「気にしすぎ」はすぐやめるべき。許容することで仕事の効率が上がり、その結果仕事が増えた話。【相手はそこまで見ていない】
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「気にしすぎ」はすぐやめるべき。許容することで仕事の効率が上がり、その結果仕事が増えた話。【相手はそこまで見ていない】

2020.05.22
2020.05.22

大して案件を沢山抱えてる訳でもないけど、仕事のクオリティを過度に気にしすぎて、なかなか仕事が進まずダラダラと時間だけが進んでいく状況の経験ありませんか?

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動しています。2016年から禁煙をキッカケに始めたランニングは20203月で1,400日を突破しました。(※現在は外出自粛の影響で自粛中です。)

外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっている自宅トレーニングを以下の記事にまとめましたので良ければチャレンジしてみてください。

【自宅で出来る】在宅ワーカーお勧めの自宅で出来る運動不足解消・ストレス発散・脂肪燃焼トレーニング on Youtube【外出自粛/#StayHome】

僕も少し前まで「絶対完璧なものを納品してやる!」って意気込みで頑張ってた時期があって、その時はまさにそんな感じでしたね。

「この写真の色味どうだろう…」「テキストの感覚がちょっと不自然かな…」「このイラストの位置もう少し右かな…」なんて考え出したらキリがないんですよ。だってデザインには無限の選択肢がある訳だから。

良いものを納品したいという気持ちはすごく大切なことなんですが、1つ間違っちゃいけないのは「自分が目指してる理想」と「お客さんが求めてる理想」は必ずしも同じとは限らないってことです。

僕の場合はデザイナーなんで、デザイナーとしての完璧を求める訳ですけど、実際のところ「そこまで細かいとこ見てないよ」ってことが多いんですよね。

時間があればとことんこだわり続けたら良いんですけど、時間がない時や、ダラダラしてしまうなって時は、思い切ってそこまでこだわる必要ないよって話です。

今回は「相手はそこまで見ていない」ということについて、「気にしすぎ」をやめ、ある程度許容することで仕事の効率が上がり、その結果仕事が増えた話をお話ししたいと思います。

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「気にしすぎ」はすぐやめるべき。許容することで仕事の効率が上がり、自然と受注のサイクルが良くなり仕事が増えた。

適当にやる」って言葉を言うと一番しっくりくるんですけど、別に雑にやるって訳じゃなくてケースバイケースで仕事をやるってことです。

自分が気になる「画像の位置がもう少し右か左か」の数ミリ単位の調整なんて、お客さんからすればそもそも「気にしてない」ということがほとんどです。

仕事に妥協をするってことじゃなく、そんなことで悩んでるくらいならさっさと提示してお客さんの意見を待つ方が効率が良いということ。

そしたら待つ時間が生まれます。その待つ時間で、新しい仕事を受注すれば良いんですね。

お客さんも返す返事を準備するのには多少なり時間はかかるし、組織であればなおさらでしょう。

その時間を有意義に使いましょう。

気にしすぎた結果ダラダラ仕事をして生じた忙しさと、テキパキ仕事をこなしてる上で生じた忙しさは、相手の感じ方が違う。

ラーメン屋の行列とかまさにそうで、並んでるってことは忙しい、忙しいってことは美味い、みたいな印象を感じます。

本当に忙しい人って見ていて分かりません?ソワソワと止まることなく動いて、頻繁に連絡をチェックしたり、1つが終わればすぐに切り替えて動けたり。この人の時間を無駄に奪っちゃいけないって思うような人。

返事や納期を迫られてたりする人って、やっぱ動かないと仕方ないんで行動はそうなりますよね。

何でこの人こんなに忙しいんだろうって感じたら、仕事うんぬんの前に興味が出てきますよね。テキパキ仕事してるってことは、それだけスピードが早いってことなので、物理的に多くの仕事を受けることが出来ます。

それが逆に「気にしすぎ」が原因で、1つの仕事にダラダラと時間をかけて、どんどん仕事が溜まっている様な人は、そこから新たに受注しようって気持を持つのが物理的に難しいと思います。

「んー、ちょっと今忙しいんですよね…。」って雰囲気の人に誰も無理に頼まないですよね。

考え込んでしまって行動出来ないはヤバい。とりあえず出してみる癖をつける重要性。

仕事のクオリティで完璧を求めるのは大切ですけど、自分の理想とお客さんの理想は絶対に違うので、とりあえず自分が少し引っかかった部分があっても、それを許容してとりあえず提示する。

その段階で相手の意見を聞いてみることは1つの大切なことです。

勿体ぶらずにすぐ提示することで、相手との意思疎通もスムーズになります。

その際に、提示する上で注意しないといけないのは、例えば「この画像もう少し右の方がいいですか?」とか、細かい部分の意見を聞くのではなく「自分はこういう意図でこのデザインになりました」と、許容した内容を含め自信を持って提示することが大切です。

お互いに時間は大切なので、相手にまでダラダラを共有することはやめるべきです。

気になるのは自分だけ。細かな部分は指摘されたら修正出来る準備だけしていたら良い。

雑な仕事じゃなくお客さんのニーズの上での提案であれば、自分が気にしていた部分には触れられることなく、お客さんが納得してくれることも十分にあります

実際に僕の経験ではそれがほとんどでした。

逆に、自分が気になる部分以外にお客さんが気になる部分もあると思うので、意見を聞いた上で指摘された部分に関して修正を行えばいいかと思います。

そこにもし自分が気になる部分への指摘が入った場合、今後は気を付けようって思えば良いだけです。最初から完璧なんか作れる訳がないので、そういう風に考えられることも大切です。

「 クオリティ + 早さ」で評価されることを忘れない。いくら仕事が丁寧でも遅ければ意味がない。

結局「気にしすぎ」が原因で2~3日とか悩んだ挙句、納品日ギリギリに提示するよりも、逆に納品日より2~3日前に提示した方がお客さんの印象は良いということもあります。

「仕事が早いのにここまでのクオリティでやってくれるんだ。」って思ってもらえたりします。

仕事のクオリティだけじゃなく、それをどれだけの早さで提案出来るかも重要な要素の1つだということを決して忘れないでください。意外と早さってクオリティと同じくらい重要です。

どれだけのプロフェッショナルが考え尽くしても最後まで完璧を作れないのと同じで、完璧なものを追い求め過ぎては行動することが出来なくなります。

丁寧な仕事は大切ですが、適度な許容点を自分で作りながらスピード感を持って仕事をするのも時には大切です。

「気にしすぎ」を解消し、「許容点」を作ったことで明らかに変わった受注量。

「気にしすぎ」を解消するというよりは、「許容点」を設けることが出来たと考えた方が正確かもしれません。

今までは「んー…」と考えてしまう様な微妙な状況で、自分を信じて「これでいこう!」と思える気持ちを持てたことで、仕事のスピードは格段に上がりました。

お客さんとの波長もあると思いますが、多くの人はそこまで微妙なことを気にすらしていません。友達から「髪切った?」って言ってもらえなくて悲しくなるのと同じです。

結果、仕事の納品スピードが格段に上がり、このスピード感で仕事してくれるなら「もっと頼みたい」と思ってくれる人が増えたということです。

仕事のスピードが早くて、それなりの高さのクオリティを提供してくれる人は、お客さんにとってすごく重要な存在です。クオリティが高い人は沢山見かけますが、この仕事の早さが伴っていない人を結構見かけます。

「忙しそうだから頼みたくない人」ではなく、普段からテキパキとメリハリの行動を心がけることで「忙しそうだけど頼みたくなる人」を目指しましょう。

受注が増えることで経験値も増え、結果的に成長スピードも上がります。

「気にしすぎ」はよくない。そこまで誰も見てません。

気持ちの切り替えは難しいですが、そういう強さを持てるよう一緒に頑張りましょう。

では、またね。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer