デザイナーではなく「気付く」ということが僕の仕事だと確信した日。
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デザイナーではなく「気付く」ということが僕の仕事だと確信した日。

2022.03.01
2022.03.01

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

クリエイティブなお仕事をしていると、そういった知識のない方からはよく「センスがあるから出来るんだよ」っていう風なことを言われます。

ただ、いつも言っていますが僕自身、デザイナーとしての勉強し始める前はドが付くほどの素人で、現在も特段尖った才能は持ち合わせておりません。

ということで今回は、デザイナーではなく「気付く」ということが僕の仕事だと確信した日、についてお話ししたいと思います。

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デザインセンスは「考えて見る」を繰り返して引き出しを増やすこと。

これも以前に発信しましたが、デザインど素人の僕が勉強中(といっても今もですが)にひたすらやっていたことは「考えて見る」ということです。

興味を持って見るということと、興味なく見るということは全然違っていて、なんだったら興味がない場合は見ることすらせずに通り過ぎることがザラにあると思います。というか大体の場合はそうなりますよね。

そんな感じで、まずは「興味を持つ」ということから始めることで、その後の行動の質が変わってくるので、その分野に身を置く(生きていく)ことを決めた瞬間から、自然と人はその分野に順応した人材に成長していけるんだと思います。

なので、デザインセンスは生まれ持ったものではなく、「考えて見る」を繰り返して引き出しを増やすことでこれから作っていける要素だと僕は思っています。

僕はデザイナーではなく「気付く」ということが仕事だった。

冒頭でもお話ししたんですが、僕は決して尖った才能を持ったデザイナーではなく、正直に言っちゃえば「誰でもなれるレベルのデザイナー」だったりします。へなちょこデザイナーというわけではないですが。

ただ、僕が1つだけ長けている要素があるとすると、それは相手のやりたいことに「気付く」というアンテナを持っているということで、なんだったら「気付く」ということが仕事だと思うくらいなんです。

で、気付くことが仕事というと「は?」ってなると思いますが、一旦冷静に考えてみてもらえば分かる通り、お客さんの要望に対して皆さんは何に対して確信を得て行動しますか?

例えば「可愛いデザインでお願いします〜」と言われて、じゃあ何をゴールに設定して進むかとなった時に、「自分が思う可愛い」を作って提供するのは意味が分からないじゃないですか。お客さんにとっての可愛いを作らないといけないですよね。

気付けることで行動を決められる。

そこで「お客さんの思う可愛い」にピンポイントで気付けることが出来た時に、これから自分がすべき行動が初めて決まるわけですね。で、そこにブレずに突き進んでいくだけなんです。

僕はこの「気付く」という部分が長けているという自負があるからこそ、それぞれの相手に対して的確な作品や言葉を返すことが出来ると思っています。これが出来ないクリエイターは、自分のエゴを量産していくわけです。

尖りまくった才能を持って、アートに近いような作品で圧倒するならまだしも、中途半端な能力のクリエイターが自分のエゴを量産したときに、それを受け取った時のお客さんの満足度はご想像の通りといった感じになるんですね。

要するに、自分が良いと思ったものが相手の満足するものではないので、気付けないクリエイターにはお客さんの満足度が高い作品を生み出すことは難しいと考えています。

相手の潜在部分に「気付ける感覚」を手に入れたら無敵。

で、これって「人を見る」という部分と全く同じであって、自分で言うのもなんなんですが、「優しさ」とか「気遣い」の要素にどれだけアンテナを張ってるかだと思うんですね。

お腹が鳴ったら「お腹すいた?」って聞くとか、身体が震えてたら「寒い?」と聞いたりするのと同じで、1人1人性格もちがえばその時の状況も違うので、そういう瞬間にいかに細かく気付けるかが大切になるんですね。

そういう風に考えた時に、「気付く」ということはクリエイティブだけに限らず、もっともっと根本的な部分の要素だと思うので、この能力を体得した時点でどんな仕事でも通用するスキルを得たと思っても過言じゃありません。

基本的にはお仕事の構図って「相手が求めているものを提供する」ということがお仕事だと思うので、その根本的な部分を研ぎ澄ますことで初めて、自分が持っているスキルを最大限に活かすことが出来ると思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer