「自分の価値」を追求した僕が「商品の価値」に依存するのは危険だと思う理由。
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「自分の価値」を追求した僕が「商品の価値」に依存するのは危険だと思う理由。

2022.07.15
2022.07.15

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

先日、友人からのお仕事に関する相談に乗っていたところ「叩き上げのお前がいつの間にこんなことになっているとは思わなかった」と僕の技術(スキル)に驚かれました。

その友人は「会社の商品」を販売する立場で仕事をしていて、ずっと「技術を身に付けないと食いっぱぐれるぞ」と言っていたのですが、やっとそれに少し気付いたようでした。

ということで今回は、「自分の価値」を追求した僕が「商品の価値」に依存するのは危険だと思う理由、についてお話ししたいと思います。

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「終身雇用の時代」が終わりを告げたということ。

終身雇用が終わりを告げたといってもピンと来ない人も多いと思うんですが、一部上場企業の団塊世代と呼ばれる世代の一斉リストラのニュースを見たら少しはそれを実感出来るのではないでしょうか。

バブルはとうの昔に弾けて、年功序列で給与が上がっていくという古くからの日本のシステムが企業の経営に影響を及ぼすようになったことを受け「若くて未来のある人間を安い給与で雇う」という種まきの時代にシフトして来たように思います。

「日本はそう簡単に仕事を辞めさせることが出来ない」という幻想はありますが、そういったものも不況の波に追われて少しずつ覚めていくんだと感じています。

「商品の価値」に依存していた人間にこれから起こること。

で、特に大した仕事をしていないにも関わらず、年功序列で立場に安住していた団塊世代の(無能な)人達は、きっとその企業から解雇を言い渡された瞬間に受け入れ先が無くなってしまうと思います。

高給取りがアルバイト時代の金銭感覚に戻るのは難しく、そのギャップに耐えられないからこそ今の立場に居座ろうとする訳ですが、それを叶えてくれる受け入れ先なんて相当なことがない限りないと僕は思うんですね。

そこで、終身雇用が確実だと信じて生きてきた人間は、入社さえしてしまえば一生面倒見てくれるという感覚を持っているからこそ、「自分の価値」がこれからの時代に必須であることをなかなか気付くことが出来ません。

理解出来ないからこそ、立場に安住して努力を積み重ねて来ない「商品(ブランド)の価値」に依存していた人間には、それを取り上げられたら何も残らないんです。

「自分の価値」ということを言語化してみる。

一方で、会社をリストラされたとしても「自分の価値を積み重ねていた人」に関しては、その環境を離れても食いっぱぐれることはありません。

ただ「一部上場企業で働いてた」というブランド的な価値はなんの役にも立たなくて、未来に必要なことは「一部上場企業で〇〇年間〇〇に携わり〇〇の実績を残した」という「〇〇」に入る部分なんですね。

そこに現時点で気付けている人間は「自分の価値」を見出せている人だと僕は思うんですが、これが案外いない(ギリギリになって焦る人が大半な)ので、全然これからの行動でチャンスを見出せると思います。

冒頭でお話しした友人も、その現実にぼちぼち早く気付いた1人だったので、僕の考えを話したところ「なるほどな」と何十年という付き合いで初めて、僕の生き方の意味を理解してくれたような感じなんですね。

それはどういうことかを簡単に説明すると、僕がフリーランスとして売っているのは自分自身の時間と技術であり、どこの企業や商品にも依存しないということで、これが要するに「自分の価値」ということなんです。

自分自身が動いていることに価値が生まれるということ。

もちろんこの「自分の価値」という部分を見た時に、雇われの身で商品に依存している仕事をしている人全てがダメだというわけではなく、例えば商品販売の営業をするにしても「〇〇さんだから購入した」という積み重ねが重要なんですね。

商品が無くなればもちろん仕事は無くなってしまいますが、そこで積み重ねた「あなたじゃないとダメ」という信頼は自分自身の価値になるので、どんな環境においても自分にしか出来ないことを一生懸命やることが大切です。

それに加えてもっと強いのが「知識」「経験」「技術」であり、会社や商品に依存することなく、自分単体で全てを解決出来る状況を生み出しておくことが自分自身の保険になり、安心感や余裕を生むことにつながります。

要は、僕は今現在多くの企業さんと業務委託契約としてお仕事させてもらっていますが、ここで業務委託を解除(世間でいうリストラを)されたからといって僕の価値が失われるわけではないということです。

僕の前にパソコンがあれば、カメラがあれば、その上で行動することだけで価値が生まれるという状況があることは事実だし、もっと言えば「教える」という立場だけを考えれば、パソコンやカメラすらも必要ない可能性だってあります。

経験や技術は目に見えない価値であるからこそ感じにくい部分があると思いますが、今自分がいる環境によって自分が生きることが出来るのか、もしくは今の環境から離れても今の技術や経験が他の場所でも価値を生むのかを考えてみてください。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer