仕事を進めるということは作業時間の短縮に対して取り組むことも含まれる。
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仕事を進めるということは作業時間の短縮に対して取り組むことも含まれる。

2023.02.27
2023.02.27

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し8年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,195日、毎日ブログは975日を突破。(2022年12月31日現在)

最近はバタバタとお仕事をしている中で、これまでの余裕がある状況なら聞けた「無茶振り」に対しての対応が少し難しくなっています。

そんな中、流石にこれは違うだろうという対応をされたタイミングで取った行動の中にヒントがありました。

ということで今回は、仕事を進めるということは作業時間の短縮に対して取り組むことも含まれる、というお話をしたいと思います。

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クリエイティブにおける事前の意思疎通がかなり重要である理由。

本当にこれは超極稀にしかないケースだと思うんですが、言い方は悪いですが「話の通じない人」というのがこの世の中には存在します。

何度も何度も話し合いをして、これでもかと言うくらいに詰めた上で「さぁ始めましょう」となった中、やってみたら「思ってたのと違う」というような繰り返しが続くケースがありました。

「これ以上は別途費用です」みたいな約束に対して、「こちらの認識ではここまではOKだと思ってました」みたいな言い合いが続く訳なんですが、二度手間ばかりでは作業は進まないんですね。

これはクリエイティブな世界では仕方のないことなのかもしれませんが、正解がないからこそ事前に認識を合わせておくことがすごく大切なんです。

具体的な内容を伝えずに制作の進行を要求する人に伝えたいこと。

そんな中、今回の件に関しては「デザイナーさんの感覚でとりあえず作ったものを見てみたい」みたいな依頼の仕方をされたんですが、僕からすれば正直なところ「は?」って感じだったんですよね。

ファミレスに行って店員さんに「僕が食べたいものを想像して持って来てください」みたいなことをしてるんですが、それを今自分がしてることに置き換えることが出来ないというのは少し頭が弱いのかなと感じます。

御曹司やお嬢様みたいな生き方をしてないと出てこない発想だとは思うんですが、厄介なのは今回の案件は仲介のお仕事だということなんです。

それを伝え聞いた仲介者からの指示で動かされ、僕が直接やっていればトラブルにはならない中でずっともどかしく、イライラした状態が続いていたんです。

流石にそれは違うだろうということを伝えた。

で、簡単に言えば、仲介者から最初に僕に伝えられた仕事の内容が、御曹司からの「認識違い」という謎の指示の元でコロコロと変わってくる中で、唯一変わらないのは「予算」だったんですね。

タン先を注文されてたから500円でと言ってたのにも関わらず、気付けば1500円する上タンの注文に変わっている中で、それをしれっと500円のままオーダーを通そうとしている訳なんです。

お世話になっている方でもあるので、流石に僕も「ちょっとそれは違うだろ」ということを伝えたんですが、予算は決まっているので変えられないということで思考を切り替えることにしました。

こういう場合は何を言っても言葉が通じないので無理なので、僕はここで「時間をかけない(さっさと終わらせる)」というスタンスを貫くことにしたんですね。

作業時間の短縮に対して取り組むということ。

例えばの話、10時間かけて作るものの予算が10万円だった場合「時給1万円」になりますが、それを20時間かけて作ることになれば「時給5000円」ということになってしまいますよね。

僕は二度手間になるような作業に時間をかけ続けるのはキリがないと思ったので、どれだけ時間がかかっても良いので、二度手間を減らすための話し合いと約束事を決めることに時間を使おうと考えた訳です。

仲介者には予算は重要ではないが他のクライアントさんがいる中で時間の方が有限で大切だということを伝え、現状の「ここまでしか出来ません」を徹底することを伝えてもらうようお願いしました。

加えて、僕と仲介者の中での作業量をより徹底的に明確にして、流石の僕も「無茶振りに対しての拒否権」を行使することにしました。

優しいというだけで生きてきて、それで自分が損をするだけなら構わないのですが、今の僕には「待たせてる人(助けてあげたい人)」がいる訳で、その人たちに費やす時間を大切にしていけたらと思います。

そういう意味で「作業時間の短縮」は、時給を上げることにも繋がるので、これも作業を進めるという意味で1つの立派な行動になると思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer