コロナ対策は終わってない。マナーと化し目立たなくなっただけだ。【コロナ対策が宣伝になる時期は終わった】
どうも、コウタです。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動しています。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,200日(2020年6月現在)を突破しました。
外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっているダイエット効果バツグンの自宅トレーニングをまとめたのでチャレンジしてみてください。また、外に出て運動する方へ、これからの時期持っていると便利な「コスパ最強のランニンググッズ」を紹介したのでこちらも合わせてご覧ください。
まだまだコロナの話題は尽きることなく、第二波とまではいかないまでも東京を中心に感染者が増えてきています。検査数が増えてることと、重症者が少ないという状況ですが、気を抜ける状態では無いのは確かです。
2月頃からコロナが問題になってもう5ヶ月、「コロナ対策」はもうすでに世間一般の人からすれば”当たり前のマナーと化している状態“です。
これまで「守ってください!」と嘆願されていたことが、ここ数ヶ月で”マナー”になるくらい、これが大きな社会現象だったことを想像させます。
現在は全国で自粛解除され、県をまたいでの移動も解禁となっています。
恐らくそれは、これまで僕たちが必死に取り組んだ我慢と、コロナ対策に対するマナーが定着した成果が見られた結果だと思います。
そんな中、SNSを見れば、何かが終わったかのように「イエーイ!カンパーイ!」と、グラス片手にマスクもせず騒ぎ出す若者の姿。それをニコニコと見ているマスクをしていないスタッフ。
僕は、唖然としました。
今回は「コロナ対策が宣伝になる時期は終わった」ということで、コロナ対策は終わってない。マナーと化し目立たなくなっただけ、というお話をしたいと思います。
Index
「一部の軽率な行動が及ぼす多くの被害」コロナ対策は終わってない。
100年に一度のウイルスの到来で、経済が止まり多くの人が我慢を強いられ、数ヶ月もの自粛活動を経て、少しずつ歩み出した状況の中。
「人はどうして同じ過ちを繰り返すのか?」って考えると、本当に悔しくなります。
目に見えないウイルスという、かなりやっかいな状況の中。この蒸し暑い気候の中で、今も多くの人が出来るかぎりのマナーを守り、コロナさん対策を頑張っています。
「夜の繁華街」というキーワードを見るたびに僕は、日中の公共の交通機関(電車通勤など)を利用されている方々の努力が踏みにじられている気がしてならないんです。
SNSで見たバーの、スタッフすらマスクをしていない営業をしている店舗の経営者は、一体何を思っているのか…。
多くの飲食店の経営者は「働くことが出来ない」という最悪の状況の中で、生きるために必死で補助金を要求したりしてたわけですよね。これじゃ本末転倒なんですよ。
それと一番やっちゃいけないのは「他を巻き込むこと」なんです。で、それが回り回って自分たちに影響したことを、もう忘れちゃってるんでしょうね。
「バカと付き合うな」では済まされず、ウイルスは「バカに巻き込まれてしまう」のが最大の怖さなんで、本当に足並みをそろえて欲しいなと思うわけです。
コロナ対策はマナーと化し、目立たなくなっただけ。
決してコロナは終わったわけはなく、コロナ対策は引き続き行っていかなければならない状況です。
ただ、人々の中で”当たり前”と化してしまったことによって、ウイルス発生当時よりも、コロナ対策に関してのニュースが圧倒的に少なくなっています。(感染者数ばっかり)
「一回言われたら分かる人」もいれば「昨日言われたことを忘れる人」もいるわけだから、やっぱり伝え続ける必要があると思います。
そもそもワクチンが開発されるまでのコロナとの付き合い方は、発生時から変わらないんだから。
僕らが外に出るときに靴を履くのと同じように、他人と接する可能性がある時はマスクを付けるのが当たり前の状況で、飲食店を経営する人間からすれば、アルコール消毒やマスク着用はお客さんとの信頼関係に直接影響してきます。
アルコール消毒、マスク着用、ブラインド設置がマーケティングに繋がる時期は終わった。
少し前までなら、アルコール消毒、マスク着用、ブラインド設置などの取り組みを、いち早く取り入れていたことで、お客さんが安心して来店出来る、いわばマーケティングの一環として取り入れることも可能でした。
今となっては、それが当たり前のマナーとなったことで、マーケティングとして機能しなくなっているのも事実です。
ただ、マーケティングとして機能しないのは、”当たり前”になったからであって、それを”やっていない”ということは、お客さんの信頼を失うことにつながってることに気付かないとダメなんですね。
SNSでスタッフがマスクをしていないことを晒しているようなお店に、どんなお客さんが行きますか?って考えた時に、もう想像できますよね。
類は友を呼ぶじゃないですが、きっとそれは「夜の繁華街」というキーワードがヒントになってきます。
バーがお酒”だけ”を提供することで生き残れる時代じゃない。
飲食店がフードを提供し、バーがお酒を提供し、美容室がカットを提供する。これまで当たり前だった、シンプルなサービスの提供だけではこれから生き残れないわけです。
そこには確実に”付加価値“が必要になってくるし、今の時代で言えば、最低限として”コロナ対策”があるわけです。
逆に言えば、いくら付加価値があっても、最低限のマナーである”コロナ対策”が出来てないお店には、正直おバカしか集まらないわけなんですね。(経営者もおバカなんで仕方ないです)
で、単純に考えると、おバカがこれから生き残れる様な時代ではないです。だって、必死に考えて行動してる人でも生き残れる保証のない時代が来てるからね。
だからこそ、今求められている”最低限のこと”をベースにして、そこに”付加価値”を作っていく必要があるんですね。そうしないと本当に終わっちゃうし、1回終わりかけたんだから、もっと早く気付かないと…。
まだワクチンのない、人を傷付けてしまう可能性のあるウイルスだからこそ、みんなが守っているマナーに足並みを揃えて営業して欲しいなって思います。
自分が出来る事を一生懸命に、一緒に頑張りましょう。
では、またね。