ノートやリップクリームを最後まで使い切る人から見る物を大切にするコツ。数ページ書いて使わなくなった綺麗なノートを買うことが出来ない人がいる。【その資源は無限じゃない】
本ブログではアフィリエイト広告を利用している可能性があります。
2675 1455

ノートやリップクリームを最後まで使い切る人から見る、物を大切にするコツ。数ページ書いて使わなくなった綺麗なノートを買うことが出来ない人がいる。【その資源は無限じゃない】

2020.05.29
2020.05.27

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動しています。2016年から禁煙をキッカケに始めたランニングは20203月で1,400日を突破しました。(※現在は外出自粛の影響で自粛中です。)

外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっている自宅トレーニングを以下の記事にまとめましたので良ければチャレンジしてみてください。

【自宅で出来る】在宅ワーカーお勧めの自宅で出来る運動不足解消・ストレス発散・脂肪燃焼トレーニング on Youtube【外出自粛/#StayHome】

先日、仕事用のメモやデザインのラフ案などを書いていたノートを使いきりました。

実際に使い切ったノート。

今回使い切ったノートはイレギュラーの頂きもので、普段使ってるものではありません。

少し前は数年間、真っ白のA4のコピー用紙をメモ帳にしてたんですが、最近は昔のスタイルに戻してノートを使うようにしてました。

最後までキッチリと使い切るのはこれで3冊目で、昔使ってたのと同じノートを新しく買いに行きました。

最近はアプリやツールが便利になって、手書きのノートが必要なくなった人も多いと思うんですが、僕はやっぱり手書きの方がやりやすい感じですね。タスク管理だけじゃなく、簡単なイラストを描いたりとかもするんで職業柄かな?

僕も昔から「最後まで使い切る」ってことが出来た訳じゃなかったですが、デザイナーとして仕事をし始めた時に購入したノートからは全て使い切れるようになりました。

今回は「その資源は無限じゃない」ということで、ノートやリップクリームを最後まで使い切る人から見る「物を大切にするコツ」についてお話ししたいと思います。

スポンサードサーチ
スポンサードサーチ

その資源は無限じゃない。ノートやリップクリームを最後まで使い切る人から見る物を大切にするコツ。

ノートやリップクリームって使うために買ったのにも関わらず、使われなくなったり、捨てられたりするって本末転倒じゃないですか?

ただリップクリームに関しては、かなり無くしやすいのは「あるある」です。何故かなくなるんですアイツ。

でもどうしてこういうことが起こるんだろうって考えた訳なんです。

きっと「思い入れが薄い」か「使うために買ってない」ってことなんだと思いますね。

大概の人は「買う物を選んでる瞬間」や「新しい物を初めて使う瞬間」で満足が頂点に達してるんだと思います。

新しい消しゴムの角が尖ってる時の優越感といえばないですからね。

でも、物を大切にする人からすれば「買うだけ」「最初だけ」は物に対しての思いやりがなくて、寂しい気持ちになってしまいます。

人は感情のないものに対して、感情を持ちづらい生き物なのかもしれない。

「こんにちわ」って言えば、「こんにちわ」って返してきたロボットに対して「感情があるのかも?」って少し喜びを感じたことはありませんか?

反応が返ってくるものに対しては、そういう瞬間がある反面、人って感情のないものに対して感情を入れるのが難しい生き物なのかもしれないと思いました。

もちろん物には感情がないし、話すこともないし、自分とのストーリーもない。

でも僕は「感情やストーリーを物に対して与えてあげるのが所有者の責任」だと思うんです。

物って一方的に所有者を満足させるためだけのものじゃなくて、それを手にした人が、その物と共に時間を過ごしてこそ、初めて輝くんだと思います。

あなたが1、2ページ書いて使わなくなった綺麗なノートを、買うことすら出来ない人がいる。

貧困とかを盾にして情に語りかけるのは好きなことじゃないんですけど、事実世界中にはノートを使って勉強が出来ない子供達はまだ沢山います。

実際自分も「家族男4人で食費月1万円」っていうそこそこ貧乏を経験して、ご飯をお腹いっぱい食べられるって喜びを感じました。

ノートだけに限らず、僕が全てのものに対して、粗末に扱うことが理解できないのはこういう部分にあります。

余るほど買う必要はないし、買うことで満足するなら見るだけでいい。もし買ってしまったなら、最後まで責任を持って使い切ること。

そこに特別な感情がなくても、物に対して僕たちが出来ることはそういうことだと思います。

物を大切にするにはフェイス(品数)を増やさないことが大切。

ノートだけに限らず、人って自分で使い切れる量っていうのがある程度決まってるじゃないですか?

災害時や緊急時用に多少のストックは必要だと思うんです。でも、そういうもの以外の物で、自分のキャパオーバーする量を所有しても、それらは全く意味を持ってないんですよね。

たくさん持ってたって全部を愛せないし、愛そうと思ったって大変なだけなんですよ。

例えば靴を30足持ってたとして、1日に1足をローテーションで履いたとしても、1つの靴って年間たった12回しか履いてもらえないんですよ?

その靴がもし12,000円の靴だとしたら、靴を履くのに掛買った費用は1回1,000円って考えたらゾッとします…。逆に30,000円の靴だったとしても、1ヶ月毎日履けば1回の費用は300円ってことなんで、自分にとっても靴にとってもWin-Winに感じます。

物は使ってあげることで存在が生まれます。だからこそ自分の許容をオーバーする所有は控えて、しっかり物と向き合って使っていける状況を作るのが大切かなって思います。

最初の物選びが最重要。自分に合ったものを見極める。

それこそ「カッコいい」「可愛い」ってだけで選んだら大概失敗しますよね。

僕がノート選びの時に出した条件は「文字だけじゃないから白紙がいい」「なぐり書きのように適当に書ける」「ブックカバーは不要で綺麗に扱う必要はない」「持ち運び便利でコンパクト」って感じでした。

なのでシンプルに「白紙」「安い」「コンパクト」を探した訳です。で、気持ち的には「作品を書くように綺麗に使おうとは思わずに、いかに情報を書き留めるかにフォーカス」する様にしました。それもこれも僕は貧乏性がひどいんで、書ければいいなという部分が強かったです。

なんか「今年のノートはこれだ」って感じで、何千円、何万円もするノート買ったりする人いますけど、僕はそういうことしちゃうと恐縮して、やたら綺麗に使っちゃおうとして、結果何も書けなくなるってパターンに陥ります。

僕みたいな貧乏性の人は、あんまり見た目とか気にし過ぎずに多少雑に使えるような感じの物の方が合ってるのかもしれないですね。

僕がデザイナーになってから愛用する仕事用メモノート。

今回使い切ったノートはイレギュラーで頂いたものだったんですが、僕がデザイナーになってからはずっと同じものを使ってます。

今回はそのノートご紹介したいと思います。

A5Wリングクラフト表紙ノート80枚 – 110円(税込) / ダイソー

A5Wリングクラフト表紙ノート80枚 - 110円(税込) / ダイソー
A5サイズなので結構コンパクトです。

シンプルに「白紙」「安い」「コンパクト」を追求した結果このノートが最強という答えに至りました。

開くとこんな感じ。

イラストも文字も自由に書けるのでめっちゃ便利です。

もう使い方は無限で、メモに使っても良いし、なぐり書きやラフ案をスケッチするのにも良い、高いものじゃないから雑に使ったって良い、不要な部分は最悪ちぎれば良い。

大切に使わない訳じゃなくて、良い感じの距離感で受け止めてくれる頼れる相棒って感じですね。

物を大切にすることで得られる幸福感と達成感。

例えば、大切な服をクリーニングに持って行ったり、お気に入りの靴を磨いたり、自分の身の回りの物を綺麗にすると幸せな気持ちになりますよね。

消耗品にとっては使ってもらうことがまさにそれと同じで、使い切れた時はすごい達成感がありますよね。

物に溢れた時代だからこそ、物の大切に気付きにくいこともあると思いますが、自分のお気に入りは大切に使ってあげてもらえたらと思います。

皆さんがずっと大切にしている、お気に入りの物があればまた教えてください。

では、またね。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer