。

「反復練習 = 精神強化は」後からでも遅くない、頭の柔らかいうちに「好きなことを見つけるキッカケ提供 = 想像力・自立心の強化」を鍛えるべき。

この意見にも賛同で、きっとこれからの時代は、今子供を持つ親世代の人が歩んでこなかった道を、自分の子供が歩んでいくことになると思います。

具体的に言えば、別に大学に行かなくても極端にプログラミングスキルが凄かったら大手企業に就職出来ることもあるだろうし、就職せずに高校生の段階から企業し始める子供も出てくるかもしれない。

「同じ宿題を嫌でも我慢してやれ」と全員が強制的にさせられた場合、大人になった時に個々が平均的な能力になるのを助長することになるし、今の時代で考えたら、そんな平均的な人材の中から自分の子が選ばれる確率は低くなるのは想像できますよね。

そう考えたら、宿題をしなければいけないって時間は、想像力と自立心の機会を奪ってることになります。

この想像力と自立心は、恵まれた日本で最も得るのが難しい能力だけど、これから先の未来に必ず必要になってくる能力だと僕は思ってます。

コロナ騒動から見えた、これからの未来に想像力や自立心を鍛える必要性。

想像力や自立心を鍛えてあげることが最善なのに、それが出来ないから安定の精神強化ばかりを行ってる教育ってのは間違ってると思うし、そんな学校に行かせたくないと思います。

自分で考えて行動する力の重要性は、今回のコロナで多くの人が気付いたんじゃないですかね。自宅で自粛ばかりでやることもないと嘆いている人は、確実にこの想像力と自立心が足りてない証拠ですよね。

これからの未来こういう状況はたくさん起こると思うし、そこで生き残っていけるような教育をすることが子供のためだって気付いてほしいですね。大人が自分の保守のために教育をしてたらダメですよ。

だからこそ、子供のうちから自分の好きなことを自分で見つけて、自分でチャレンジしようとする機会を与えてあげるべきだと思ってます。

そんな頭の柔らかい大切な時期を精神強化のための反復宿題に、嫌がってる子供まで巻き込んで強制するなって話ですね。

単に宿題してないからダメなんじゃなくて、宿題はしなくてもそれ以外に熱中出来ることを本気で取り組んでたら良いじゃないかってことです。

本田圭佑さんの伝え方と、それを受け取った人達の感じ方に起こったギャップ。

文字だけで見たら「宿題は嫌ならしなくても良い」ってだけなんで、もし子供が見たら「本田選手が宿題しなくて良いって言ったからやらない!」的な感じになったらどうしてくれんの?ってことを懸念してるんでしょうね。

本田さんの影響力でこの発言をすると良くないことがあるのも分かります。けど、冷静に考えたら「サッカー選手より子供に影響力を持ってない親って何?」って思います。

今回のこのツイートを見て、もし子供がそう言って来たら、自分はどういう対応が出来るのか考えた人はいますか?

そこに明確な答えを持てない人は、きっと想像力や自立心を上手く学べずに育った人なのかなと思います。

世界を見れば、しっかりとした教育を受けられず、明日を生きるために考えて行動する子供達がいます。そんな子達が恵まれた日本人と同じようにパソコンやスマホを扱う時代はすぐそこまで来てます。

そうなった時に、想像力や自立心がない子供達は戦っていけますか?

僕は自分で考えて企業し、フリーランスデザイナーとして5年目を迎えた中で、コロナ騒動でより想像力や自立心が重要だと感じました。5年前から僕が常に考えていた事は「自分だけの力でネット環境があればどこでも出来る仕事やその方法と条件は何か」という事です。

今でこそ当たり前の言葉になりましたは、その答えが当時は珍しかった「フリーランス」と言うことでした。

もう組織に守られて、そこに頼る時代は終わりました。

今回の件を僕なりに考えて、僕が将来の自分の子供に伝えたいなと思ったこと。

もし自分の子供が「サッカーで1番になりたい。」って言ってきたとしたら。

僕は全力でそれを応援しますし、それを強制で阻害しようとする教育は排除したいなって思います。

例えば「大事なサッカーの試合と、進学のための試験日が被った場合」どっちを選ぶかは子供に委ねます。それもひとつの自立心だと思うし、何より好きなことに対する熱量に敵うものはないと思うからですね。

もし僕の子供が「本田選手が宿題をしなくても良いって言ったから僕もやらない!」って言ってきたとしたら。

「宿題はしなくても良いよ。でもその代わり、宿題以外の自分の好きなことを先生に自慢出来るくらい本気でやろう。」

こんな風に言うかな。

いろんな伝え方はあると思うけど、僕は自分がサッカーを通じて想像力や自立心を学んだように、必ずしも今の学校教育だけで今の自分があるとは思っていない。だからこそ子供の熱量を尊重してあげたいかなって思います。

うちの親は学校休みたいって言っても怒らなかったし、やりたいって言ったことを尊重して叶えてくれてたなって思うと、改めて感謝を伝えたいなって思いました。

他にも学校や宿題を通じての教育では絶対に学ぶことが出来ないものも沢山あると言うこと。

お母さんが英語の先生で、小さな頃から外国人の人が家に来るのが当たり前って環境で育った方が僕の身近にいます。

そんな風に育ち大人になった今、人種や国境に隔たりのない道徳を持っている姿を僕は見ているんです。

僕はこれは勉強よりも大切なことだと思うんですけど、この感覚を学校で教えること出来ますか?

そんな風に考えたら、宿題を強制することって本当に無意味なことに感じてしまうですね。やりたい人はやれば良いし、熱中出来ないなら他にその熱量を使えば良い。

伝え方としてはズバッと言いすぎた部分はありますけど、僕はそんな本田さんの意見に賛成でした。皆さんはどうでしたか?

教育も難しいですが、未来を生きる子供達のため頑張れることを一緒に考えて、伝えていきましょう。

では、またね。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer