【学びのアンテナ】僕がランニングでバイクを追い抜く時。
どうも、コウタです。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動しています。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,300日(2020年7月現在)を突破しました。
外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっているダイエット効果バツグンの自宅トレーニングをまとめたのでチャレンジしてみてください。また、外に出て運動する方へ、これからの時期持っていると便利な「コスパ最強のランニンググッズ」を紹介したのでこちらも合わせてご覧ください。
コロナ第二波を懸念して、僕の住んでいる京都にも宴会や飲み会の開き方に対する「きょうと5ルール」なるものが発表され、その内容は…
- 2時間でお開き
- 大人数は避ける
- 深夜は控える
- ガイドライン順守店舗を使用
- 緊急連絡サービスアプリ『こことろ』を利用
加えて、飲食店でクラスター(感染者集団)が発生し、感染経路の追跡が困難な場合は、店舗名を公表する方針ということでした。
僕はこれをスマホアプリの「SmartNews」にピックアップされていた、京都新聞のニュース記事を目にしたことで知りました。
そして僕には、飲食店やバーを経営されているクライアントさんが複数いるので、「ガイドライン順守店舗の基準」と「緊急連絡サービスアプリ」に関しての詳細が書かれているページのリンクを送らせてもらいました。
「心配してくれてありがとうございます!もう全て導入に向けて動いてます!」という返事をくれるクライアントさんもいれば…
一方で「なんですかこれ?どうすればいいんでか?」と、質問してくるクライアントさんもいました。
この「きょうと5ルール」の中身を見れば分かる通り、飲食店にとっては致命的である「店舗名を公表」が入ってるんですね。
そんな大事なニュースを飲食店を経営する立場の人が、僕よりも先に知って当たり前だろうと思ったわけです。(むしろ今はガイドライン順守店舗に相当する対策は当たり前)
さて今回は、「学びのアンテナ」ということで、僕がランニングでバイクを追い抜く時に感じたお話をしたいと思います。
プロであるならば、その分野に必要な情報にアンテナを張っておく必要がある。
「きょうと5ルール」に書いてある…
- 2時間でお開き
- 大人数は避ける
- 深夜は控える
- ガイドライン順守店舗を使用
- 緊急連絡サービスアプリ『こことろ』を利用
これを受けて、飲食店がこれから守らなければならないことは…
- 最大2時間の時間制限を設ける
- 人数制限を設ける(大阪で言えば5人まで等)
- 深夜営業の禁止
- ガイドライン順守店舗の基準を満たす
- 緊急連絡サービスアプリ『こことろ』に店舗登録と入店時の対応(QRコードスキャン等)をする
ということだということは、飲食店を経営していない僕でも分かります。
これは要請であり、確実に守らなければならないわけではありません。
が、万が一コロナの感染者が出た時に「店舗名を公表」となる対象にならない為にはやる必要があるということです。
店舗名を公表された場合の、店舗に及ぼす影響は想像の通り「この店コロナ感染者出たらしいよ…」となり、最悪のネガティブ広告になるわけですね。(処刑宣告です)
ただでさえ、4月から何ヶ月もお店を閉めて、辛い思いをして来た経営者が「何故、未だにここにアンテナを張ってないか?」が、僕はすごく疑問でした。
その道のプロ(経営者)であるならば、最低でもその分野に必要な情報にアンテナを張っておく必要があるということです。
服飾業における「色の知識の欠損」は致命的であるということ。
僕はデザイナーとして、毎日「色」を使っているので、それなりに色の知識や感覚は持っているつもりです。
ひとまずこの画像をご覧ください。
この配色を見てどんな印象を受けましたか?
僕が感じたのは、黄色とピンクオレンジに関しては「まぁまぁ…」って感じで、白に関しては意味が分からないといった感じです。
この配色のカーテンが売ってたとしたら買いますか?(僕は買いません)
では、こっちだったらどうですか?
なんか、急に可愛くなってませんか?(といっても下の色を合わせただけ)
これならさっきまでカーテンを買わないって言ってた人も、どれか欲しくなった人もいるんじゃないでしょうか?
では、これだとどうですか?
下の色を少し明るくしただけで、全体的にポップで可愛らしい雰囲気が強くなりましたよね。
では、最後にこれならどうでしょう?
今度は下を少し暗くしてみました。全体的に大人っぽく高級感のある感じが強くなりました。
こんな風に、色の組み合わせには相性が存在するんです。今回の説明は、明と暗だけでしたが、色と色の組み合わせになるともっと複雑になって来ます。
で、色を毎日使っていると、色相表なんかを見なくても(大体勘で)分かるようになってくるんですね。(適当ということではない)
デザイナーの他に「色を使う仕事」には、美容関係(メイク・ヘアカラー)、料理人(盛り付け)、服飾業(アパレル)などがあります。
仕事ではなくても、誰でも服を着るときに(モデルさんの真似をしたりして)色を選んでることから、この色の相性を感覚的に気付いている一般の方が、このネット社会の中で、かなり増えているということです。
そんな中、専門的な分野(プロ)である、メイクさんや服飾業の人達に「色の知識」がないのは、そのサービスとしては”致命的”ですよね。
配色センスの悪いメイクやコーディネートをするメイクさんを使わないし、配色センスのない服を作るアパレルで服を買おうとは思わない。
クオリティ(品質)が均衡している中で、この”色の選択”は絶対に間違ってはいけない要素の1つで、これを間違ってしまった時点で負けが確定します。
なので、色を使う仕事の人達は、絶対に色に対してアンテナを張る必要があるんです。
「自分に似合う色を知りたい」「色の知識を深めたい」という方に…
パーソナルカラー診断をはじめ、色に関しての素晴らしいサービスを提供されている「株式会社ic プロデュース」をご紹介します。京都・東京・大阪(9月オープン予定)にサロン展開されてます。
興味ある方はぜひ一度ご覧ください。僕が自信を持ってオススメします。
会社HP : http://ic-produce.com/
パーソナルカラーサロン : https://ic-produce.com/ic-light/
僕がランニングでバイクを追い抜く時。
ここからは学びのアンテナとは直接関係ないんですが、感覚的なお話をさせて頂きます。
僕、毎日大体5kmくらいランニングをしてるんですが、片道約2.5kmくらいの信号がいくつかある直線のコースを走るんですね。
そこでたまに、バイクに追い越されることがあって、僕は負けず嫌いなので、出来るだけバイクに近づけるように追いかけるんです。
そうすると、タイミング悪く信号に引っかかったバイクに追いついて、また同じ位置からスタートして追い抜かれて、バイクはまたタイミング悪く信号に引っかかって…
みたいな感じで、2.5km先のゴール地点に、僕がバイクより先に着いたことがあったんです。(僕の走るスピードは大体自転車を軽くこいだくらいだと思う)
「だから何?」って話なんですけど、これってウサギと亀じゃないけど、努力の構図だなと思ったんですね。
今回は信号のタイミングのお陰で偶然に勝てた。けど正直、勝てるはずないんですよ、バイクに。
でも、絶対バイクっていつかガソリンが切れるじゃないですが。そしたらその人はバイクを捨てて走るのか、バイクを押して歩くのか。
どうなったとしても、普段から走り続けてる僕がきっと、その人を追い抜く日が来ると感じたんですね。
いや、意味分かんないよって思う方も多いと思うんですが、これは僕が感じた努力の感覚です。
タイミングが悪ければ、その資金力(バイク)を持ってしても、生身の人間に負けることがあるってことです。
ただ、勝つためには、生身だろうが走り続けることが必要です。止まってはいけないんです。
アンテナを張り続けることもきっと、そういう努力の1つだと僕は思いました。
だからこそ、自分にとって「必要な努力は何か?」をしっかりと見定めて、そこに向かって走り続けることが大切だと感じました。
電卓がある時代に、そろばんを本気で勉強するのは「そろばんを使ってエンターテインメントをする人」くらいです。
そこをしっかりと見極められるよう、一緒に頑張りましょう。
では、またね。