【クリエイティブは想像力】気配りの出来る人は料理が上手いと思った話。
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【クリエイティブは想像力】気配りの出来る人は料理が上手いと思った話。

2020.11.01
2020.11.01

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し5年目となります。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,400日(202010月現在)を突破しました。

外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっているダイエット効果バツグンの自宅トレーニングをまとめたのでチャレンジしてみてください。また、外に出て運動する方へ、これからの時期持っていると便利な「コスパ最強のランニンググッズ」を紹介したのでこちらも合わせてご覧ください。

※くれぐれも言っておきますが今回のブログは「料理が出来ない人」を攻撃するものではありません。

僕は専門学校にも通わず、子供の頃から手先は器用な方ではありましたが、特に突き抜けている訳ではない平凡な才能でした。

いわゆるセンスというものは一切なく、コツコツと積み重ねた努力の結果として今があります。

で、ずば抜けたデザインセンスのない僕でもセンスがあると言ってもらえることは珍しくないのですが、ずっと違和感だけはあります。

センスがないのは自分が一番のよく分かっているので、自分にセンスがないということを前提として「なにがそう感じさせるのか?」を考えてみました。

ということで今回は、「クリエイティブは想像力気配りの出来る人は料理が上手い、と思ったお話をしたいと思います。

センスとは一体何から生まれるのか。

そもそも僕が考えるセンスの生まれ方は、「引き出しの数」で決まると思っています。

例えば、”ドリアの存在”を知らない人が、ミートソース入りのグラタンの中にご飯を入れようとは思わないですよね。

センスの中にも色々あるんですが、クリエイティブの中でいえば、自分が知りうる情報の中から、意外な組み合わせを生み出して、一般的な感覚の度肝を抜くといった感覚だと思います。

これはあくまでトリッキーな部分でのことではあるのですが、僕の中でセンスと言えばそういう部分が強いのかなと思います。

そういう意味で僕には、一般的な感覚の度肝を抜く事はできないので、僕自身にセンスはないと言い切れるということです。

気配りが出来る人が料理が上手い理由。

で、僕は個人的に1つの仮定を持っていて、それは「気配りが出来る人は料理が上手い」ということです。

これは、三つ星シェフのようなクオリティの高い料理が出来るということではなく、いわるゆマズいものは作らないということです。(誰かを攻撃するために言ってないから許してね)

そもそもマズい料理を作る人の多くは、「作る時に味見をしない」という人が圧倒的に多いと思います。

この食品に溢れている社会に生きていて、コンビニやレストランで安価で買える食品にマズいものがない中で、いくら普段料理をしない人でも「一般的な料理の味」を知らないわけがありません。

好き嫌いはあるにせよ、日本で暮らしてる以上は「日本人の好む味」くらいは感覚的に分かってると思います。

それをいざ、自分が調理したときにマズくなってしまうというのは、味見をしていないとしか考えられないんです。

そしてこの味見をしないというのは、自分自身の「想像力」に頼っているということになります。

要するに、「自分の想像力(自己中心的)」を貫いて、ここを客観視出来ていな人を、僕は「気配りの出来ない人」だと感じてしまうんです。

クリエイティブにおける想像力。

クリエイティブ(商品を作る人)は、この「想像力」のターゲットが、それを見たり、手にしたり、使ったりするユーザーに向かってないといけない訳なんですね。(想像力でぶっちぎってる人を除いて)

料理もデザインも同じで、作り出したものがユーザーの手に渡った時に”どういう風に感じられるか“を考えないといけないんです。

これは、センスでも何でもなく「客観視」をしてるかどうかの問題なので、努力次第でなんとでも出来る部分なんですね。

クリエイティブの世界では、センスでぶっちぎらないといけないと思ってる人も多いんですが、意外と目先の利便性を欠いてたりして、ユーザーに優しくないことが多かったりします。

僕はデザイナーという括りの中でいえば、美大卒の方が開くアートの個展などに行っても、正直それが良いものか悪いものか判断出来ません。

興味を引くとすれば、「これって仕事になるのかな?」「どうやって収入を得てるんだろう?」くらいの感覚でしか見れないんです。

あくまで僕がセンスのない凡人的な感覚での話になるので、そのセンスを理解出来る人がダメだという訳じゃなく、そういったデザイナーさんと凡人とでは住む世界が違うということです。

優しい人であることの大切さ。

料理が下手な人が優しくないというわけではないのですが、それが美味しいのか美味しくないのかを確認する事くらい出来ると思います。

人は得意不得意があるので、料理が出来ないことは絶対に悪いことじゃないし、下手と思ってても頑張って作ってる姿はとっても美しいです。(念入りに言っておきます)

僕が今回言いたかったのは、料理の上手い下手がどうのこうのではなく、「人を想う気持ち(優しさ)」があれば、隅々まで気配り出来るよねってことなんです。

きっと心優しい人であれば、これまで料理をする時に味見しなかった人は「これから味見してみよう」ってなると思います。

その気付きの1つのひとつが「優しさ」となり、料理もクリエイティブも同じように、それを受け取るユーザーに伝わるんじゃないかなと思いました。

今回の記事で料理にフォーカスしてしまったことで、傷付けてしまった方がいれば申し訳ありません。(そういうつもりはありません)

一緒に頑張りましょう。

では、またね。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer