伝えたいことを伝えるために出来る「詰め込み過ぎないこと」の大切さ。
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伝えたいことを伝えるために出来る「詰め込み過ぎないこと」の大切さ。

2021.07.21
2021.07.14

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

自分が何かを伝えたいと思った時に、今伝えようとしている内容だけで「相手にちゃんと伝わったかな?」と心配するってことがあると思います。

基本的には、言葉足らずで伝わらなかった後悔をする人が多い一方で、だからといって情報が多過ぎても分かりにくくなったりしますよね

ということで今回は、伝えたいことを伝えるために出来る「詰め込み過ぎないこと」の大切さ、についてお話ししたいと思います。

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なんでも詰め込めば良いってことじゃない。

コンテンツ制作をする上で、最初は伝えたいことがどれだけ多くても、とりあえず一通り書き出していくと思います。ただ、制作には予算や納期(時間)が付き物なので、無限に制作が可能かといえばそうではなく、限られた範囲の中で制作を進めないといけないんですね。

ここで大切になってくるのは、冒頭でもお話しした「詰め込み過ぎないこと」が大切なんですね。

以前、某超大手企業が主催する「伝えるコツ」のセミナーに参加させてもらった時に学ばせてもらったんですが、不足なく詳細の詳細まで情報を詰め込みまくったからといって、必ずしも相手に伝わるとは限らないんですね。

情報を伝えることってすごく面白くて、1から10まで伝えなくても、たった一言で伝わる感情があったりするんです。

全てを伝えなくても、相手に想像させる情報の伝え方。

例えば、今自分が見ている「海」を説明する時に、「沖縄の海のような感じ」と言ったら皆さんはどんな海を想像しますか?恐らく、ヤシの木が生えた真っ白なビーチにエメラルドグリーンで透き通った海のある風景を想像されると思うんですね。

これは「沖縄の海」を知っている人が多いからこそ想像出来ることだとは思うんですが、「水の透明度がどうで」「水はどんな色で」「気候はどんな感じで」といった余計な説明もなく「沖縄の海」ということだけで相手にどんな海かを想像させることが出来るんです。

伝える面白さというのはこういう部分にあって、情報を詰め込み過ぎず、且つ分かりやすく物事を伝えていく上では「例えに使う言葉の発想力」が必要になってきます。

これは、言葉だけではなく「映像」「写真」「デザイン」でも同じことで、例えば「赤」を見れば元気よく熱い印象を抱いたり、「青」を見れば落ち着いたクールな印象を抱くのと似たような感覚です。

ただ単純に言葉選びとして伝えるだけでなく、色んな表現方法を駆使して相手に伝えることを厳選していく中で、相手がイメージすることを想像することが大切なんですね

物事にある「共通点」を見つける。

で、例えば何かしらのコンテンツを作る時に、以下のような伝えたい項目をリストアップしたとします。

  • A ご飯を食べる
  • B アイスを食べる
  • C お風呂に入る
  • D 散歩をする

で、コンテンツを上手くまとめる時に大切なことは、その項目の中から「共通点」を見つける作業なんですね。共通点があるもの同士でまとめることでコンテンツで伝えたいことをより効率的に伝えることが出来るんです。

例えば、AからDまでの4項目ある中で「食べる」を共通点とした場合、AとBは同じだよねってことになるので、1項目減らすことが出来てより情報がシンプルになると思います。もしくはお風呂に入った後にアイスを食べることが多いよねってことであれば、BとDをまとめることも出来ますよね。

こんな風に共通点を見つけて、BはAと似たようなことだし、Aを入れることで情報を補える思ったら、もうBの情報はいらないから削除しよう的な感じで、情報を整理していくことが出来るんですね。

この共通点をいかにして見つけて、コンテンツとして組み合わせていくかは自分の引き出しの多さや経験によって生まれてくることだと思うので、「シンプルに作る」ということを何度も何度も繰り返す必要があるんです。

シンプルイズベストの考え方。

情報が溢れている中で、YouTubeショートやTikTokが流行っているのは「時間が短いから」だと思います。今、多くの人が求めていることは、いかに短い時間で内容の濃い情報が伝わるかなんですね

著名人でもない限り、長い情報を見られる可能性はどんどん低区なっていくので、特に知名度のない立場の人達には「シンプルイズベストの考え方」が必要になってきます。

なのでコンテンツ制作者は「そのコンテンツで伝えたいこと」を正確にリストアップして、まずはいかにその情報をシンプルにまとめるかを考えて行く必要があるんですね。そして、極限まで研ぎ澄ました状態を作った上で、足りないものを補っていくといった形の方が理想的だと思います

あれもこれも伝えたいからといって、最初から膨大な肉付けをしてしまうと結局全てが必要に見えてきて情報を絞れなくなっていくので、「最低限これだけあれば雰囲気は伝わるという状態」から、必要に応じて肉付けする感覚で十分だと思います。

内容の濃いものを作ったとしても、そこまで細かく見られないかもしれないし、そもそも見る気にさせれなかったら意味がないので、この辺のバランスを想像しながらコンテンツ制作に挑むと良いと思います。

情報が溢れている中で、情報を選ぶ人の感覚もかなりシビアになっているので、自分の感覚だけでコンテンツのボリュームを決めないことが大切ですね。今流行っているコンテンツの中にも答えがあると思うので、その理由を紐解いた上で制作の参考にしていけたらと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer