スキルの点と点が線で繋がった時に見える景色。
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スキルの点と点が線で繋がった時に見える景色。

2022.02.28
2022.02.28

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

以前にも同じような発信をした(というかこのブログ同じことばっかり書いてますが)ことがあるんですが、最近つくづく「スキル習得への努力」に対してやって来て良かったなと思います。

一見これとこれとは関係ないよねってスキルでも、いざ全てを本気で取り組んだ時に、とあるタイミングで色んな可能性が生まれてくるんですね。

ということで今回は、スキルの点と点が線で繋がった時に見える景色、についてお話ししたいと思います。

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何も出来なかった僕が目指した「マルチ」への努力。

僕がデザイナーを目指した10年前、「人を笑顔にする仕事を生きがいにしたい」という信念を掲げ、その中で自分の伝えたいメッセージをデザインに込めた「Tシャツ販売」をメインに活動をスタートしました。

今もその活動だけで食っているとすれば、だいぶコアなデザイナーだなと思うくらい、今思えば最初に選んだ道はとんでもなく険しい道になっていたと思います。(もしかしたら挫折していたかも)

当時はTシャツ限定のデザイナーという形で活動していましたが、ある日「デザインやってるんならこれもお願い出来るんじゃね?」みたいな感覚で、ロゴや名刺のデザインをお願いされたことがありました。

僕はその時「僕はTシャツデザインしかしたことがないので…」と言いそうになりましたが、自分の名刺を自分でデザインしたりしていたこともあって、少し不安ではありましたがお仕事を受けてみることにしました。

やってみた結果は「意外とやれる」ということで、当時は単価こそ安かったこともあり、そもそもの期待値がなかったのをうまく利用し、数をこなす(経験値)ことを目的として何でも断らないスタイルで生きていくことを決めました。

1つのお仕事の基盤が出来て大きく変わったこと。

で、それまでは「Tシャツデザイン」という超コアな部分だけで勝負しようと思っていたところに、「ロゴ」や「名刺」というベーシックなデザイン案件を受けられる入り口が出来たんですね。

そうなった時に、次は「チラシ」や「ポスター」も視野に入るようになり、これまでメインで活動していたTシャツデザインがオプションに変わってくる瞬間があったんです。

一方で、ロゴデザインを頼んでくれたお客さんからは「名刺も出来る?」とか「チラシはやってないの?」と声をかけてもらうようになり、ベーシックな基盤を持つことによってお仕事の受け幅がどんどん大きくなって来たんです。

そういう形で僕は、1つのデザインだけに限らず、当時は広く浅く(技術の低い)状態ではありましたが沢山の経験をすることが出来て、出来ないなりにもチャレンジすることで一気に成長することが出来ました。(実践こそ正義ですね)

WEBデザイン・制作が出来るようになって世界が変わった。

もちろんお仕事の中に得意不得意はありますが、全ての案件を断らずに経験を積み重ねて来たことで、何でも受けられるデザイナーを目指した僕なんですが、「WEB制作」のスキルを身につけた瞬間から一気に世界が変わりました。

驚いたのは「ホームページを作りたい」というお客さんの多くが、これから事業をスタートするお客さんが多かったということだったことですね。(リニューアルの案件なんて結構珍し買ったりするんです)

で、「ホームページを作る = これから事業をスタートする」という構図が出来上がっている中で、それと同時に「ロゴ」「名刺」「チラシ」「ポスター」みたいな感じで、全てのお仕事がセットで付いてくるなんてことが増えて来ました。

これがマルチの強みで、基盤をWEB制作にした上で、その周りのデザインも全て出来るようにしておくことでお客さとのお仕事の可能性が一気に広がったんですね。

この時が僕にとって、1番衝撃的出会った「スキルの点と点が線で繋がった感覚」を得た瞬間でした。

最近訪れた「スキルの点と点が線で繋がった瞬間」

最近の話で「いつか仕事として出来たら…」とは1ミリも思っていなかった「カメラ」に関して変化がありました。ホントにこれに関しては自分が必要な素材を撮りに行くレベルの、いわば趣味くらいの感じで勉強していたんですね。

プロから見れば決して上手とは言えないレベルの僕に、とある案件で「無茶振り」がやって来て、「デザイナー自身が写真撮影をしたら良いものが出来るんじゃないですか?」ってことを言われて、急遽カメラマンを任されることになりました。

で、ここで思いの外クライアントさんの評価が高くて、なぜか「さすがですっ!」みたいな感じになっちゃんたんです。ただ自分の実力は自分が1番分かっている中でこの評価をいただけたことで、少し自信が出来たことは事実だったんですね。

で、そのクライアントさんからも、「これだけ撮れたら写真撮影出来ますって言って良いですよ〜」という嬉しい言葉をいただき、僕の趣味(カメラ)がお仕事になる瞬間を迎えたんですね。

そのお仕事はアパレル関係の会社からの案件で、最初の入り口は「パンフレット制作」だったので、反対に考えれば、今の僕は「カメラ」を入り口にパンフレット制作を受けることも出来るようになったわけなんです。(しかもアパレルの撮影なので自信になりました)

そして今度は「WEB制作」と「(アパレル会社に認めてもらえた)カメラ」を手に入れたことで、新しく「ショップサイト」を制作することが出来たら、またお仕事の幅が広がるんじゃないかと猛勉強を始めています。

得意不得意ももちろんあり、それぞれのクオリティに差があっても仕方はないんですが、最低でもお仕事になるレベルは担保した上で、色んなスキルを身につけておくことで、それが一気に繋がっていく瞬間が来たりします。

なので「これ意味あるかなー?」ってことに対しても、何かをやる時にはとにかく本気で取り組んでいれば明るい未来が待っているかもしれません。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer