フリーランスデザイナーの僕が、仕事をもらい続けるために取り組んでいること。【信頼される個人になる】
どうも、コウタです。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動しています。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2020年6月で1,500日を突破しました。
外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっているダイエット効果バツグンの自宅トレーニングをまとめたのでチャレンジしてみてください。また、外に出て運動する方へ、これからの時期持っていると便利な「コスパ最強のランニンググッズ」を紹介したのでこちらも合わせてご覧ください。
1年前に、いつもお世話になっているクライアントさんから、
「きっと1年後には順番待ちになってると思いますよ。」
と、言っていただき、当時は「社交辞令だろう」と軽く流していました。(もちろんそうなれたら良いなと努力はしていました)
それから約1年後の今、クライアントさんに言われた通り「予約待ち」の状況になってしまっています。本当に本当に嬉しいことです。
ただ僕は、客観的にみて「デザイナーとして能力がズバ抜けている訳ではない」ことを自覚しています。これは昔からずっと変わりません。僕は「劣等感の塊」です。
周りを見渡せば、僕よりも才能のあるデザイナーはゴロゴロいます。でも、そんな中から「僕を選んでもらえる理由」があるわけですね。
というわけで今回は、「信頼される個人になる」フリーランスデザイナーの僕が、仕事をもらい続けるために取り組んでいることについてお話ししたいと思います。
Index
世界的な超巨大イベントを主催する友人から言われた、フリーランスとして仕事をもらい続けるためのヒント。
僕の幼馴染的な存在で、海外で超巨大(国をあげるような)イベントを主催している友人がいます。(みんな知ってるイベントもあるよ)
世界中のトップクリエイターを雇ってイベントを作って行ったりしている彼に、去年、20年ぶりくらいに連絡を取る機会がありました。(実はお互いなんの仕事をしてるかすら知らなかった)
そんな友人は世界を股にかける企業の取締役で、僕なんかとは比べものにならないんですが「自分のレベルを評価してもらおう」と思って、自身のポートフォリオ(制作実績)を見てもらいました。
そこでの反応が意外だったんですね。
仕事がらいろんなデザイナーさんに発注してるから、デザインも写真もやり過ぎやろってくらいこだわってるのがわかるよ(笑) クライアントさんに寄り添ってるのもすごく伝わってくる。綺麗に整ったテクニカルなデザインができる人はたくさんいるけど、ここまで意思のこもったデザインは中々見ないな~。このまま突き進んだら凄いデザイナーになると思う!(原文ママ)
僕のデザイン活動の根元にある「メッセージ性(デザインに意志を込める)」や「お客さんの想いを形にする(寄り添う)」というコンセプトは、一切伝えずに見てもらったのにも関わらず、こんな的を得たコメントをもらいました。
そしてそんな想いが、デザインを通じて相手に伝わっているんだということを、自分自身で初めて実感しました。
控えめに言ってめちゃくちゃ嬉しかったし「いつかきっと彼と仕事が出来るようになりたい」と、その時心に誓いました。
人生の深み(努力の経験)は、自分自身が作り出すものに滲み出る。
僕は昔からずっと「プロセス」を大切にします。行動の結果も大切ですが、それ以上に「その結果を生むまでの過程に想いの強さが乗る」と考えてるからです。
僕のようなデザインの仕事は、スポーツや職人技のように、試行錯誤すればするほどケガをしたり、手がボロボロになったりする訳じゃないので「完成した作品に努力の跡が残る」ということです。
自分では気付かないのですが、「作品に残る努力の跡」は、どうやら相手にだけは見えるようです。きっとそこで手を抜いた作品には、軽さを感じることがあるんでしょう。
僕は19~20歳くらいの時からの数年間にちょっとした「黒歴史」がありまして、そこで人として大きく成長することが出来ました。
そんな経験があることから「人のために生きる(お客さんに寄り添う)」という部分に対して「一切の妥協をしない人間になる努力」を普段からしているわけですね。
そういう自分(それを絶対に投げ出さない)であり続けるために「毎日ランニング」を続けたり「食事制限」という試練を自分に課して、人間としての芯を保ち続けてるんだと思います。
どれだけ仕事が出来る人(能力の高い人)でも、「信頼」を感じなければ仕事は来ない。
お仕事をもらい続ける前提に「信頼」があります。これは「スキル」や「才能」と同じか、それ以上に大切なことです。
それを作り出すためには「お客さんに寄り添う」「仕事に意志を込める」「プロセスから妥協しない」ということだと僕は思っています。
熱苦しいくらいの根性論ですが、どこまでいっても「人と人」なので、しっかりと「愛情」が伝わらないと、仕事はおろか付き合いすらしようとは思わないわけです。
便利なツールが増えてくる中で、実はこの人と人の関係にも少しの「希少性」が出ているんですね。人との接点が便利なツールによって、その機会が少しずつ減っているわけです。
僕もそうですが、きっと多くの人は「どうせやるなら楽しく気の合う人と仕事がしたい」と思っています。
要するにそれが「信頼」なわけです。
いくら仕事といっても、コロナさんの影響でリモートワークが増える中、淡白な電話やメールだけにはなりませんでした。
zoomを使った会議や打ち合わせなど「顔を見ながら話すこと」がなくならなかったのは、「人である以上、顔を見ての人との関係は必要だという感情の表れ」なんだと思いました。
「120%の力を提供する」お客さんの理想の一歩先へ。
沢山の方から依頼を頂けるということは、それぞれに「僕を選んでくれる理由があった」ということです。
作品の完成度はもちろんなんですが、きっとそこには「感動」という要素も含まれていると思います。
僕は、世界に何百、何千、何万、それ以上の無数にいるデザイナーの中から「自分を選んでくれた人を絶対に裏切らない」ために必ず「理想以上」を提供することを心がけてます。
僕はそれを「理想の一歩先」と呼んでいます。
完成品を見たときに、お客さんが「ニヤッ」と思わず自然に出てしまう笑顔を想像し、それを原動力として僕は日々の仕事に取り組んでいます。常に120%です。
人は「自分が経験した感動を伝えたい生き物」なので、その「感動」は連鎖を起こしていくことに繋がります。
だからこそ「目の前の1つ1つに本気になる必要がある」ということですね。
「宣伝をしないこと」愛情の乏しいサービスに限って自己宣伝を必要とする。
僕が心掛けていることは「自分で宣伝をしない」ということです。
その代わり「宣伝したくなるサービス」を提供できるように、日々の仕事で取り組んでます。
これはずっと言っている「お客さんに寄り添う」「仕事に意志を込める」「プロセスから妥協しない」という、愛情のこもった仕事から生まれる「信頼」や「感動」です。
ここに「利益」を考えてしまうと、きっとこのこの構図は一気に崩れ「冷たい仕事」になってしまうんだと思います。
もちろん生きるために利益は必要です。
ですが根本として「心からの愛情の先に利益が付いてくる」という僕の信念は、決して間違っていないと思うので、これからも今まで通り信じて生きたいと思ってます。
僕という人間を信頼してもらえるように「自分自身に妥協しない生き方」を体現しながら、「愛情」を持って「家族」のようにお客さんと接していけたらと思っています。
大変な時期は続きますが、初心や本質を見失わないように、一緒に頑張りましょう。
では、またね。