クライアントワークで行動を選択する時に僕が1番大事にしている基準。
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クライアントワークで行動を選択する時に僕が1番大事にしている基準。

2021.01.30
2021.01.30

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

僕は今、半専属デザイナーとして「1ヶ月これくらいの仕事をするから月額いくらね」って感じのプランで、お仕事をさせてもらっている企業さんや個人の経営者さんとの契約が7~8件ほどあります。

そこでやるお仕事は、クライアントさん毎に違っていたりするんですが、会社を想像してもらうと分かるんですが、同じオフィスにいれば「福井くんこの仕事も時間あったらやっといてくれない?」って感じで、イレギュラーな仕事を頼まれたりするわけなんですね。(実際にはリモートワークだよ。)

で、その時に、元々組んでいるプランの仕事内容に該当しないことを頼まれた場合、普通であれば別途費用が掛かるのが当たり前なんですね。(そのための契約だから。)

だけど、そこはクライアントさんとのお付き合いがあってこそだと思うので、僕はそういう選択を迫られた時に大切にしていることがあります。

ということで今回は、クライアントワークで行動を選択する時に僕が1番大事にしている基準について、お話ししたいと思います。

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イレギュラーに対応を迫られた時に僕が大事にしている基準。

基本的に僕がイレギュラーでお仕事を頼まれた時には、簡単なお仕事であれば「サッとやっときますね!」って感じで、お金のお話なんかをすることもなく、頼まれたことをやるようにしています。

そこで1番危ないのは「なぁなぁになる」ということで、クライアントさん側が味を占めて「これくらいのことならタダでやってくれるんだ」となったりすると思うんですが、僕の周りにそういった人は誰1人としていません。(これホントなんです。いたらお仕事やめます。)

過去にはそういった人たちが沢山いましたが、嬉しいことに今は僕の周りにそういった人達は集まってこないんですね。

で、そういう人達が集まって来ないという前提で僕が選ぶ行動は「貢献」なんですね。

僕が「助けたいか助けたくないか」という(結構勝手な)基準で、クライアントさんが困ってそうだなと思ったら全力で助けるし、そうじゃなければしっかりとお金は頂くし、といった感じで、クライアントさんの状況をしっかりと理解した上で臨機応変に対応するようにしています

生きるために必要な「お金」とは、今の現金だけではないということ。

1つ考えて欲しいんですが、近所の大好きなラーメン屋さんが閉店しそうだとして「1週間の間、1日1杯ラーメンを食べに行けば閉店を免れる」といった状況の時にあるとします。

たった1週間の間、自分がそれを受け入れたら店舗が守られるとしたら、「これまで美味しいラーメン作ってくれてたし」と、せっかくだから家族や友達を誘って行こうかなとか、ちょっとは思ったりしませんか?

これまで通って来たそのラーメン屋さんとの間に、それこそ自分がお金のない時に、チャーハンや餃子をオマケしてくれたりする思い出があったとしたら、それは尚更強い気持ちになると思います。

そんな時に「もう二度のこの店舗で食事を出来なくなる」とか「あの店主に会えなくなる」ということを考えたら、守りたいという感情が生まれてくると思うんですね。

で、それを言葉で表すとしたら「」や「思い出」で、僕はそれを感じた時に「お金」を考えるよりも先に、「貢献」を考えるようにしています

この「貢献」という行為は、どんなお金よりも価値のある行動だということを、僕は信じているからです。

そして、ラーメン屋さんの店主が、自分がお金のない時にオマケしてくれたチャーハンや餃子は、自分に対する「貢献」であることを自分自身が感じないといけないんですね。

そしてその貢献に対して、自分が「この店を潰さないために出来る事」を考えるその気持ちこそが「貢献」で、お金と違って目に見えないこの感情は、回り回っているということなんですね。

僕の周りには「笑顔を作りたい」という人が集まっている。

で、その中で「貢献したいと思う人」というのは、恐らく僕と似たような目標や考えを持っている人達で、僕は生きる目的として「笑顔を作りたい」と思っているからこそ、僕の周りには「笑顔を作りたい」という人が集まって来るんですね。

どんなに辛い時も、経営が厳しい時も、自分のことを守ろうとせずに、それでも誰かの笑顔を作るためにという信念をブラさずに、毎日戦っている人達ばかりなんです。

きっと僕はそこで「損得感情」だけで行動をしていたら、手元に残るのはお金だけで、きっとその大切な仲間や、その先にある未来を全て放棄することになると思います。

だからこそ、僕は「貢献」や「笑顔」を基準にした行動を心掛けているし、そこで得られる経験っていうのは、「お金には変えられないもの」だと思っています。

貢献と笑顔で回る「お金より大切なもの」

これまでの人生の中で僕は、家庭の事情で家が競売にかかり、次に住むところが決まらないまま、お金が払えないので電気・水道・ガスは日常茶飯事のように止まって、食費は家族4人で1万円なんて生活を数ヶ月経験しました。

今思えばなんですが、その時本当に僕らには何もなかったけど、なんか楽しかったんです

毎日生きることに必死で、食うものがないから畑やろうとか、ガスが止まったからと凍えながら水浴びしたり、時には心配した友人達がご飯を持って来てくれたり、すごく惨めなだったけど、なんか幸せだったんですね。

きっとそこには、凹んでたって生きるのにマイナスしかないってポジティブさが生まれてたし、それは「明日やることがある」とか、「自分の行動で誰かが笑ってくれる」とか、今の生活にも十分置き換えることが出来ると思うんですね。

僕は今回のコロナで、そこの感情が上手くマッチしたというか、そういう意味で「お金」よりも先に、貢献や笑顔で行動出来る心を手に入れられたことをとても嬉しく思っています。

貢献と笑顔で回る「お金より大切なもの」を見つけられることが、僕はこれからの時代大切だと思うので、行動の選択迫られた時こそ、初心を思い返したいと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer