WEB制作という漠然としたカテゴリーにお仕事を依頼する一般のお客さんに伝えたいこと。
本ブログではアフィリエイト広告を利用している可能性があります。
2671 1451

WEB制作という漠然としたカテゴリーにお仕事を依頼する一般のお客さんに伝えたいこと。

2023.05.08
2023.05.08

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し8年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,195日、毎日ブログは975日を突破。(2022年12月31日現在)

先日、6年ぶりくらいに「やっぱり福井さんじゃないとダメでした」と、コロナ期間中を挟んでいたこともあり疎遠になっていたクライアントさんから相談のご連絡をいただきました。

この期間中は補助金やら色々あったもので、どうしても利用する業者が変わったりしてしまう中で戻って来てくださったことは感無量でした。

ということで今回は、WEB制作という漠然としたカテゴリーにお仕事を依頼する一般のお客さんに伝えたいこと、についてお話ししたいと思います。

スポンサードサーチ
スポンサードサーチ

約6年ぶりのクライアントさんから感じた制作物の現状。

約6年ぶりのクライアントさんから久しぶりに連絡をいただいた中で、これまでの期間のお話などを聞いていると「補助金が使えるので」という謳い文句での営業は後をたたなかったみたいです。

僕自身も補助金を使った制作を何度かさせてもらってたりするんですが、基本的に「補助金を使って何かしませんか?」みたいな営業をしたことがはありません。(というか営業したことないですけど)

そんな中、僕からすれば自分から「やらせてください!」みたいな営業をかけてやったものとは思えない、(クライアントの意思を汲み取らない)自分よがりの制作物をしていたのを見て、なんだかすごく残念な気持ちになりました。

お金をかけた額がどーとか、付き合いで無償でやってもらったどーとかもありましたが、僕が目指すものは「満足度の高いもの」で、それを目指してきたからこそ今回クライアントさんが声をかけてくれたことはすごく嬉しかったです。

WEB制作はピンキリで依頼者の求めてるものもピンキリ。

今回僕が「WEB制作という漠然としたカテゴリー」に対して伝えたいことは、必ずしもお客さんは集客だけを目的とした制作を100%求めているということではないということなんですね。

例えば想像してもらいたいんですが、仕事用にスーツを新しくオーダーしないといけないとなった時に、スーツのプロから言われるがままに自分の意思の全く入ってないオーダーを通せますか?

きっと自分の好きな色や形があって、「絶対に無理」というボーダーラインだって存在すると思うんですね。

そういった部分までも全て踏まえて考えて寄り添うことがお仕事だと思っていて、それが叶えられないのであればいくら全うなサービスをしていても完全とは言えないと自分にも言い聞かせているんですね。

ましてやWEB制作という完璧な答えのないものに対して、そこを考えないといけないのはなおさらの話で、WEB制作はピンキリで依頼者の求めてるものもピンキリということを考えないとダメなんです。

僕の身近にいる悔しいけど救えないクライアントさん達。

今回この話題を出そうと思ったキッカケは、僕の身近にいる依頼者の方からこういった内容の相談をすごくもらうようになったからなんです。

で、必ずしも僕が正しいというわけじゃないんですが、多くの人に一旦こういった話があった時にブレーキをかけられる余裕を持ってもらったり、僕でも良いんで相談してもらえたらなって思ったからなんですね。

例えば「補助金でホームページ制作をしますよ」といった感じの謳い文句を言われて、個人経営のお店で請求されたのは広告費(これは僕も謎ですが)を含めて合計80万円。

それだけならまだ内容によってはって感じですが、蓋を開けて見れば「有料(2万円くらい)のテンプレを少しイジっただけのテンプレサイト」で、さらに運営・管理費といった名目で90ヶ月の超長期契約を結ばれたりするんですよ。

そんな状態で「どうしたら良いですか?」って言われても、契約解除したら契約満了までの全額を支払わないといけないなどと契約書に書いてあったりするので、どうしてもそこだけは救ってあげられないんですよね。

WEB制作を依頼する一般のお客さんに伝えたいこと。

この世界、生きていたら「分からないこと」って沢山あると思うんですけど、それを分からないからで終わらせてほしくないんですよね。

僕は自分自身がお客さんの目線に立って誠実に考えることが出来ている自負があるからこそ、やっぱりこういった残念な思いをしてもらいたくないんです。

もちろん僕も分からないことは沢山あるし自分で納得いかないこともありますが、自分が人を守りたいと思って仕事をしているからこそ「まぁそんなもんか」でサービスを無理やり納得させることはありません。

そんな時こそ我に帰って、一旦そのサービスを冷静に考えた上で分からなかったら僕に相談してください。

僕は自分が稼ぎたいとかそういったことは一切考えてないので、その受けようとしているサービスが全うなものかを判断してアドバイスさせていただきます。

そんなとこで稼ごうとしなくても、仕事に関しては僕はそこまでがっつかなくても十分に忙しくて幸せです。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer