世間一般でいう「ビッグマウス」とは？

有名な方で言えば、サッカー日本代表の本田圭佑さんですよね。

彼は小学校の卒業文集に書いた「将来はACミランの10番を背負う」という夢を実際に実現したことは有名な話です。(ミランの10番ってレジェンドしかいないよ)

僕の中では、”彼を苦手っていう人の大半はただの妬みではないか？“と思ってしまいます。

彼は自分のいる立場(高いところ)から、僕らに対して「お前達はこの程度だ」と蔑んだり、偉ぶっている訳ではなくて、ただ単に「自分はこうする」と、目標宣言をしていたり、自分に言い聞かせてるだけだと思います。

で、多くの人が感情を書き換えてしまってるなと感じることは、きっとその妬みは「そこまでの熱量で努力を出来てない自分がいるから」なんですよね。

ここでは、立場や結果は関係なく「努力すること自体で勝てない」と感じて、そんな現実から目を背けようとしているということです。

僕は彼インタビューなどでのメッセージを受け取って「努力の人」としか思わないし、逆に、こんな凄い結果を残してる人がこれだけ努力してるなら「自分ももっと頑張らないと」と思うわけです。

要するに、彼は偉ぶっているわけじゃなくて、ビッグマウスであることで、自分自身が120パーセントの力で行動することが出来ているということです。

ただ、そんな目標を叶えるためにやっていること自体はすごく地味で、誰よりも早く率先して「トイレ掃除をします！」と宣言しているように、僕には見えたりしています。

ひとりの力で、自分に勝てるほど僕は強くない。

勘違いをしている人が多いなと思うのが、世間一般でいう「ビッグマウス」と呼ばれる人の多くに、良いイメージを持つ人が少ないということです。

尖った発言をした時には、少なからず差別的な目線を感じています。

さっきも言いましたが、実際のところ、公衆の面前でやる「目標宣言」的なものであって、別にただ単に偉そうにデカい口を叩いているわけではありません。

僕は「人の目」を背中に付けないと、すぐに意志が曲がってしまう弱さがあるので、SNSを通じて誰かに発信していないと自分を律することが出来ません。(フリーランスは不安だらけです)

試しにこの間、めちゃくちゃやる気が出なかった時に、「４分間のバーピージャンプトレーニング」をInstagramでライブ配信したところ、最後までやり切ることが出来ました。

誰かの注目を集めるという状況は、それだけエネルギーが発生するということなんです。

目標を紙に書いて見えるところに貼る。

例えば「１ヶ月で５kg痩せると書いたTシャツ」を着て、目標を達成したらそのTシャツを脱げるということをやったとします。

本当に痩せたいと思っている人ならきっと、ほぼ100%の人が５kgのダイエットに成功すると思います。(むしろ早く脱ぎたいから１週間で終わる人も出てくる)

きっと今、多くの人がビッグマウスを理解したと思います。

要するに、どこまで自分を追い詰めれば、確実に行動するラインに自分のメンタルを持って行けるか？という基準を知ることが重要ということです。

そしてそれは、目標が大きければ大きいほど基準は高くなっていくと思います。

妥協はやろうと思えば無限に出来ることなので、その妥協から自分を遠ざけるために、上手くビッグマウスを利用するということです。

「やらない」が一番恥ずかしい。

あと、勘違いしているのは「目標を宣言して、それが達成出来なかったら恥ずかしい」と思っている人がほとんどだということです。

実は「やらない」が一番恥ずかしいんです。

僕は結果なんてそこまで重要視してなくて「どこまで行動出来たか？」が重要だと思っています。

「１ヶ月で５kgダイエットするぞ！」と目標宣言した人が、３kgしか痩せられなかったけど、めちゃくちゃ努力することが出来たら大成功です。

頑張ったんだし、それでいいじゃないですか。

ちなみに、僕は目標に向かって努力してる人は全力で応援しますが、口だけで何もしてない人は全力でバカにします。

要するに、ビッグマウスとは「結果はどうであれせめて行動する」という気持ちの表れで、その意志が強ければ強いほど自信を持って発言することが出来るということです。(結果なんか関係ありません)

なので僕がSNSで尖った発言をしてる時は「コイツまた自分を奮い立たせてるよー」って感覚でスルーするか、「自分も頑張ろう！」って思ってもらえたら嬉しいです。

誰かを傷付けるための発信はしていないつもりです。いい感じに自分のケツを叩きながら成長していきます。

一緒に頑張りましょう。

では、またね。