不確定要素の多いクリエイティブ制作に期待を寄せられる時に思うこと。
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不確定要素の多いクリエイティブ制作に期待を寄せられる時に思うこと。

2021.10.02
2021.08.28

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

毎日のようにクリエイティブ制作をやっていて、「こうしましょう」と決めたことであっても、いざ制作者として制作を始めた時に、予定通りでは思ったようにいかないことって沢山あるんですね。

そんな時は、どうしても臨機応変にその場その場で対応する必要があったりするんですが、そんな状況でも変わらず、お客さんからは「信じて任せます!」みたいな期待を寄せられるんです。

ということで今回は、不確定要素の多いクリエイティブ制作に期待を寄せられる時に思うこと、についてお話ししたいと思います。

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いくら準備をしたとして消えない不安。

僕はいつもいつも「準備全てが決まる」というくらい、クリエイティブにおいて準備を徹底することの大切さを言っています。

以前にもお話をしたことがあるんですが、クリエイターにとっての準備って「不安を消す作業」であると思っているんですね。これは、他のサービス提供者も同じ感覚の人はいると思います。

でも、可能性が無限にあるクリエイティブ制作の上で、どれだけ徹底的に準備したとしても、完成品を見るまでは不安って消えないんですね。

で、完璧だと思ってやっていた準備の中で、やっぱり制作中に思わぬトラブルが出てきて、予定とは違う形になってしまうことだって日常茶飯事です。

最初から「予定通りにいかない」と想定しておく。

そこで大切なことって、最初から「予定通りにいかない」と想定しておくことなんですね。

で、よくある話なんですが、チラシデザインを作ってたりして、クライアントさんとの打ち合わせで「ここに写真を挿入しましょう」みたいな予定で構成を考えていても、いざ送ってもらった写真の画質が悪すぎたり、使えるようなクオリティの写真じゃなかったりすることがあるんです。

そんな時にでも、事前に「もしも良い写真が無かったら別の画像を挿入しよう」と、事前に別の画像を準備しておくような感じに想定しておく様な、自分の中で余白というか余裕を持たせておくと、実際に想定外のことが起こった時に対応しやすいんですね。

どうしてもクリエイティブにはクライアントさんと自分の間にある感覚的な部分が曖昧になりがちで、ほとんどの場合「絶対」という言葉は使えないので、「予定通りにいかない」と想定しておくことが大切です。

クリエイターは納品までずっとヒヤヒヤしている。

一応しっかりと最初のうちに方向性を決めて進めていくクリエイティブ制作ですが、そんな不確定要素の多いものだからこそ「納品するまで心が休まらない」という日々が続きます。

大きな規模の仕事になればなるほど、クライアントに気に入ってもらうために手を加える必要がある部分は沢山ありますし、それに伴って修正の可能性がも増えていきます。簡易的なチラシデザインの様なお仕事ならまだしも、ホームページ制作となるとすごい工数が必要になってくるので。

プロジェクトでお仕事をされている人はそこまでかもしれないんですが、フリーランスの場合はこういうプレッシャーみたいなものを一人で抱えていたりするんですね。相談する人もいないので、ずっと孤独な状態なんです

それをデメリットと取ることも出来るんですが、僕の場合は、一人で思い悩み、一人でやり切ったことに対して返ってくるリアクションの大きさは、やっぱり何事にも変えがたいものになっているので、僕はこれをフリーランスだけの特権だと捉えるようにしています。(やりがいの1つですね)

クリエイティブ制作に寄せられる期待をエネルギーにする。

僕がお仕事を依頼する時ってほとんど「福井さんに任せます!」としか言われないことが多くて、クライアントさんから完全に信頼した上で依頼してもらうことがほとんどなので、毎回かなりのプレッシャーを感じてるんですね。

クライアントさんの「好き」の特徴をこれでもかというヒアリングで捉えているつもりですが、やっぱりクライアントさんが思い描いているものと、僕が頭の中で思い描いているものって同じなのかなーっていつも不安に思います。

でも、フリーランスとして生きていく上で、そういう「期待」の部分に対しては確実に応えていかないといけないし、なんだったら期待を上回っていかないといけない。そう考えた時に、その期待をプレッシャーに感じるよりも「エネルギー」に変えたほうが絶対に良いですよね。

で、これって、雨の日に外に出てランニングするのが嫌だなーって思う感覚と良く似てて、一歩出てしまえば、一旦濡れてしまえば後は吹っ切れてなんとも思わなくなるんですよ。

要は、仕事にいくらプレッシャーを感じて「自分でやれんのかな?」って不安になったとしても、とりあえず「やります!」って言ってしまってしまえば後は自然に体が動いて来るもんだと思っています。

クリエイティブ制作って不安がつきもののお仕事だと思うんですが、プレッシャーすらもエネルギーに変えて、前向きにやっていた方が良い結果を生むと思います。それで失敗することもあると思うんですが、失敗を失敗で終わらせない限りは失敗ではありません。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer