準備の段階でとにかくハイクオリティを見る。

例えば、サッカー選手になりたくて、うまい小学生のプレーばかり見ていてもプロにはなれませんよね。

そんなこともあり、とにかくプロフェッショナルのハイクオリティなプレー映像を見る必要があります。

世界最高峰の舞台で戦う選手のプレーには、世界最高峰で戦うための理由があるんですよね。

だからこそ僕もデザインや映像の参考にするのは「今の自分に出来ないこと」を基準に見るようにしています。

それを真似する形で自分に取り込むことが出来れば、必然的に自分のクオリティが上がっていくということにつながるので、ここでの準備はかなり重要です。

可能な限りの予算を投入する。

もちろんそれだけが全てではないのですが、デザインで良い物を作る上で「良い物を使う」ということは重要な要素の１つです。

綺麗な映像を撮るには性能の良いカメラが必要ですし、繊細なデザインを作るのにスペックの低いパソコンではオーバーヒートしてしまいます。

自分の仕事のクオリティに直結する予算に関しては、可能な限り投入するのが必須だと思います。

その逆を言えば「自分が出来ないこと」に関しても全く同じで、良い物にはそれだけのコストがかかっているので、ここで予算を投入せずに自分でやっちゃうのは危険です。

例えば、デザインを頼むにしても、しっかりとしたデザイナーに、しっかり予算を支払って仕事をしてもらうことが、良い印象を与えて集客などに繋がったりします。

多くの経営者がデザインや広告に予算削減をしようとするのを感じますが、いくら美味しい料理を作って待っていても、ダサいホームページやチラシでは集客するのは難しいです。

予算の問題はスキルでカバー。

僕は、どうしても予算を立てることが難しい方にも寄り添えるデザイナーだと思っています。

基本的に僕は仕事のオファーを断ることは一切ないですし、どんな方のどんな無茶な依頼にも対応します。(もちろん理不尽なのはNG)

僕がスキルを高めていけば行くほど、必然的に簡単な部分の仕事のスピードも上がるので、その部分の仕事を安くで受けたりすることも出来るようになります。

あとは企業さんと仕事をする時と、個人の方と仕事をする時の仕事のボリュームが違ってたりもするので、その辺りのギャップを使ってお互いWin-Winにすることの出来る均衡点を考えています。

そんなこんなで僕は「予算の問題」で仕事を受けられないといったことは絶対にありません。

予算以上の結果を追求し続けること。

そして、勝ち続けるために１番大切なことは、「予算以上の結果」を追求し続ける必要があります。

この価格で、このスピードで、このクオリティを作ってくれたんだという感動をお客さんに味わってもらうことこそが、次の仕事につながると思っています。

僕はここで勝負し続けているからこそ、これまで「営業」なんてことをしたこともありませんし、５年前に作った名刺のたった200枚ですら無くなっていません。

完全口コミだけでここまで戦ってきたからこそ言えることですが、クライアントを勝たせるためには「価格バランス」「納品スピード」「圧倒的なクオリティ」の３つは常に予想以上を目指すことです。

お客さんの想定していたものの１歩先を提供し続けることで、絶対に仕事がなくなることはありません。

その場しのぎの仕事をやれば、せっかくのクライアントを逃して次に仕事が繋がらず、新規顧客獲得のための「永遠の営業ループ」に陥ってしまいます。

そうならないように、目の前の仕事を１つ１つ結果を残せるように心掛けましょう。

一緒に頑張りましょう。

では、またね。