いつまで経っても仕事が始まらないクライアントさんに対して思うこと。
おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)
今回のお話は、愚痴でも何でもないんですが、フリーランスとしてお仕事をしていく中で「こんなクライアントもいるんだよ」ってことを皆さんにお話しできたらと思っています。
去年の何月か、暑い時期だったような気がしますが、そのクライアントさんに「事務所に来てもらえませんか?」と呼ばれたことが始まりでした。
ということで今回は、いつまで経っても仕事が始まらないクライアントさんに対して思うこと、についてお話ししたいと思います。
Index
去年の暑い日、僕は5〜6年ぶりにクライアントさんと再会した。
去年の夏頃だったと思うんですが、僕は昔からの知り合いでもあるクライアントさんから「仕事の依頼もしたいのと、久しぶりに会って喋りたいから事務所に来てくれる?」と行った感じで、(ちょっと偉そうに)連絡をもらいました。
流行り病の時期でもあったので、僕は正直断りたかった部分もあったんですが、仕方なく電車に乗って往復2時間ほどかけて事務所に向かいました。事務所は駅から遠いらしかったので、駅まで迎えに来てくださいました。
そのクライアントさんとは5〜6年ぶりくらいの再会で、その事務所までの車内では思い出話をしていたんですね。僕が初期も初期の駆け出しの頃に簡単なお仕事をくださったクライアントさんです。
そのクライアントさんも当時は事業を開始したばかりの感じで、今回再会をした日には向こうも規模も大きくなって、少し自慢話のような感じにも聞こえる(ちょっとマウント感のある)お話をされていました。
車内でクライアントさんと話していた内容。
どちらかと言えばドカタ系のおじさんって感じなので、結構ぶっきらぼうでイケイケなんですが、話す内容といえば「福井くん!美人秘書雇いや!」といった感じの冗談を言われたり、ホントくだらない会話も要所要所で挟んで来られる様な感じなんですね。
で、僕の仕事の現状も聞いてもらえたりするんですが、そこそこ忙しくさせてもらっていることを伝えると、「会社にしないとダメだよ」の一点張りで、それは当時はクライアントさん自身も駆け出しの個人でやっていた中で、今は従業員を数人雇って株式会社としてやっているからのアドバイスだったと思います。
僕はそこで「自分のクオリティを担保出来る程の信頼を持てるスタッフに出会うのが難しい」という、僕がずっと個人を貫いている理由を伝えたんですが、クライアントさんは「それじゃお金持ちになれないやん!」とおっしゃっていて、その瞬間から、ちょっと僕とは畑が違うんだろうなと思ったんですね。
打ち合わせから半年以上経過しても始まらない仕事。
その打ち合わせからもうかれこれ半年以上の時間が流れまして、僕が取った行動は、もう既にサンプルの制作(知り合いだったのでかなり作り込んだ)と見積りも済んで「さぁ制作に移ろうか」といった状態だったりします。
で、それを見せた上で1回連絡が来て「ちょっと指摘したい部分あるから社員とまとめて連絡すわ!」と言われたので、そこから連絡を待っていました。
実際のところ、1〜2ヶ月に1回くらいの頻度で「福井くんごめん!今どこまで進んでるっけ?」みたいな確認の連絡が来て、その度に「〇〇さんからの指示待ちです」とお返しすると、「ごめんごめん!早急に送るわな!」といった感じの返事をもらい、そこからまた静寂が始まるんですね。
仕事はお金じゃなく「想い」でやりたいからこそ。
僕は基本的に仕事をお金で選ばない人なので、こういうダラダラした仕事がホントに嫌いで、早くしてくださいって催促する気力すら出ないんですね。
頼んでもらった側の僕が言うのもなんなんですが「なんで頼んだんだろ?」って思っちゃうんです。僕は打ち合わせに行って、本気でヒアリングをしたり、本気でサンプル制作をして喜んで貰おうと努力してる中で、こんな中途半端なことってホントないと思うんですよね。
まぁ悪い人では決してないので、いずれは完成するのかと思うんですが、こういったモチベーションに関することで、仕事のクオリティに影響しかねない様な対応はしてほしくないなと思いました。
株式会社にするとか、従業員を雇うとか、規模が大きくなればお金持ちになれるとか、それはそれで立派なことかもしれないんですが、やっぱり僕は個々の人を笑顔にすることが生き甲斐であり、これからもそういう気持ちを忘れずに活動を続けていきたいなと思いました。
この案件がいつか「やって良かった」と思える案件になるように、僕も実力で示していければと思います。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。