挑戦を成功させるための「宣言」とは。

挑戦すること(未だ実現していないこと)を「やります！」と宣言すると、【ビッグマウス】なんて言われたりすることがあります。

僕自身だけの話で言えば「やると言ったことは絶対にやる」って感覚で宣言するので、これは【ビッグマウス】ではなく【有言実行】のはずなんです。(絶対諦めないので)

が、世間一般では「宣言したは良いけど途中で諦める人(自然消滅する人)」が圧倒的に多いせいで、「最後までやり遂げる人」の宣言が【ビッグマウス】と呼ばれたりするんです。

一部の(失敗する)人がする「軽い宣言」のせいで、多くの「意思ある宣言」がバカにされてきたと思います。(成功してから「ずっと応援してたよ！」とか言ってくるパターンのやつ)

本来は「僕はこうなりたい！」と言えば、”賛同する人が共鳴してその挑戦を後押しすることで挑戦が成功しやすくなる“ということなんです。

人はそういう人がいると知らないと応援は出来ないので、自分から意思を宣言しないことには応援者も集まらないんです。

宣言することで成功に近づける理由。

人は宣言することで「周囲の目」を引きつけることが出来て、自分１人の挑戦をいわば「みんなの想い背負った挑戦」に変えることが出来ます。

なので本来は、宣言した人に対して「ビッグマウスだ！」と叩いたりするんじゃなくて、その人がその挑戦を成功するように応援することが大切なんです。

ただ現在では、【ビッグマウス】とバカにされていることに対しての「反骨心」が成長を促していたりするんですが、これが出来るのは精神力が強い人だけです。(キンコン西野さんとか、サッカーの本田圭佑選手とか)

要するに【ビッグマウス】は、ただデカい口を叩くということではなく、「俺頑張るから応援してね！」ってことなので「みんなの想いを背負う」ということになり、それが促進力につながるのが理想なんです。

挑戦が成功した、毎日ランニングから得られたもの。

僕が４年前に毎日ランニングをスタートした時、最初は自分でもここまで続くことだとは思ってもいませんでした。

最初は家族だけに「ちょっと今日から毎日走って来る」と、もちろん本気だったけど(いつまで続くか)自信なさげに伝え、とりあえず１ヶ月毎日続けることが出来ました。

その辺りから、少しずつ周囲の人に「俺毎日走ってるんやー」と、軽い感じで伝えるようになり、それが３ヶ月、半年、１年と続くようになってから、初めて公の場で「毎日ランニング」を宣言するようになりました。

僕は周りから【ビッグマウス】と言われることがあるんですが、実は誰よりも【現実主義者】なので、この挑戦を続けられるかどうかは自分が一番理解してるんです。

なので僕は「(計算した上で)無理な挑戦」を、ウソで「やれる！」ということは絶対にありません。

毎日ランニングは、実際に１年くらいやってみて「これからも出来る！」と思ったので、やっと宣言することが出来たんです。

宣言と行動の関係性を理解する。

意思の強い人は別なんですが、きっと多くの人は、先に宣言することで失敗を招くことが多いと思います。

マラソン大会で、スタートと同時にスタートダッシュを決めてすぐに息切れするパターンのように、「宣言にも準備が必要である」ということを理解する必要があります。

それが今回のタイトルの「挑戦を成功させる人は、言葉を口にする前に行動している。」という根拠で、実際に自分が挑戦する上で、それが可能かどうかをリアルに分析する必要があるんです。

これを分析するには「既に行動して得た経験」が必要なので、そこを勘違いしちゃダメなんです。

著名人やスポーツ選手の【ビッグマウス】と、それを【有言実行】に変えていく人達と、僕らが見えている(経験している)世界が違うのでそう見えるだけかもしれないのですが、彼らは自分の経験上「出来る！」と思ったことを宣言してるんです。(もちろん例外もある)

なので、僕のような凡人であればなおさら、挑戦を成功させるためには、人が知らない部分でいろんなシミュレーションを繰り返していて、その経験値を持って「やれる！」と宣言する必要があるんです。

「明日から新しいこと(一度もやったこのないこと)に挑戦します！」なんて根拠のない宣言は、ほぼ99%失敗すると思います。

“「宣言」と「行動」のタイミング“を勘違いしている人が多いので、挑戦をする上では気をつけたほうが良いよというお話でした。

一緒に頑張りましょう。

では、またね。