僕らのリーダーは僕らが決める。新型コロナに対する政策で全国に光を放った「吉村大阪府知事」に見えた未来への希望とこれからのリーダー像。
どうも、コウタです。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動しています。2016年から禁煙をキッカケに始めたランニングは2020年3月で1,400日を突破しました。(※現在は外出自粛の影響で自粛中です。)
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毎日のように新型コロナウィルスのニュースばっかりで滅入ってた時、京都府のお隣り大阪府で一気に輝きを放った吉村大阪府知事。僕は知事のことをTwitterで知った。
これまで選挙に行ったことのない僕に、政治に興味を持たざるを得ない衝撃をくらった。
政治家のイメージは、命を懸けて国民のために行動してる人なんて圧倒的に少なくて、国会中継なんか見ててもダラダラとつまらないし、挙げ句の果てには寝てる奴もいる。税金泥棒、そんなイメージしかなかった。
負のイメージの強さから、「こんなことに時間を使っても仕方ない。」と心のどこかで自分の義務を放棄してたのかもしれない。
そんなある日「本日の陽性疑い検査数は〇〇件、陽性者は〇〇名…」と、1日の報告を発信する知事のツイートを見かけた。
本日の陽性疑い検査数は446件、陽性者数は6名、陽性率は1.3%、陽性者の内、感染源不明は2名でした。
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) May 12, 2020
大阪モデルの数値は(カッコは解除基準値)、感染源不明者の前週増加比0.56(–)、感染源不明者数3.43人(10人未満)、陽性率2.0%(7%未満)、重症病床使用率26.1%(60%未満)です。https://t.co/ctdjcFn5Zq
「真面目だなぁ」と気になって遡ってみれば、毎日この細かなデータを発信し続けているだけでなく、大阪を中心に日本を危機から救おうという気迫ある行動の数々に感銘を受けた。
こんな素晴らしいリーダーがいることを羨ましく思うと同時に、僕自身も自分のリーダーは自分で選ばないといけないと心から思った。
今回は、「吉村大阪府知事に見えた未来への希望とこれからのリーダー像」ということについて、知事の行動をもとに僕が感じたことをお話ししたいと思います。
Index
新型コロナウィルスに対する政策で、全国に光を放った「吉村大阪府知事」に見えた未来への希望とこれからのリーダー像。
会見映像で見ると、大阪府知事らしい大阪弁での会話が、僕ら関西人にとってはどこか親しみやすい。下品に聞こえる人もいるかもしれないけど、寄り添うという意味では少し砕けてた部分があってちょうどいい。
その反面、ズバッと言う時の目は力強く、どんな逆境にも屈しないメンタルは府民への純粋な想いと、それを貫く自分の信念を持っているからだと思う。
決してそこに煩悩が感じられない。僕はそういう印象を受けた。
だから、この人に多くの方が共感し、政策に賛同し、それに自己犠牲を払ったとしても協力を惜しむことがないのだと思った。
Twitterに寄せられる心配の声。対策奔走の吉村大阪府知事気遣うツイート相次ぐ。受け継がれた橋下元大阪府知事イズム。
「政治家は使い捨てでいい」
#吉村寝ろ 対策奔走の吉村大阪府知事気遣うツイート相次ぐ
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) April 11, 2020
→ちゃんと寝てます。しんどいのは府民、国民の皆様の方です。橋下さんの言葉を借りれば、政治家は使い捨てでいいんです。この先、さらに厳しい状況になるかもしれませんが、国難を一致団結して乗り越えましょう。 https://t.co/X2MqLCGVOO
この言葉に全てが凝縮されている気がした。
そしてそんな言葉は多くの人の心を打ち、新型コロナ対策で毎日奔走する知事に対して、身体を心配する声が相次いだ。僕はこんなに応援される政治家がいるんだと驚いた。
僕は京都に住んでいながら、大阪府の頑張りに沢山の勇気をもらった。
国が守ってくれないなら、最後は自分の力で守り抜くという強い姿勢。
大阪府は国や東京都と違い、圧倒的な財政力の差がある。補助金として府民が希望する、国や東京都のような政策は出来ないということを、はじめに全て包み隠さず府民へ伝えた。
でも出来ることは全力でやっていく。
その姿勢が見える大阪にも出来る細やかな政策の数々は、多くの人の心を動かした。
そんな思いはすぐに伝わり、全国のどこよりも多いホテル事業からの病床提供協力があり、どこよりも早くホテルでの隔離治療を実現した。さらに医療従事者が無償で使えるホテルも確保し、最前線で戦う人たちへのフォローも忘れなかった。
他に、在宅ワーク者へのフォローとして、デリバリー料金を一部負担する連携を早期に対応したり、医療施設で不足する医療物資の確保を孫正義さんとTwitter上で素早いやり取りをしたり、メディアを問わない柔軟な対応は素晴らしいという言葉以外なかった。
国が守らないなら僕が守る。
知事の行動からはそんな強い思いが感じられた。
府民の不安を理解し、どこよりも早く行動。「大阪モデル」を日本全国へ発信。期待される大阪発のコロナワクチン開発。
緊急を要する選択を迫られる中で、出来る行動は早い方が良い。
新型コロナにだけ目を向けるのではなく、それによって生じている「経済活動の停止」に対して、大阪独自の「大阪モデル」を提唱。国と連携しながらと前置きをした上で、国を圧倒するスピード感での政策に、確実に日本の政治を動かしている一人だと言える。
大阪モデルの該当数値を毎日府のHPで公表し、どの位の危険度にあるか、オープンにする。さらに、基準内なら緑色、警戒レベルになれば黄色、危険レベルは赤色で、大阪城公園や万博公園(太陽の塔)、通天閣(依頼予定)をライトアップし、府民が危険度を一目で分かるようにする。 https://t.co/Mk7OM4ucug
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) May 5, 2020
それにすかさず協力する各地域のランドマーク。知事の人望の厚さが伺える時だった。
ワクチンや有効な治療薬が出てくるまでの間、NYや欧米のような医療崩壊を防ぎつつ、ウイルスと共存する道を模索しないといけない。出口戦略だけでなく、第二波、第三波がきた時の再入口基準を数値で明確に定めると共に、赤、黄、緑で徹底的な「見える化」を図る。 https://t.co/EKCJgXHqXV
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) May 11, 2020
期待される大阪府発の新型コロナワクチン開発。
さらに大阪府は「大阪モデル」だけではなく、新型コロナワクチン開発も進めており、世界でも最速に近い実現に向けて取り組んでいる。
大阪府が実現を目指す新型コロナワクチンは、従来の5ヶ月~8ヶ月での開発期間を要するワクチンではなく、DNAワクチンというもので約20日間ほどでの開発が見込めるという。
国の支援を得ながら、大阪で府市、阪大市大、府市病院が連携し、コロナワクチン等の実現に向けた協定を4月に締結、縦割りを超え、実現に向けて動いている。実際、7月から医療従事者を対象にした人へのワクチン投与(治験)を開始する。ワクチンができれば戦い方が大きく変わる。 https://t.co/nHl0Nhxirt
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) May 11, 2020
「彼が凄い人間だということは、僕が一番知っている。」
と、元大阪府知事の橋下徹さんに言わせるほど、昔から有望視されていた人材。
そんな人材だからこそ、昔から多くの人との衝突は避けられなかったという。
正しいと思うことは曲げずに伝え信念を貫く。間違った部分があればすぐに謝ることも出来る。
「大阪モデル」を作る上で、西村大臣との意見の衝突がTwitter上で起こった。がしかし、自分の意見を伝えた上ですぐに謝罪した。
くだらない謝罪会見ばかり見ていた僕にとって、政治家の人がこんなにも前向きに力強く謝罪をすることに感銘を受けた。
立場関係なく、間違ったことに対してすぐに謝罪を述べられるリーダーを格好いいと感じた。
西村大臣、仰るとおり、休業要請の解除は知事権限です。休業要請の解除基準を国に示して欲しいという思いも意図もありません。ただ、緊急事態宣言(基本的対処方針含む)が全ての土台なので、延長するなら出口戦略も示して頂きたかったという思いです。今後は発信を気をつけます。ご迷惑おかけしました。 https://t.co/IiF5iECsob
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) May 6, 2020
コロナにおける一連の動きの中で、知事の立ち回りは本当に素晴らしいと思うし、全国から総理大臣になってほしいと切望される風潮があるのもうなずける。
僕だってこんな人がリーダーなら、国に対してもっと献身的な人生を過ごそうと思えたと思う。
命懸けの人間にしか、人は命懸けになれない。
京都に住んでいて、京都の政治家の名前なんて誰一人言えないし。コロナ騒動の中で、吉村知事のように光を感じる人が出てきたわけでもない。そんな状況を恥ずかしいと思った。
僕らのリーダーは僕らが決める。
必ず守ってくれると信じることが出来る強いリーダーを、僕ら自身が選ぶために、僕らはもっと知らなければならない。コロナが与えてくれた1つの課題として、これからの人生に生かしたいと思いました。
一緒に頑張りましょう。
では、またね。