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雨上がり 宮迫さんとロンブー 亮さんの謝罪会見から見えたフリーランスの可能性と終身雇用終了を意識した個人の在り方

2019.07.26
2019.07.22

どうも、コウタです。

現在、世間を騒がせている「吉本興業に関する一連の騒動」で、雨上がり決死隊 宮迫博之さんとロンドンブーツ1号2号 田村亮さんの闇営業に関する謝罪会見を見て、僕は現代とこれからの会社の縮図を見た気がしました。

僕はフリーランスデザイナーとして活動し、今年で4年目を迎えました。

実際、僕自身は就職をしたことがありません。これに関しては後述しますが、数多く経験した全てのアルバイトを正規社員と同じ本気の感覚で向き合って働いていました

我々は、最初から苦しむ方向をとったから、あとは楽になった。
真似をして楽をしたものは、その後に苦しむことになる。

本田宗一郎 (HONDA創業者)

令和の時代に移り、新しい社会で、新しい仕事のカタチが生まれつつある中で、今回の宮迫博之さん田村亮さんの謝罪会見を見て、フリーランスデザイナーとしてまず第一に、個人の力を信じて活動している僕が感じたことをお話ししたいと思います。

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雨上がり決死隊 宮迫博之さんとロンドンブーツ1号2号 田村亮さんの謝罪会見から個人と組織のマインドのギャップ

雨上がり 宮迫博之さんとロンドンブーツ 田村亮さんの謝罪会見出典 : 女性自身

今回の一連の騒動を見て、事務所に所属してはいますが、吉本興業所属の芸人(タレント)さんは、フリーランス(個人)に近い印象を受けました。それに対して、吉本興業に勤務する方たちに関しては、一般的な企業へ就職された会社員の方ということになります。

今回はそういった前提で、これからのお話しをしたいと思います。

個人のスキル向上の重要性と、明日は我が身であるという危機感の違い。

スキル向上に対する、明日は我が身の危機感の違い。

芸人さんは、努力無しに誰もが活躍の場を与えられる訳ではありません。

初舞台は数百円というお話は有名ですが、テレビに出られるタレントさんは一握りで、我々が想像出来ないお給料で頑張られている方が多くおられると聞きます。

アメリカンドリームに近い夢を持ち、自分の意思で飛び込んだ自業自得の世界。ですが、そんな生活の中で自分の人生を懸けて切磋琢磨しているという事実は、尊敬に値する部分であるとも思います。

一般的な会社員の方にも、そういった部分が一切ない訳ではありません。我慢(保身)することが出来れば、ある程度の安定は保障されているのではないでしょうか?

そんな中、現在の仕事をする上で、先を考えて向上心を持ちながら働いておられる方はどのくらいおられるでしょうか?

個人の可能性を実感し、先を見てスキルを伸ばすことに努力し続けることの重要性。

個人の可能性を信じて、先を見てスキルを伸ばすことに努力し続けることの重要性。

僕は今年で30歳になりました。

過去に就職をしたことはありませんが、フリーランスデザイナーになるまでは、コンビニ、食品販売、食品配達、飲食店など分野問わず、各1年程度の期間を決めてスキルを身に付けるために、アルバイト・パートとして働いて来ました。

もちろん全てのお仕事に対して、アルバイトという感覚ではなく、正規社員に限りなくそれに近い感覚で、強い責任感を持って働いてました。

アルバイトは、お金をもらいながらスキルやノウハウを学べる場所だと気付いた瞬間。

アルバイトは、お金をもらいながらスキルやノウハウを学べる場所だと気付いた瞬間。

僕が初めてアルバイトをしたのは18歳の頃でした。

当時すぐに、アルバイト(仕事)とは各分野の仕事のスキルやノウハウを学びながら、更にはお金までもらえる最高の場所だという考えが芽生えました。

その瞬間から「手を抜く」という考えは一切無くなり、正規社員と同じ責任感で働くことで、より強い見返りを得られるという気持ちになりました。短期間でしっかりと目標を立てて、それを達成する為に創意工夫しながら精一杯に働くことを徹底しました。

  1. 営業成績でトップを取る。
  2. 売り上げ伸長率でトップを取る。
  3. 昼・夜シフトで業務が変わる場合、余った時間でもう一方の仕事もやらせてもらう。

上記の様な目標や感覚を持ち、自分のスキルを磨ける場所であるかどうか、個人としての能力や成績の変化が分かりやすい場所であるかなども考えた上で、数字に関しても興味を持って働くようにしていました。

これは今の時代も同じで、とても重要であるマインドだと思います。就職、アルバイトをしている方に関わらず、こういう気持ちを持ちながら働くことで、どんどん差がついてくるということに気付いて欲しいなと思います。

終身雇用制度の終了による、個人のスキルに対する注目。

あなたの代わりは、あなたの会社に存在しますか?

この質問は極論です。多くの場合は、自分がいなくても大体回るのが普通だと思います。

ただ、これからは限りなく、この質問に対して「いない」と、断言出来る存在にならなければいけなくなる時代になると思います。

終身雇用終了は、努力が報われる時代が来ることを意味する。

終身雇用の終了という言葉が、令和に入り大手企業でも正式に発表されるようになり、これから先、多くの会社でも実施されていく事になると思います。

富士通、2850人リストラ…「終身雇用終了」宣言で上場企業の人員削減に拍車

ただの努力ではなく、生き残るために全員が努力し続けないといけない。

急にそんな事を言われてもなぁ…と思った方は、相当な心配性か、今まで危機感を持って努力をしてこなかった人ではないでしょうか?

でもこれは、フリーランスの僕に言わせれば、ごく当たり前のことだと思うのです。

仕事のお話を聞くと、会社内の人物に対する不満を言う人が沢山います。

  • 無責任で、責任を他の人に押し付ける人。
  • 仕事をしているフリをしてサボっている人。
  • 自分から学ぼうとしない人。

チームプレーが基本である組織の中で、こういったように会社に貢献していない人が、これから確実に振り落とされて行く時代になると僕は思います。

ここで重要なのは、努力しているかどうかは当たり前のこととなり、その次に人として組織に必要とされるかどうかになると思います。

もちろん結果を求められることもあると思いますが、それは全ての人に叶えられることではないと思いますので、まずは「自分が組織のために努力している」ということが伝わる動きを出来るかが大切になってきます。

組織の中であっても、個人の力が求められる時代の到来。

要するに、全国総フリーランス時代が来るんです。その時代のために、個人が自覚を持って準備する必要が出て来ます。

宮迫博之さんと田村亮さん2人の謝罪会見では、個人が組織を上回った瞬間が垣間見えた。

吉本興業という組織は、宮迫さんと田村さんの2人という個人に、伝える力と影響力を上回られ、新旧のメディアを通して全国へ発信することまで可能にした。

彼らのお笑い芸人という人前で話し、笑わせるために磨き続けて来た話術(伝える力)で、過去に積み重ねて来た信頼(影響力)TwitterやAbemaTVなどの新旧のメディアを通して、これまでの時代では難しかったことを可能にしました。

今回お伝えしたいのは、どちらかが善悪ということは関係ありません。

これからの時代、個人規模で組織と渡り合う人達が出て来ても、おかしいことではないということです。逆に言えば、個人を管理出来ない組織は、時代に取り残されて潰れていくということです。

個人が強くなり、組織が不要になるという訳ではない。

個人が強くなり、組織が不要になるという訳ではない。

個人がどれだけ頑張ったとしても、それと同じ能力の個人が集まる組織には敵うことは難しいでしょう。人が集まる場所に、これまで同様にパワーがある事に変わりはありません。

組織内でも個人を意識して、向上することが大切である。

組織内の個人それぞれが向上し、その個人としてのユニークな力を合わせながら進むということが、今後は望まれるようになると思います。

そういう意味でも、現代にフリーランスとして活動している個人の力も、これからの時代に必要とされる存在になると思います。

会社に勤められている方も、今の自分を見直し、これからの時代に乗り遅れることのないように、自分が今伸ばすべき部分を再確認してみてはいかがでしょうか。

では、今回はこれで終わります。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer