【憧れを力に変える】 誰かになりたいと思うな、誰かになりたくないと思え。
どうも、コウタです。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し5年目となります。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,300日(2020年7月現在)を突破しました。
外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっているダイエット効果バツグンの自宅トレーニングをまとめたのでチャレンジしてみてください。また、外に出て運動する方へ、これからの時期持っていると便利な「コスパ最強のランニンググッズ」を紹介したのでこちらも合わせてご覧ください。
僕は19歳の頃くらいまで、劣等感の塊だったと思う。
周りの友達の行動を見て、今の自分と照らし合わせた時に、胸を張れない自分がいたのを周囲に気付かれないように虚勢を張ってきました。
ずっと自分自身も「何者か」になろうとして、なれなくて、引きこもったりしてました。
ただ、そんな時に見えたことがあって「周りのみんなは、誰かになろうとしている」ということだったんですね。
そんな時に、ダウンタウンの松本人志さんの「愛」とか「遺書」とか、著書を片っ端から読んでいて、ある言葉が僕の心に響き、そこから前を向けるようになりました。
ということで今回は、「憧れを力に変える」 誰かになりたいと思うな、誰かになりたくないと思え、というお話をしたいと思います。
誰かになりたいと思うな、誰かになりたくないと思え。
僕の心に響いたのは「誰かになりたいと思うな、誰かになりたくないと思え。」という言葉でした。
きっと多くの人は、知らず知らずのうちに「何者か」になりたいと思っていて、それが叶わない人は「誰かの真似をする」ということにシフトしてるんですね。
で、あたかもそれが「自分で考えた」と錯覚してるんですが、実はそこにオリジナルなんてないんです。
他に、松本さんの言葉で「ブルーハーツは個性を大切にしろ!って歌ってるのに、ファンはライブにブルーハーツのコスプレ(マーシーのバンダナなど)をしていってたりする矛盾」っていう面白い言い回しがあって、きっとそういう勘違いがあると思うんです。
僕にとって、松本さんの言葉が心に響いたのは「誰かになりたい(真似をしたい)」と思ったことがなかったからです。(そういう意味では僕は松本さんの真似をしていたのかもしれない)
劣等感はあったけど超えられないと思ったことはない。
僕には、誰かになりたいっていう憧れはなかったけど、もともと根拠のない自信は人一倍あって「いつかあの人のようにいつかなれる」という感覚だけがあったんです。
だからこそ、それが「憧れ」ではなく「劣等感」に感じていて、「いいなぁ」ではなく「いつか超えてやる」って気持ちに変わったんです。
20代前半の頃には、人にリスペクトすら出来ないくらい尖ってたんですが、今は丸くなりつつも、そんな気持ちは常に心に持っています。
僕は根っからの負けず嫌いですが「努力は人に見られない場所でやる」っていうスタイルなので、あまり努力の人と感じられることは少ないと思います。(そう思ってても実際に見たことはないと思う)
憧れを持つ時点で一歩遠のくということ。
僕は「憧れ」という感情を持ってしまったら、その存在自体が特別になってしまう気がして危険だなって思うんです。
憧れを良い意味での劣等感に変換することが出来たら成長に繋がるんですが、憧れが憧れに終わってしまうと「越えられない壁」に変わってしまうんですね。
これは感覚的な話なんですが、そういう意味で僕は憧れを抱くことはないかもしれません。
きっといつか越えてやる、辿り着く的な考えを持って、その位置に到達するまでの道筋を逆算することをこれまでもやって来ました。
自分自身が何者かになるための方法。
もちろん、誰かを目標にしたりすることで成長は生まれるんですが、結局オリジナリティがなければただのコピーにすぎません。
で、コピーはオリジナルを超えられないので、二番煎じ、三番煎じといった自分になってしまうんです。
そんな中で、自分自身が何者かになるために出来ることといえば、僕は1つしかないと思っていて、それが「シンプルな継続」ということです。
サッカー選手が、サッカーが上手くなるために、シンプルな「基礎練習」を繰り返してプロになったように、僕らは明日、偶然奇跡が起こったりして「何者か」になれるわけはありません。
何者かになりたいと思って、上ばかりを(憧れという気持ちを持って)見ている人の多くは、意外と足元を見れてないことが多いので、一発逆転を目指して失敗して滅入っちゃうんですね。
そんな奇跡を生むために「シンプルな継続」は必要不可欠で、それをやっているからといって必ず奇跡が起こるわけでもありません。
ただ、やらなければ何も変わらないのも事実なんです。
そんな時、絶対に負けないように、一緒に頑張りましょう。
では、またね。