デザイン制作の仲介者になる人に持っていて欲しい心構え。
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デザイン制作の仲介者になる人に持っていて欲しい心構え。

2021.03.30
2021.03.29

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

僕はいつも「作品のクオリティは準備で決まる」と言っているくらい、デザイン制作をする上で最も重要なのは「準備」だと思っています。

しっかりとした準備が出来るか否かで、作品の仕上がりに大きく影響するのですが、クライアントワークの場合、僕個人だけの問題でそれをコントロールすることが出来ません

ということで今回は、デザイン制作の仲介者になる人に持っていて欲しい心構えについてお話ししたいと思います。

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クオリティを上げてくれと依頼するなら。

1ヶ月以上前に依頼されていたお仕事を進めていく中で「最高のクオリティに仕上げてくれ」とお願いされました。

冒頭でも言った通り、僕は「作品のクオリティ = 準備で決まる」と思っている中で、「記載する情報はいつ揃いますか?」と結構しつこく聞いていたんですね。

というのも、信じられないかもしれませんが、例えばお店のリニューアルに合わせて何かを作る場合、1週間前になっても内容が確定しないことってザラにあるんです。

ただ、たとえ1ヶ月以上前から声をかけていただいていても、記載する内容が決まるのが1週間前であれば、正直それは「1週間のクオリティの作品」になってしまうんですね。

要するに、記載内容が1週間前に揃うという状況は、1ヶ月間ブラッシュアップを繰り返して仕上げていく感覚ではないということです。

時間がない作品のクオリティは担保できない。

僕は全てのお仕事に全力で取り組んでいるのですが、そんな中、悔しいと思うことは「時間がない」という状況です。

人から見られることも多いような、せっかく大きなお仕事をいただいていても、その作品を作るための準備が、時間の都合で思うように出来なかった時に、お仕事が「不完全燃焼」で終わることがあります。

そんな瞬間を迎えないためにも。何度も言うように「準備」が大切なんですね。

不完全燃焼で終わった作品を誰かが見て、「これを作ったのは誰ですか?」と聞かれた時に僕の名前が出た時に、悔しかな、その作品のクオリティをもって僕の実力を判断されてしまうんです。

1つ1つのお仕事で結果を残していかないといけないフリーランスにとって、ここでの「不完全燃焼の作品による実力の判断」はかなり痛いので、そんなこともあって僕は「なるべく早く準備しましょう」とお客さんにお願いするようにしています。

仲介者になる人に持っていて欲しい心構え。

そして「依頼者と直接仕事を進められる場合」と「仲介者がいる場合」があるのですが、ここで仲介者が増えれば増えるほどレスポンスは悪く、意思の疎通もしづらくなります

例えば、社長の持っているイメージやスケジュール感を、仲介者が完全に理解していない場合に起こりうることは「二度手間」ですよね。

仲介者がOKを出したところで、最終的に社長がOKを出さなければ作品は完成出来ないので、ここでは「仲介者の社長へのヒアリング」がとても重要になってくるんですね。

また、仲介者は「社長の性格」や「スケジュール感」をしっかりと理解した上で、改めて自分自身でスケジュールを管理し、僕のようなクリエイターに依頼をする必要があるんです。

要するに、作品のクオリティを担保するのであれば「いついつまでに情報を揃えないとダメ」ということや「時間的に複数回などの修正は出来ない」といったような決まりなどを設けて、それに向かって社長をコントロールする必要があるんですね。

そう言う意味で、仲介者の実力というのはホントに重要で、ここで仕事の出来ない仲介者に当たった時は、二度手間や、急な修正が入ったりしてしまい、作品のクオリティは下がるし、ストレスは溜まるしで散々なんです。

余裕を持ってストレスを感じない仕事をするために。

以前もお話ししたんですが「納期はいつですか?」と聞かれますが、記載する内容を決めるのはお客さんなので、納期はお客さんの行動スピードにも依存するんですね。

要するに「制作時間」もお客さんに依存する部分があるので、お客さんの行動スピードが「作品のクオリティ」に直結すると言っても過言ではないんです。

沢山の方とお仕事をしてきましたが、こういう部分にしっかりと準備をして、余裕を持って制作を進められる経営者のお仕事や、作られる制作物は抜群に整っています。(ブランディングがホントにバッチリ。)

さらにクリエイターも人間なので、「気分の上がる仕事」といえばやはり、二度手間なんかのストレスのない、自分の良さを出せる時間のある仕事なので、そのモチベーションは地味に作品のクオリティに出てしまうんですね。

ギリギリまで粘ること」と「ギリギリになって出来る」ということでは話が違うので、お仕事の依頼をされる方や、その仲介をされる方には、この「準備」「スケジュール」「クリエイターのモチベーション」の部分が、作品のクオリティを決めることを、しっかりと知っておいて欲しいなと思います。

こういったことが原因で「悔しい仕事」をしたくないので、準備にかける時間はホントに余裕を持って取ってもらえたら嬉しいです。(その時は必ず結果を出します。)

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer