「分かりません」はただの「逃げ」。新型コロナで考えさせられた、情報に興味を持ち、学んだ上で正しいと思う行動をすることの重要性。【人に流されるはもう手遅れ】
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「分かりません」はただの「逃げ」。新型コロナで考えさせられた、情報に興味を持ち、学んだ上で正しいと思う行動をすることの重要性。【人に流されるはもう手遅れ】

2020.05.14
2020.05.13

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動しています。2016年から禁煙をキッカケに始めたランニングは20203月で1,400日を突破しました。(※現在は外出自粛の影響で自粛中です。)

外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっている自宅トレーニングを以下の記事にまとめましたので良ければチャレンジしてみてください。

【自宅で出来る】在宅ワーカーお勧めの自宅で出来る運動不足解消・ストレス発散・脂肪燃焼トレーニング on Youtube【外出自粛/#StayHome】

新型コロナに関するニュースが流れる度に「昨日はこうだったのに、今日はこうなんだ。じゃあ明日はどうなるんだろう?」と、毎日の様に目まぐるしく変わっていく状況のニュースに対して、柔軟に考えて行動することは大切なことかもしれない。

けど、毎日の様に同様のニュースに一喜一憂してる暇はない。

だからといって、情報を仕入れることを止めてしまい「分かりません」を正当化しようとするのは大きな間違いだと思う。今の様な、自分の行動ひとつで周りの人の命を危険にさらしてしまう可能性がある状況では尚更だ。

これからの時代を生き抜いていくために、情報は毎日欠かさずにインプットする必要があるし、常にアップデートしていく必要もある。

今回は「分かりませんはただの逃げ」というテーマで、新型コロナウィルスで考えさせられた、情報に対して興味や危機感を持ち、学んだ上で正しいと思う行動をする重要性についてお話ししたいと思います。

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分からないから人に流されるはもう手遅れ。どんな情報に対しても興味や危機感を持ち、学んだ上で正しいと思う行動をすることの重要性。

皆さんは新型コロナのことをいつ知りましたか?

皆さんは新型コロナのことをいつ知りましたか?

僕は大体1月の中旬頃だったと記憶してます。真実は今も分かりませんが「中国・武漢の市場に売られていた野生動物から謎の新型ウィルスの感染者が急増している。」といった様なニュースを見て、「衛生面で発生したウイルスかぁ」なんて思っていたのもつかの間でした。

在宅ワークの仕事柄、ほぼ1日中Youtubeを垂れ流して仕事してる中で、ジャンル問わず色んな動画を見るんですが「ちょっとこれ変だな」と思った動画に偶然出会いました。

現場の悲惨な情報を、発信できない人の為に、中国在住でない中国人の方が「助けてください」と訴えていた動画。「街が封鎖されている」「医療が崩壊している」「呼吸出来ずにバタバタと人がそこら中で死んでいる」「マスクや医療物資が足りない」など、これまでに経験したことのない恐ろしさと不安が走りました。

すぐに僕は自分の周りの人に「これはただ事じゃないからすぐに行動しろ」と伝えましたが、一瞬の危機感は持たせることが出来たものの、現実味のない話題に詳しく調べることもせず「大丈夫だろう」と考える人も多かったのは事実。中国の旧正月が迫り、旅行先No.1である日本に準備する時間はほとんどなく、僕は自分の家族のためにマスクや除菌スプレーを買いに走ったことで有事に備えることが出来た。

案の定、もう次の週にはほとんどのお店で品切れ状態。

地方に住む家族や友人にもすぐに連絡を取ったので、僕の周りの人で最悪の状況が生まれることは幸いなかったです。

僕でも行動が遅かったかもしれませんが、僕はマスクや除菌スプレーに関して言えば、ニュースで取り沙汰されていたように困ることは一切なかったですし、買い占めたりした訳ではありませんが、自分の購入した一部を、困っている方へ寄付することになりました。

でももしかすると、情報を仕入れることを普段からしていなかったら僕もマスクや除菌スプレーで困ることとなり、感染のリスクを上げて家族や友人を命の危機にさらしてたかもしれない。そう考えた時に、情報をインプットすることの大切さを改めて実感した。

全ての情報をインプットする必要はない。普段から信頼出来る情報を精査し、確かな情報をインプットする努力を怠らない。

僕はYoutubeで見た中国の方の動画を鵜呑みにした訳ではないです。その動画をキッカケに、この問題に対して、普段から情報を仕入れている複数の場所での情報を更に取り入れ、それを精査した上で「万が一旧正月に例年通り中国人が日本になだれ込むようなことがあれば…」と判断した訳です。

僕は情報に興味を持っていますが、決してメディアが流す情報を鵜呑みにすることはないです。仕入れた情報は常に疑いの目を持って、必ず自分で調べてみて、考えた上でインプットします。

そうしないと、情報の本質は見えてこないし、踊らされているだけでは結局何が原因で、自分は何をすればいいいのかを判断することが出来ないからです。

自分を動かすには、「明確な理由が必要」だと普段から思って生活をしてます。

ルーティーンにしてしまえばそうでもないけど、情報をそういう形でインプットし続けるのは結構な労力を必要とするのは確かですね。

それが面倒だからと言って「分からない」で放ったらかしにしたり、人から指事を受けるまで待ってるなんて今の時代ではあり得ないと思ってます。いわゆる「情報弱者(情弱)」ってやつですね。

コロナの問題では、結果的に情報をいち早くインプットして行動に移せた人が生き残る構図となり、情報弱者(情弱)は立ち尽くすしかなす術がなかった。

僕はあまり情報弱者(情弱)をリスペクト出来ません。

その理由は、自分自身を鎖国化して新しい情報を取り入れることを拒む人も多いからです。

最近のメディアの都合などで、スマホを扱えない高齢者などを情報弱者(情弱)とする訳では決してないです。あくまで情報をインプットすることに対しての柔軟性に疎く、情報に対して興味を持とうと出来ない人のことを指します。

まずは自分で天気予報を確認する

例えば「明日は昼から雨だからね」って伝えてるのに、「そんな訳ない」と傘も持たずに出ていって、ズブ濡れで帰って来て「濡れた」と怒ってる人を救うことは出来ないです。

否定する前に「まずは自分で天気予報を確認する」ということは、自分がまずやるべき行動です。

今回のコロナはまさにそれで、「中国から危険なウイルスが来るかもしれないから万が一に備えよう」って情報があったにも関わらずに、調べたり行動することもなく「マスク手に入らない」「除菌スプレー手に入らない」って言ってる人が多かった。

さっきの話で言うと、これは自分の責任なんで「薬局で店員に当たったり」「国に政策に文句言ったり」はちょっと違いますよね。

逆に言えば過剰な買い占めした人も同じです。冷静にな判断をすれば何十箱も買う必要なんかないんですよね。そういう人が多くいたことで、トイレットペーパーの時と同様に品切れになり、本当に必要な医療従事者のマスクが不足する事態に至った訳です。

そんな人は、ほとんど使いもしないのに押入れに積まれるマスクのストックがある人は、医療従事者がマスクが足りないと嘆いてた状況をどう見てたんだろう。

情報に踊らされることで、こういうパニックが起こります。

人間の心理的にパニックが起こってしまっては正常な判断は出来ないんで、やはり一人ひとりが情報に対して興味を持ち、しっかりと考えた上で正しい行動をするということが求められます。

興味を持つ習慣をつけないと情報を集めることすら出来ない。命の危機がある情報の中で「分からない」で済ませて後悔してからでは遅過ぎる。だからこそまずは興味を持つことが大切。

「分かりません」ではなく「調べてみます」を習慣付けていかないと、これからの時代についていくことは出来ないと思ってます。

もしかしたらこの記事を読んでくれてる方の中に、自分のインプットした情報のお陰で大切な人を守ることが出来たり、逆に情報に興味を持たなかったことで大切な人を傷つけることになったりする人もいると思う。そうなってからでは手遅れですよね。

会社の会議とかで、スマホをイジったりしてると「人が話をしてる時に携帯を触るな」と怒られたりしますけど、話してる会話の中で出てきた知らない言葉を、すぐにスマホで調べたりすることは、その会議に対して前向きな姿勢と言って良いんじゃないでしょうか?

人の脳は不思議なもので、自分の意思で行動したことに対しての記憶力は一気に上がります。だからこそ「分からない」を自分の行動で解消していく必要があるんですね。今まで出来ていなかった人も、これからそれを少し心掛けていくだけで世界は変わります。

情報に溢れている状況だからこそ、正しい情報を見極めて、それに対して正しく行動するのはかなり難しいと思う。だけど後悔しないための行動は誰にでも出来るはず。

これからの行動で自分の周りの未来を明るく出来る可能性は必ずあるはず。今からでも遅くない、「分からない」で済まさずに後悔しないための行動を皆んなで力を合わせて頑張りましょう。

では、またね。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer