最初から、つまらないから継続出来ないという人は、きっと「続けた先にある楽しさ」を経験したことがないから。大嫌いなランニングが4年間も継続している理由。
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最初から、つまらないから継続出来ないという人は、きっと「続けた先にある楽しさ」を経験したことがないから。僕が大嫌いなランニングが4年間も継続している理由。

2020.05.16
2020.05.14

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動しています。2016年から禁煙をキッカケに始めたランニングは20203月で1,400日を突破しました。(※現在は外出自粛の影響で自粛中です。)

外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっている自宅トレーニングを以下の記事にまとめましたので良ければチャレンジしてみてください。

【自宅で出来る】在宅ワーカーお勧めの自宅で出来る運動不足解消・ストレス発散・脂肪燃焼トレーニング on Youtube【外出自粛/#StayHome】

僕はランニングを4年間毎日欠かさず続けていますが、決して好きだから始めた訳ではなかったです。

実際のところ短距離型で、50m走とかなら結構自信があったりしたんですが、マラソンとかの中~長距離は大嫌いでした。

じゃあなんで始めたの?ってとこなんですけど…。これも4年くらい前に禁煙して、体重が10kgも増えてしまって…。スポーツ漬けの人生で初めてお腹の肉が腰に乗ったんですよね。

禁煙は出来たのに、結果太ってたらダサくない?

って、思ってから毎日走ることを決めましたね。ダイエットのことだけ考えたらHIITトレーニングとか、適度な筋トレを交えてやったら効果的ですけど、とにかく僕は嫌いなことを続けることで、情けない自分の心から変えたいと思ったんですね。

今回は、そんな大嫌いなランニングを4年間も毎日欠かさずするようになった僕が、最初からつまらないという人は、きっと「続けた先にある楽しさ」を経験したことがないから、ということについて僕の経験をお話ししたいと思います。

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大嫌いなランニングを4年間継続している僕が伝えたい。最初からつまらないという人は、きっと「続けた先にある楽しさ」知らない。

最初でも書いた通りランニングが本当に嫌いで、高校のサッカー部で部活をやってた時も短距離は1位なのに、長距離は下から数えた方が早いくらいのダメダメでした。

人生で自主的にランニングなんてする発想が頭になかったので、ランニングシューズも持っていた訳ではなかったんで、靴底の磨り減った地面からのダメージ直撃の、高校時代使ってた体育館シューズを引っ張り出してきてとりあえず走りました。

12月下旬くらいから始めた上に、体育館シューズなんで生地も薄くて足もかじかんで冷たく、体重も増えてたこともあって、余計に地面を蹴る時に足が痛かったのを覚えてます。

僕の挑戦の始まりは、何も良いことがない最悪のスタートでした。

最初は1日3kmを目標にしてたんですが、すぐに息が切れるんで5分走っては歩いての繰り返しで、ランニングを楽しむというには程遠い状況でした。そんな状況に打ちのめされながらも1週間休まず続けたところ、なんかちょっとだけ感覚が変わったんですよね。

あれ?これちょっと休憩の間隔短くなってない?って、自分にしか分からない程度の些細な変化を感じたんですよ。

で、その変化が、情けない自分から一歩抜け出せた瞬間って思うとすごく嬉しくて、その嬉しさをもっと感じたいと思って10日、2週間、3週間、1ヶ月って続けてたら、もう3kmじゃ物足りなくなってたんですよ。

今まで出来なかったことが出来るようになった時の喜びを、どんな些細な変化でも良いから、それを見つけて自分を褒めるようにしてたら、知らない間に毎日することが楽しくなってたんですね。

嫌いなことを好きになるのは難しい。目標にただまっすぐにぶつかるのではなく「些細な変化を集めて自分を褒め続ける」ことの大切さ。

結局のところ続けられたら方法は別にどうだって良いかなって思ってます。結果的に苦手なことを克服したり、好きになれたりしてるならバンザイですもんね。

僕の場合は誰かと一緒にってことではなく、一人でのチャレンジだったんで結局孤独との戦い的な部分が大きかったです。今日は足が痛いから少し距離は短めにしとこうとか、ほとんど歩いてる日もありましたけど、毎日欠かさず外に出ることは続けるようにしました。

走るの嫌いだって思いながら走ってる感じが嫌になってきてたんで、そしたらちょっと切り替えて「全然違うこと考えよう」って、仕事やデザインのこと考えたり、好きなアーティストの曲を覚えたり。

そしたら「良いデザインのアイデア浮かんだ!」みたいな日もあって、ランニングしてるのにデザインのアイデア浮かんだことを褒めてたり。

色んな角度から褒めるようになってたら、知らない間にランニンングじゃなくて、ランニングをしてる時間が好きになってたんですよね。

別にそのものを好きになろうと思えなくたって、嫌いのままでも継続することが出来るんだって気付いたのはその時でした。

出来るようになるにつれて、心と身体だけじゃなく周りの環境も大きく変わる。

それまでは嫌いなことだからって、嫌いにならない方法ばかりを考えて、色んな角度から自分へのメリットを見つけては乗り越えてを繰り返してた感じでした。

でも始めてから3ヶ月にもなってくると、その行動ってほぼ習慣化されてて「俺すげー!続いてる!」みたいな感じでかなり自分に自信が付くようになるんですよね。で、それと同時に嫌いだと思ってたことがちょっとずつ好きになってたりするんです。

もうこうなったらこっちのもんで、嫌いなことを楽しむ方法さえ確立してしまえば継続なんか簡単なことなんですよね。

半年くらいになってくると、別にやってることは当たり前って感じになってます。ランニングだと身体の変化もあるのでこの頃から人に会うと「なんかしてるの?」って聞かれたりもします。

継続することって不思議なもんで、それで自信が付くと自分から出てるオーラは明らかに変わってきて、自然と胸を張って歩けたりするんですよね。そうすると人からの印象は劇的と言って良いほど変わりました。

継続してるってだけで、信頼感を相手に与えることが出来るんですよ。

僕が嫌いなことでも継続出来て、それを好きになれた理由は、継続することで手に入れた自分自身を好きになれたから。

もう2年とか3年とかになってくると、やってないと気持ち悪いくらいのことになっていて、自分の中では当たり前のことに変わってるから、自分ではすごいことではないと錯覚してるんですけど、周りから見たら凄い人に変わってるんですよ。

信じられないかもしれないですけど、「〇〇を何年続けてます」っていうことの影響って、直接仕事と関係なくてもやっぱり凄いことなんですよね。それは明らかに身体からにじみ出ますし、人柄や性格にまで変化を与えます。だから人には伝わります。

人に伝わるってことは環境も変わってくるんです。

そうなると、どんどん人生が豊かになっていく瞬間にたくさん出会えるようになってきて、継続してきて良かったなって思えるんですよ。

そしてそんな自分を好きになるんです。人がなかなか出来ないことを自分は続けられてるんだって思えると、自分を少しだけ誇らしく思えます。

そんな瞬間に上を見たら、まだまだ先を歩く人や、大きな目標を見つけることが出来るんですけど、そんな頃にはもう大丈夫です。チャレンジすることが好きになってるんで。

嫌いなことを好きになるノウハウさえ習得すれば、きっと僕らはどんなことにも挑戦することが出来ます。

僕も苦手なことにもっと挑戦して、新しい未来を掴みに行きたいと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、またね。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer