元サッカー日本代表 本田圭佑さんの「10の行動規範」から考える日常の質を最大限に引き上げるマインドセット
どうも、コウタです。
僕は、周りからビッグマウスと呼ばれることがたまにあります。
僕の場合は「また言ってるよ」と、軽く流される程度なので、そこまで敬遠される訳ではありません。
ですが、この発言することの意図が、自分と相手との間で捉え方にギャップがあり、日本人にはあまり良い意味で受け取ってもらえない傾向にあると思います。
俺ってすごくポジティブな性格だけど、裏を返せば、実はすごく不安な性格なんです。不安だから努力しようと思う。簡単に言えば強がっているんですよ。
本田圭佑さんの言葉です。
世間からビッグマウスと呼ばれる彼。でも実はその言葉とは裏腹に、本心とは真逆の部分にあるということを理解した上で発言していることを、皆さんはお気付きだったでしょうか?
プロセスやストーリーは、発言だけを聞いても伝わらないが故に、ビックマウスと呼ばれる人の印象を聞くと、こういう意見を耳にすることがよくあります。
「なんか偉そうで好かない奴」
行動や記録が伴って初めて、その人の言葉に信頼性が生まれます。
今回はそんなビッグマウスの代名詞と言っても過言ではない、本田圭佑さんの10の行動規範をご紹介し、自分の夢や目標を口に出すことの大切さをお伝え出来ればと思います。
Index
① 他の誰からも支配を受けないこと
支配を受けないことというと、かなり大げさに感じるかもしれませんが、自分自身の考えをブレずにしっかりと持ち続けることが重要だということです。
会社で先輩や上司の言うことを聞かなければならないこともあると思います。そこに反発するのは難しいかもしれませんが、心だけは支配されないように強く持っていてほしいいと思います。
② オープンで素直であること
初めての人に出会ったり、イベントや参加したりするのを怖いと思うことってありますよね。
僕もその一人です。
ただ、閉鎖的であってはチャンスは訪れにくく、せっかく出会った人とも素直でなければ深い関係を気付くことは出来ません。
出来る限りオープンでいて、多くの価値観に素直に触れあう心掛けは重要だと思います。
③ 自分の言葉と行動に責任を持つこと
責任を持つということは、肩の荷が重くなるということだけではありません。それに比例して、結果から得られる見返りも大きくります。
1つ1つの行動に責任感を強く持つことで、自分自身の成長にも大きく繋がります。そしてビッグマウスと呼ばれる言動は、これをさらに加速させるといういことです。
④ 悪いルールは壊し、より良いルールを創ること
時代が移り変わっていくのと同じように、自分の身の回りも日々新しく入れ替わっていきます。
その中で、自分の目的達成を邪魔する、もしくは改善して取り除ける無駄なルールはすぐにでも見直す必要があります。
加えて新しいツールによって効率化をはかれるのであれば、新しいものも柔軟に取り入れ、効率の悪いものは見切りを付けて排除していけるマインドは本当に重要です。
⑤ 自分に厳しく、人に必要とされる長所を磨き続けること
以前の記事で書きましたが、令和の時代、個人の力がこれまでよりも注目される時代になると思います。
雨上がり 宮迫博之さんとロンドンブーツ 田村亮さんの謝罪会見から見えたフリーランスの可能性と終身雇用終了を意識した個人の在り方
自分に厳しく、責任感を強く持ち、自分の為でなく「人に必要とされる長所」を磨く献身性が必要になると思います。
人が困っていることが、その先の仕事になる。
誰かの為に生きるというマインドは、サービスを作るための第一歩でもあると思います。
⑥ 与え続けるためには勝ち続けること
誰かを蹴落として勝ち続けるという風に捉えると、少しシビアに聞こえてしまうかもしれません。
自分が与えようと思えば、自分と自分の意思はそこに存在し続けないといけないです。誰かと戦って勝つことも最後には重要なことではありますが、まずは自分自身に勝ち続けることが大切だと思います。
周りからの影響で、自分の心を保ち続けるのは難しいことかもしれませんが、自分自身に勝ち続けることで、ブレない心を作りましょう。
⑦ 人が本当に困っているときは、損得を考えずに助けること
なかなか出来る事ではないですよね。損得を考えずにという部分で、実際の現場に立ち会わせた時に、少なからずストップが掛かってしまう人は少なくはないのでしょうか。
その時の自分の置かれている状況や、時間の有無などもこの判断に影響すると思います。
これを逆に捉えるとすれば、「心に余裕があるか」という部分を問われている事でもあると思います。本来の冷静な自分の心を常に持ち続けることが出来れば、多くの方は、困っている人を助けられる心を持ち合わせているのではないでしょうか?
⑧ 何事においても理想を追求することを諦めないこと
一言で表すならば向上心です。
多くの場合、「これくらいでいいか」と妥協点を作ってしまう傾向にあると思います。
ただ単に妥協するということだけでなく、劣等感を感じたり、成果が出なかったりすることからくる諦めもその一つだと思います。
人は目標がなければ、進むことが出来ないという点もありますが、ゴールを設けることで、そこで成長が止まってしまうということも考えられると思います。
ゴールをしたとしても、その次のゴールを設定出来る人は問題ありませんが、燃え尽き症候群のようになってしまう方は、目標やゴールの設定を上手くコントロールすることが大切だと思います。
⑨ 常に謙虚に常に挑戦者であること
僕はこれをサッカーというスポーツを通じて、歴代の監督やコーチから学びました。
どんな立場になっても、奢ることなく努力を続けられるキモチは本当に大切です。ウサギとカメの物語に見ても同じ様に、進み続けなければいつか必ず置いて行かれます。
現在どの分野のプロフェッショナルの人達は全員、その進み続けている状態で戦っているんです。奢り立ち止まっている人は一人もいないのです。
だからこそ最低限のレベルで、自分が上を目指すのであれば、さらに先にいる目標への挑戦者であり続ける必要があるのです。その為に「継続」という日々の努力を続けることが必要不可欠です。
⑩ 人を喜ばせるでは足りない 感動させること
言葉を失わせるほどの感動を与えること。
これは僕の仕事において、初めて作品をお客様に提示する際に一番に求めている感情です。
これから令和の時代を生き残る為には、個人としても「特別」であることが必要になってきます。
ただ「感謝」されるだけでは、世間一般のそれと同じであり、自分という存在を相手に刻むには「感動」を与える以外に近道はありません。
本田圭佑さんの10の行動規範を叶える為にビッグマウスである考えも効果的である理由
ビッグマウスと呼ばれる人達が、「ただデカい口を叩く偉そうな人間」だという感覚を持っておられる方に伝えたいのは、「その考えは大間違い」という事です。
皆さんも経験したことがあると思います。
- お母さんに見られながら嫌いな食べ物を残さずに食べた。
- 先生に見られながら居残りで課題をした。
- 珍しく社長が現場に来たので気を引き締めた。
ビッグマウスな発言をすることによって、人の目を自分に向けることで自分で自分を追い込む環境を作ります。しかも、その監視者は一人ではなく、その発言を聞いた全ての人を対象にしています。この対象が多ければ多いほど、プレッシャーはどんどん大きくなっていきます。
自分の目指す目標や、その覚悟の大きさでビッグマウスの言葉の強さは大きく変化する。
小学生の卒業作文に、将来の夢として「ACミラン(イタリアの名門サッカーチーム)の背番号10を背負う」と書いた、小学生の頃の本田圭佑さん。この世界で1人にしか与えられない、背番号10の夢を実現した素晴らしい功績をお持ちですが…。
前文でも書いたように、「不安だから努力しようと思う。簡単に言えば強がっているんですよ。」という言葉からも見える、自身の弱さを認める発言は、決して嘘ではないと思います。
それを奮い立たせる為に、自分で自分自身を追い込んで「やるしかない」という状況を作り出しているということなんですね。
どれだけ凄い記録や功績を残されている方も、私たちと同じ人間だということ。
弱さを隠すための努力や、そんな自分を鼓舞するための工夫をしながら、普通に生きていては到達することの出来ない大きなの夢や目標を実現されているんですね。
僕もそういった場所へ、少しでも近付けるように努力を続けていきたいと思います。
では、今回はこれで終わります。