「KEISUKE HONDA CAFE SURVIVE / VS Jリーグチェアマン」を見て感じた、今の時代の人材に必要なこと。【リバウンドメンタリティとは】
どうも、コウタです。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動しています。2016年から禁煙をキッカケに始めたランニングは2020年3月で1,400日を突破しました。(※現在は外出自粛の影響で自粛中です。)
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先日「Amazon Prime Video」で「KEISUKE HONDA CAFE SURVIVE / VS Jリーグチェアマン」を見ました。
最近買った物の中でズバ抜けて良かった、生活を快適にしてくれた「Fire TV Stick – Alexa対応音声認識リモコン付属」はコスパ最高なんでかなりオススメです。一応紹介しときます。
話は逸れましたが、第一回の対談者は、元リクルートエージェント代表取締役社長で現Jリーグチェアマンの村井 満さん。
まず、本田圭佑さんの「今日は沢山の質問をしたいから、そのハングリー精神を保つために、シーズン中絶対に欠かすことのない朝食を抜いて来た。」という「本田らしい言葉」から始まった。
プロスポーツ経験のない村井さんですが、元リクルートという来歴から「人材把握能力のプロフェッショナル」としてのノウハウで、日本サッカーへの貢献を目指しておられます。
そこで出てきた村井さんの「リバウンドメンタリティ」という言葉に感銘を受けました。
今回は「リバウンドメンタリティとは」ということで、「KEISUKE HONDA CAFE SURVIVE / VS Jリーグチェアマン」を見て感じた、これからの時代の人材に必要なことについてお話ししたいと思います。
Index
KEISUKE HONDA CAFE SURVIVE / VS Jリーグチェアマンを見て感じた、今の時代の人材に必要なこと。
まず最初に、前に立つ人は最も誰よりも謙虚であることの大切さを村井さんの話し方や人柄から感じました。
プロスポーツ経験のない村井さんだからこそ出来る、経営者としてのビジネス知識、新たなスポンサー誘致(有名なのはDAZNとの契約)、そして元リクルートという経験を活かした新しい切り口でのアクション。
そこに選手たちに対する思いやり(オフシーズンのスケジュール管理)とかが入れば、「サッカーリーグを指揮するのに、サッカーでの経歴は全く重要ではない」ってことが分かりました。
多くの献身的で画期的な行動がメディアに「座らぬチェアマン」と言わしめた理由だと思いました。
「主張力」と「傾聴力」相反する能力の高さが未来を切り開く。
村井さんは、クルートのノウハウを利用し、2005年にJリーグに入会した116人(本田圭佑選手の年代)に対して人材調査を行ないました。
内容は、監督、コーチ、クラブ関係者、過去の指導者にアンケート調査を実施し「今現在日本代表を牽引するプロサッカー選手と、それ以外の選手との違いはなんですか?」という質問をしたんです。面白いですね。
当時、日本代表のまさに中心であった本田圭佑選手や岡崎慎司選手は、決して「サッカーが上手い選手ではなかった」という答えが多かった。さらに入会時の選手能力には大きな差はなかったというデータも出たそうです。
入会時にも差はほとんどなく、「サッカーが特に上手くない選手が日本代表?」というのは面白いデータですよね。
ただ、本田選手や岡崎選手には「ズバ抜けて他の選手を圧倒するある共通点」があったんですね。
それが「傾聴力」と「主張力」です。
「傾聴力」とは、まさに「謙虚に人の話に耳を傾けられる能力」で、「主張力」は「自分の信念を持ち行動出来る能力」で、この真逆のような能力がそれぞれ高かったという結果になりました。
「サッカーはミスの連続のスポーツ」で、一瞬の出来事で選手生命が終わってしまうような場面もあり、心が折れる連続の「理不尽なスポーツ」であるわけですね。
村井さん曰く、それに打ち勝つために「リバウンドメンタリティ」が重要で、これを形成してるのが「傾聴力」と「主張力」であるということでした。
失敗の方が成功より圧倒的に多い世界で「リバウンドメンタリティ」がなければ、まず生き抜いていくことが出来ないという話は、僕らの生きている社会でも当てはまることだと思いました。
いくら失敗しても、また謙虚に人の話に耳を傾け、自分の信念を持って行動するそんな人材が必要なんだと思いました。
自分の力を持って道を切り開く「オーナーシップ」という能力の重要性。
日本がコートジボワールにW杯で逆転負けを喫した時、村井さんは現地にいたそうで。この試合を客観的に「どうしてだろう?」と考えたそうです。
ベルギーの会社が行ってる、ドイツサッカーリーグ「ブンデスリーガ」全クラブを対象に、約400項目の調査によってクラブをランク付けし、その結果をもとにリーグのお金を配分するシステムがあるみたいなんですね。
その全く同じシステムを日本に導入して、調査を行なった時に大きな差が出たのが「オーナーシップ」という能力だったそうです。
日本は20%程度なのに対し、ドイツではこの数値が80%を超えていたんですね。
「オーナーシップ」とは、選手個人が状況に応じて「コーチや指導者に対して自ら練習を提案し、その練習を行なった時間」を元に計測されたデータだそうで、これを培うことで生まれるのが「個人が状況を把握し、それを打破する能力」ですね。
危機的な状況で指揮官からの声が届かなくなった時に、選手個人が考えて行動出来るこの能力は、僕らの社会でも必須の能力になってくると思います。
会社で上司からの指示を待つんじゃなく「自分で提案し、自分で行動する」そういう生産性のある考え方は、これからの未来に自分を支える大きな柱になると思います。
一番上に立つ人が「一番考え一番動くという理想」を現実に変える必要がある。
コロナさんのお陰で、良くも悪くも露呈してしまった「不要な人間」
昔のような能力の乏しい人間達の年功序列では突破出来ない問題が、これから数多く生まれてくると思います。これは最新システム進化のスピードや、AI導入などを考えれば避けられないと思います。
だからこそ、自分が組織の中で「唯一無二」になる必要があるし、その為には一番になるという強い気持ちを持って努力する必要があるってことですね。
そして、それを示すことの出来るリーダーは、もちろん「一番考え一番動く」という背中を持って示し続ける必要がある。
「リスペクト」出来る人の元で「謙虚に人の話に耳を傾け自分の信念を持ち行動する」そんな環境が、これからの時代を生き抜くための人材を育成してくれるんだと思います。
もちろん僕らのようなフリーランスでも「傾聴力・主張力・オーナーシップ」を鍛えることは出来ます。それを可能にするのは「ハングリー精神」です。
どんな時もハングリー精神を持って、これからも一緒に頑張りましょう。
では、またね。