プロカメラマンでもない僕がクオリティは場数が全てではないと思っている理由。
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プロカメラマンでもない僕がクオリティは場数が全てではないと思っている理由。

2023.04.23
2023.04.23

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し8年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,195日、毎日ブログは975日を突破。(2022年12月31日現在)

僕は独学でフリーランスデザイナーになるという夢を叶えて、もうかれこれ(多分)9年目くらい活動をさせてもらっています。

そんな中で、どんどんと出来ることが増えてきて、今では自分のことをマルチクリエイターと呼ぶ様になりました。

ということで今回は、プロカメラマンでもない僕がクオリティは場数が全てではないと思っている理由、についてお話ししたいと思います。

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平凡な才能だったからこそマルチクリエイターを目指した。

以前の発信でもお伝えしたんですが、僕がマルチクリエイターという「俗にいう器用貧乏」的な何でも屋さんになった理由の全ては、フリーランスとして生き残るためでした。

最初はロゴやチラシ・名刺などの紙媒体のみを受けていたんですが、そこからお客さんからの「これ出来ない?」に応え続けてきた結果、注文されたことに対しては大体なんでも出来るようになりました。

そこで、ただ全部が満遍なく出来るだけの器用貧乏という生き方を選んだ訳ではなく、全ての技術がそこそこクオリティが高い状態を作ることで、提案の幅を広げたり、依頼された時のオプションとして他の技術を提示することが出来るようになったんですね。

10人に1人の才能を3つ持っていたら「10×10×10=1000」で、1000人に1人の存在になれるように、満遍なくでも磨けば磨くほど特別な存在になるということを僕は目指しました。

プロカメラマンでもない僕がカメラを触りはじめた理由。

で、今回のお話のメインでもある「カメラ」についてお話ししようと思うんですが、これに関してもお客さんからの出来ないのか?的な声が耳に入った時に、自分でも触れるようになれたらいいなぁと漠然と思ったからなんですね。

当時はカメラを担当してくれる人が身近にいたので、僕自身が触る必要性もなかったんですが、それでも自分が触れる様になっていた方が、その大変さを知ることが出来たり、今後にもつながると思ったので本格的にカメラを買って触り始めることになりました。

なので僕はガッツリ触り始めてまだ2〜3年くらいのもので、お仕事の依頼でカメラを使うことを考えれば年に数えるほどしかないので、カメラの分野に関してがプロとは名乗らないことにしています。

それなりの写真を撮ることは出来るようになったとしても、カメラ1本で食っている方と比べればまだまだひよっこだと思うんですが、自分の制作の可能性を広げたり、仕事をいただく入口を広げたりするためにお仕事を受け続けているという理由があるんですね。

ただクオリティは場数が全てではない。

こんなことを言ったら四方八方から叩かれる気がするんですが、クリエイターとして活動しているからこそ分かることの1つとして「最高峰に到達することだけがハイクオリティではない」ということなんです。

例えばの話、何万円もする超高級フレンチを最高峰とする人もいれば、チェーンの牛丼こそが最高峰だという人がいる様に、人によってクオリティも好みで変わって来たりするということなんですね。

なので、必ずしもその分野での山の頂点クラスのクオリティが必要ではない部分も少なからずあって、求められているものを提供したものこそが正義だと僕は感じています。

なので僕は(最前線で活動されている)プロカメラマンさんを本気でリスペクトしているんですが、これはクリエイターも同じことなんですが、資格がある訳でもなく名乗れる肩書としてピンキリなんですよね。

それ故に「場数 = クオリティ」でもない訳で、年に数回しかカメラを触らない僕の方が、そこらのプロカメラマンよりも良い写真を撮れるということも普通にあるというのが事実です。

プロカメラマンじゃない僕がカメラの勉強にかける時間。

そんなプロカメラマンじゃない僕はカメラのことを学ぼうとする時にかける時間って、1本でやっておられる方なんかと比べたら極端に少ないんですよね。

先日も初めて食品の撮影をしに行くことになったんですが、僕はスイーツ系の写真を撮るのが初めてで、いい写真を撮るのに少し学びが足りないことに気付き、学んだところ機材も足りないことが発覚しました。

どうやって学んだかと言えば、YouTubeで2時間ほどプロの方の動画を見て、自分に出来そうなことを把握した上で、それに必要な機材をコストの都合も考えて揃えることにしたんです。

急にお仕事を頼まれることが多い且つ1本でやっていないので、限られた時間でしか成長する猶予が与えられない中で結果を残すのは難しいんですが、僕はこうやって少ない場数で自分自身を成長させていっています。

ちなみに今回の撮影のミッションも大満足での成功となり、僕は自分自身の成長を感じることが出来て次に繋がったお仕事になりました。

1つ1つのスキルにかけられる時間が限られているからこそ、僕は「イメージトレーニング」を大切にしているし、実際にやっていないから出来ないということではなく、よりリアルな想像力を持って向き合い、そんな自分を信じることが大切だと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer