「客観視」の基準が「ナルシスト」なのが原因で起こってくる問題。
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「客観視」の基準が「ナルシスト」なのが原因で起こってくる問題。

2021.11.01
2021.09.19

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

僕の性格的なお話をすれば、周りの人からは「ナルシスト」と思われたりすることが多かったりするんですが、それは常日頃から努力を続けているからこその「自信」によるものだと思っているんですね。

例えば、日々のトレーニングによる「身体の仕上がり方」なんかも、”世間一般的に見たレベルでの仕上がり方“にはなっていると思っているんですが、プロと比べたらゴミのような身体であると胸を張って言えます。(胸を張るな)

ということで今回は、「客観視」の基準が「ナルシスト」なのが原因で起こってくる問題、についてお話ししたいと思います。

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僕は結構な「ナルシスト」だと思います。

昔からなんですが、僕はやっぱり自分のことが大好き?で、というより「自分が1番でいたいから努力する」といったような、「努力型のナルシスト」です。

その分コンプレックスも沢山あって、それを改善するために、お仕事でのご縁があって、ずっと念願だった脱毛に通ったりと、友人や知人に言わないでこっそりとした努力を続けています。

小学生の頃にサッカーを始めたのも、サッカーでレギュラーを撮りたかったのも、ゴールを決めたかったのも「女の子にモテたい」からで、今になって言えば『全国大会に行きたいです!』とか『プロになりたいです!』というのは嘘ではないにせよ、理由としては2番手のものだったと素直に思えます。

多分なんですが、男って大体の人がそうだと思うんですけど、ほとんどの場合は、不純じゃない理由を1番手に持ってきて『僕は真面目なんで…』みたいな雰囲気を出している人が大半だと思っていて、そういう人は典型的な「むっつりナルシスト」だと思っています。(正直に手をあげなさい)

そんな感じで、基本的には(僕含め)男ってナルシストが多いと思うんですね。

自分を客観視出来るナルシストとそうじゃない人。

今回のお話で、ナルシストという人間を2つに分けるとすると、「自分を客観視出来るナルシスト」と「自分を客観視出来ていないナルシスト」がいると思っていて、後者のナルシストに関して「イケメン事故」が起こったりすると思います。

自分から『僕はイケメンです〜』みたいな雰囲気を知らず知らずに出してしまっていて、それを見た人が裏で『なんかカッコつけてない?笑』みたいな感じのお話になる人の感じです。

そういう風に捉えられるということは、要するに「自分を客観視出来ていない」ということになるので、自分よがりのナルシストになってしまっているということですね。

別に「自分が好き」ということでナルシストになるのは構わないのですが、このナルシストのような考え方を持っている方は、容姿(ルックス)だけではなく、仕事のスキルなんかもそのままを仕事に持ち込んだりすることがあるんですね。

クライアントワークに「ナルシスト」がもたらす影響。

で、以前の発信でもお話したんですが、町内会の「張り切りおじさん」が、夏祭りに出店する焼きそば屋さんの焼きそばを、町内会に鉄板焼き屋を経営している人(プロ)がいるのにも関わらず『ここは俺が!』と、何故か張り切って出てくるような事故があったりするんですね。

そこは確実にプロに任せて、自分は別の得意分野で戦っている方が効率も良いし、恐らく結果としてもそっちの方が数字としても伸びやすくなると思います。でも、そういうお節介とかやりたがりの人ってどこにでもいるのが現実です。

ただ、いざ「クライアントワーク」となった時に、僕も普段から強く意識してはいるのですが、「自分の理想は相手の理想ではない」という風に思うようにして、自分が良いと思ったものを作るだけがクライアントワークじゃないんですね。

要するに、クライアントワークにおいては「ナルシスト」って結構邪魔な要素になってくるということなんです。

自分が『これが良い!』と思い込んでしまうナルシスト思考の人は、多くの場合、周りの意見は入ってこないですし、それを聞いたとしても『自分の意見が正解だ!』と、根拠のない自身を通してしまうのがナルシストの思考なんです。

「客観視」の基準をナルシストにしない。

冒頭で僕は自分のことをナルシストだと言いましたが、お仕事においては一度もナルシスト思考を持ったことはありません。

クリエイティブを生業にしている以上、「いかに柔軟であるか」はすごく大切な要素になっていて、意見を取り入れることでクオリティが上がり、自分自身の成長にも繋がると思っているからですね。

そこで『僕の作ったものはすごいですよ!』みたいな感じでドヤ顔をしてしまっていたら、相手も意見し辛くなりますし、それが慢性的になればなるほど周囲からの意見をもらえなくなってくるんですね。

クリエイティブで大きな結果を残している人は、自分自身の独創性もあって、クオリティ自体がもちろん高いのは前提のことだと思うんですが、それ以上に「客観視」する能力がすごく高いんだと僕は思っています

ここで「自分よがりの客観視(ナルシスト)」をする人になるのではなく、「周りの意見も聞き入れることが出来る謙虚な客観視」が出来る人とでは大きな差が生まれると思うので、同じナルシストの中でも仕事とプライベートの線引きはしっかりしておいた方がいいと思います。

僕自身にも言い聞かせることでもありますが、「周りの人間はあなたが思っているほどあなたを凄いと思っていない」ということを胸に、成長のするための謙虚さを持ち合わせられる人間であり続けたいなと思いました。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer