禁煙グッズや薬を使わずに禁煙4年目を迎えた僕が、タバコを止めたい喫煙者に今伝えたいこと。【禁煙で人生が劇的に変わった】
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禁煙グッズや薬を使わずに禁煙4年目を迎えた僕が、タバコを止めたい喫煙者に今伝えたいこと。【禁煙で人生が劇的に変わった】

2020.05.29
2018.08.07

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動しています。2016年から禁煙をキッカケに始めたランニングは20203月で1,400日を突破しました。(※現在は外出自粛の影響で自粛中です。)

外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっている自宅トレーニングを以下の記事にまとめましたので良ければチャレンジしてみてください。また、そろそろ外に出て運動するぞって方へ「コスパ最強のランニンググッズ」を紹介したので、そちらも合わせてご覧ください。

【自宅で出来る】在宅ワーカーお勧めの自宅で出来る運動不足解消・ストレス発散・脂肪燃焼トレーニング on Youtube【外出自粛/#StayHome

毎日ランニング歴4年の僕も愛用。買って損はしないランニングを快適に楽しくするおすすめグッズ紹介。日常使いも出来る。【コスパ最高のランニンググッズ】

新型コロナウィルスの重症化の要因に「喫煙者または過去に喫煙経験のある方」っていう項目があって、ゾッとした方や、これを機に「タバコを止めよう」って思った人多いんじゃないですか?

実は僕、約4年前に禁煙に成功したんですね。

もう時効だと思うんで言っちゃうんですけど、大体19歳くらいから約9年くらい吸い続けてました。量にすると1日1箱って感じだったんで、喫煙者の中でいえば普通かちょっと多いくらいになるのかな?

でまぁ「あること(後ほど)」がキッカケで禁煙に至ったんですが、その前にも2回くらい試みて失敗してたんですね。1回目で成功した訳じゃなくてもちろん失敗もあったんです。

今回は「禁煙で人生が劇的に変わった」ということで、禁煙グッズや薬を使わずに禁煙4年目を迎えた僕が、タバコを止めたい喫煙者に今伝えたいことについてお話ししたいと思います。

この記事が多くの方のタバコを止めるキッカケとなれば嬉しいです。

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禁煙グッズや薬を使わずに禁煙4年目を迎えた僕が感じた「禁煙は人生を豊かにする」という事実。

僕はタバコソムリエみたいな愛煙家って感じではなかったんですが、約9年間毎日1箱のタバコを吸って生活してました。朝起きてすぐ一服、ご飯食べたら一服、お酒飲んだら一服。よくあるパターンです。

吸い始めたキッカケは、完全に若気の至りですね。当時、家庭の事情などもあり夜中に家を出て1箱10本入りのショートホープを買ったのを覚えてます。今思えばダサいですけど、少しグレた自分が格好良いと思った瞬間でした。

そこからの数年でタバコに対する状況がどんどん変わっていって、値段も1箱300円のやつが最終的に450円くらいまで上がって、2箱買う度に1箱オマケって価格になった時に「そろそろ止めないと」って思うようになりました。

で、何度か禁煙にチャレンジしたんですが「3日目にやってくる最強の禁断症状(極度のストレスでえ手が震え冷や汗が出る感じ)」にやられて断念することになりました。 

喫煙に対する考え方からみる、禁煙が失敗した理由。

禁煙を成功させるためには、失敗した理由をまずは明確にしないといけないですよね。

いざ禁煙するってなったは良いものの、そもそも僕が「タバコに対する自分の考え方」はこんな感じでした。

マナーを守った喫煙は誰にも迷惑を掛けていない。

喫煙所や決められた場所でタバコは吸う。絶対にポイ捨てはしない。そして必ず携帯灰皿を常備する。

それに加え、タバコを吸わない周りの人達の気遣いや配慮を忘れないようにしてたし、マナーをしっかり守ってれば「誰にも迷惑をかけてない」と思ってました。

もう今ではほとんどの飲食店が全面禁煙になったり、喫煙所が設けられてない施設があったりもしますよね。僕が禁煙した頃よりもさらに規制は厳しくなってる中で、そもそも喫煙をすることすら難しい状況になってます。

逆にマナー守ってる人はどんな感じで喫煙してるのか気になります。

税金を人より多く払っているという謎の優越感。

ご存知の通り、タバコのほとんどが税金なんですよ。

タバコが売れれば売れるほど国が儲かるんです。なのに禁煙を推進する政策をしたりもしてて、税収を多くしたいのか、高くしてタバコを止めさせたいのかよく分からない状況です。

それくらい高い税金を他の人より「命を削って多くの税金を払ってるんだ」という謎の優越感があったのも事実でしたね。今思えば止めれないからの言い訳でした。

一切の贅沢をしない自分にとって、タバコは唯一の嗜好品だった。

僕はタバコ以外に全く贅沢をしない人で「服も買わない」「外食もしない」「お酒も人と月1程度」。合コンや風俗などの遊びすらも一切したことなかったんですね。

自分にとってタバコは「唯一の嗜好品」でした。

そんな中で「なんで唯一の贅沢を止めて、禁煙しないといけないの?」って思いを強く持ってたんだと思います。

こんな考えを持ってたら止められる訳がないですよね。

僕が実際に試して失敗した禁煙方法。

世の中に溢れてる禁煙方法の中で、よく「絶対禁煙出来る!」とかうたって宣伝してる禁煙グッズとかサプリとかありますよね。そんな甘い話は絶対にないんですよ。

みんな心の奥で「止めれるもんなら止めたい」って思ってるわけで、どうせなら楽して止めたいって気持ちを商売にするのはどうかと思いますね。

僕は一切そういったものを使わずに止めましたが、中でも失敗したものをいくつか紹介します。

タバコ、ライター、灰皿などの喫煙具を全て処分する。

これ禁煙を始める人がまず最初にやる行動ですよね?吸いたくても吸えない状況を作るっていうことですけど、今の時代は5分もあればタバコ買いに行けちゃう訳ですよ。

だから結局、手元にタバコがなければ成功って訳ではなく、僕の場合はそれによって「より強くタバコを意識してしまって余計にストレスを感じた」のが原因で失敗しました。

タバコを買える場所、タバコを連想しやすい喫煙所の近くや居酒屋などを出来る限り避ける。

タバコ吸ってる人からしたら、喫煙所見つけたら「ラッキー」って感じで行っちゃうと思うんですね。だからこういう場所を極力避けて通れば良いってだけなんですけど、絶対に無理です。

コンビニに入ったらレジの後ろに山積みにされたタバコは目に入りますし、生活に必要不可欠の場所でタバコを目にしないことはないので、これを実現させるのは山に籠って自給自足の生活をしないと無理でした。

コーヒーやお酒など、タバコと一緒のタイミングで楽しんでたものを控える。

コーヒーやお酒を飲んだ時って、不思議とタバコって感じになりますよね。だからそれを止めたらタバコを意識する機会が減るって思うのは自然ですけど、これも絶対ダメです。

人間2つ以上の欲を一気に抑えるのはかなりキツい至難の業です。

コーヒーやお酒も我慢。加えてタバコも我慢ってなったら精神崩壊するんで、タバコを止めるまでに他のことまで我慢するのはやめたほうがいいですね

成功に繋がった禁煙を始めることになったきっかけ。

皆んなキッカケがあればやめれると思うんですけど、なかなか重い腰を上げるキッカケになることってないですよね。

僕も家族や友達から何度も口うるさく「禁煙しろ」と言われ続けても一切何も感じなかったです。そんな中で僕が禁煙を始めたキッカケになった出来事についてお話しします。

アルコール中毒者に、酔った勢いで「タバコを辞めろ」と言われた。

これは今でも思い出せば腹が立ちます(笑)

とある飲みの席で、もうすでに結構お酒が入ってたのか、目の焦点も合ってなくて、手や口元が小刻みに震えていた知人に「タバコ臭い」と絡んでこられたんですね。

その知人ほんとに酒癖が悪くて、飲みの席では毎回のように店員さんに執拗に絡み、周囲にも大きな声で罵声を浴びせたり、場所も気にせずに寝てなかなか起きなかったり、お酒飲むとかなり面倒くさい人だったんです。

僕は結構負けず嫌いなんで「こんなヤツから何も文句を言われることのない人間になりたい」と、その時強く思いました。僕を突き動かした成功に繋がる禁煙のキッカケは強い反骨心でしたね。

自分が強くなって「コイツを黙らしてやろうと」決意した瞬間から禁煙が始まりました。

僕が禁煙に成功した時に効果的だと感じた禁煙方法。

そんな中でもやっぱり禁煙は辛い訳で、僕が禁煙を成功させた中で試した実際に効果的だったことをいくつか紹介します。

喫煙してたタイミングに合わせてアメやガムを食べる。

禁煙中はとにかく口が寂しい。

でもこれを我慢しようとしたって絶対に逆効果なんで、喫煙開始~10日くらいの間は、一切この症状を我慢せずにアメやガムを口に入れるようにしてました。僕の場合はミントとかじゃなくて糖分の含んだ甘いアメの方が満足感を得られました。

ちょっと食い過ぎじゃない?って思うくらい食べても、結果的にやめれるなら許容しましょう。

ファストフードや清涼炭酸飲料などでも「食べたい飲みたい」は絶対に我慢しない。

禁煙中、普段はほとんど食べなかったファストフードのフライドポテトや、清涼炭酸飲料(特にコーラ)を欲することが多くありました。

外食すらほとんどしない僕が、どうしても耐えられずファストフード店に駆け込むことも多々あり、自分でも驚いたことのひとつでしたね。

これもアメやガムと同様で、喫煙開始~10日だけは体重など余計なことは考えずに、「食べたい飲みたい」を絶対に我慢しないでいいと思います。

最後の1本が入ったタバコの箱を残し、目に付く場所で保管する。

人によってはこれ究極の拷問になるかもしれないですけど、僕はこれを実践して効果を感じました。

これを吸ったら終わりって気持ちを再確認する目的として、毎日ラスト1本が入ったタバコに向かって「今日も吸いません」と誓うことで、1日の始まりを強い意志で迎えることが出来ました。

禁煙は徐々に気持ちの緩みからしんどくなってきます。だけどその時に、禁煙するって決めた時の気持ちを持ち続けるルーティーンになったこの行動は結構大きかったですね。

無理をしない程度の軽い運動(ウォーキングやジョギング)を毎日必ず継続する。

禁煙するにあたって口の寂しさは最大の敵だと思ったので、僕は「食事制限の緩和」をすることにしました。

そうすると体重はメキメキと増えていきます(笑)。僕は禁煙1ヶ月で大体10kgくらい体重が増えてしまいました。もちろんこれは運動を一切せずにやっちゃったからです。

それもあってランニングを後に始めることになったんですが、出来ることなら並行してやってた方が効果抜群だと思います。

最初は5~10分の軽い運動でも良いんで、とにかく外に出て軽く汗をかくような感じで取り組んでみてください。

僕は4年間毎日ランニング続けてますけど、運動ってめちゃめちゃ禁煙に効果的です。普段の禁煙生活が一気に楽になるのは間違いないです。

メンタル的にも「なんで頑張って禁煙してんのにデブになるんだよ」って情けなくなるのも良くないですし、出来ることなら運動した方が良いですね。

禁煙による禁断症状の波がどういう周期で来るのかあらかじめ把握しておく。

個人差はあると思いますけど、僕の場合「3日目、7日目、10日目、1ヶ月」の間隔でかなりキツい禁断症状がやって来ましたね。色んな人に聞いてもこれくらいの周期で大きな波が来てたって言ってました。

その時は冷静な判断が出来ないと思うんで、大体そのくらいで「今日を耐えるぞ!」って感じで準備出来たらちょっとは楽になるかなって思います

で、実は最初の3日目の禁断症状が1番強くて、それを乗り越えられた人はそれ以降の禁断症状は絶対に乗り越えられます。負けるとしたら気の緩みだけです。

禁煙を続けている自分を褒め、周囲もそれに対して応援してくれる環境を作る。

まず、禁煙ってめちゃくちゃ良いことなんです。それを再確認しましょう。で、それをやってる自分に自信を持って、思いっきり褒めてあげましょう。

だって、コーヒーやチョコレートを止めろって言われて、止めれない人が沢山いる中で、大好きなもの頑張って止めようとしてるんですから。しかも禁断症状もあるんで余計に頑張ってます。

だから周りの人も、そんな辛いことに取り組んでる人がいるってしっかり理解して、出来ることを全力で応援してあげてほしいなって思います。その応援はほんとに力になります。

これってほんとに病気に近いことなんで。

最後は「絶対に諦めない」という気持ちと、自分に負けない精神力を持ち続けること。

言い切ります。禁煙を成功させる最後のカギは「絶対に諦めない」というメンタルです。

あんまり根性論とか言いたくないんですけど、「もし禁煙に成功にしたとしても、メンタル自体が強化されてなかったら絶対にまた喫煙します。」こういう人をほんとに何人も見て来ました。

禁煙を始めた日の気持ちを忘れずに、そして禁煙に成功した時の良い未来をイメージしながら「絶対に諦めない」気持ちを持ち続けてください。「どうしてもダメだ」って時は、僕で良ければ応援するので気軽に連絡くださいね。

禁煙をしたからこそ感じた喫煙者に対して思うこと。

僕はタバコそのものを否定するつもりもないし、別に喫煙者を責めることもしませんけど、断言します。

「どんな状況であってもタバコは必ずしも必要じゃない」

生きる上で不要なものです。それは昔と違って今の時代だからこそより強く思うのかもしれないです。禁煙をしたからこそ、喫煙者に対して僕が強く感じたことをお話しします。

非喫煙者にしか感じないレベルのタバコの臭いと、それが服に付いた時の不快感。

よくタバコを止めると臭いに敏感になるって聞いて得ましたけど、別にそんな特別なことはなく、「タバコの臭い」にだけは敏感になりました。

打ち合わせとかで一緒にいる人がタバコ吸ったりして、帰った時に自分の服がタバコ臭くなってるのに気付いてめちゃくちゃ腹が立つことが増えました。もうクリーニング代出せよってレベルで。

それに気付いた時は、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになり、周りの人達に「あの時はごめん」って謝りました。

喫煙者のマナーが目に付き、非喫煙者が言っていることが理解出来るようになった。

決められた場所で喫煙をしてる人や、周囲を気にして携帯灰皿を使用して喫煙されてる方にまで不快な気持ちになることはないです。

ただ、喫煙場所以外での喫煙、歩きタバコ(特に子供が近くにいる時はイラっとする)、ポイ捨てなど、見かけたらやっぱり注意しちゃいますね。もちろん「元喫煙者として伝えます」って前置きを入れてですけどね。

マナーに関してあってないようなもんですけど、出来る限りの配慮や誠意は必ず伝わるんで、それは守ってほしいなって感じるようになりました。

「タバコを吸わないからイライラする」はウソ。「タバコを吸えないからイライラする」だけ。

よく喫煙者に「タバコを吸えばイライラが落ち着く」って思ってる人多いんですけど、そんなこと1ミリもありませんからね。

自分が喫煙を始めたことによって「タバコを吸わないとイライラいする」って状況を作っただけです。吸わない人からしたらこんな状況ないんですよね。ニコチンが切れたから、ニコチンを欲してるだけです。

あと、タバコを吸う時間でリフレッシュしてるとか思う人もいますけど、わざわざタバコを吸わなくてもリフレッシュ出来る方法は山ほどあります。

そこ気付かないほど中毒になってるんで勘違いしないでおきましょう。

禁煙に成功して4年。自分自身が禁煙を機に変われて良かったと思うこと。

「タバコを止めて良いことしかなかった。」

もうこの一言に尽きます。

単に自分が「タバコがないと生きれない」と錯覚させられてただけで、「結局なくても全部同じだった」と心から思えます。だからこそ「辛かったけど、あの時止めといて良かった。」って思うことだらけですね。

「人より多く税金払ってる」とか言ってた自分もアホらしくて、「払わなくていい税金は払いたくない」って思うようになったし、何よりも自分自身が強くなれたことを実感。

もう肩身の狭い思いをすることもなくなったし、今まで喫煙してた時間で大切な人と過ごす時間も増えた。何よりも周囲の人達がみんな笑顔になってくれた。

こんな良いことないですね。

そもそも健康に良い訳ないんで、止めれるもんなら止めた方が良いですもんね。タバコを吸うことに文句ばかり言われるくらいなら、いっそのことキッパリやめた方がいいです。

喫煙なんか時間とお金の無駄なんで。それならランニングしてた方が健康にも良いし、ストレス発散にもなるし一石二鳥です。

喫煙してるうちは気付かない負担を周囲にかけてるってことを理解出来れば、きっと禁煙は成功すると思います。意志の弱い僕でも出来たんで、絶対誰でも出来るはずです。

そして禁煙は、普段の生活だけじゃなく、仕事にもポジティブな影響を与えてくれます。

新型コロナウィルスの影響で「禁煙を始めようかな?」って思ってる人も多いと思うんで、これを機に禁煙を始められてはどうでしょうか?

僕も応援するので、一緒に頑張りましょう。

では、またね。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer