「立ち続ける」ということ。
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おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)
先日、心から尊敬していて、ずっと僕の活動を応援してくれている友人から「やっと浩太に仕事を頼める時が来た」と連絡をもらって、少し涙腺が緩くなりました。
数年前からずっと、友人から「いつか一緒に仕事をしたい」と言ってもらっていた中で、僕自身がこれまで「もう無理だ」と何度も諦めそうな瞬間があった中での出来事に、心の底から喜びを感じました。
ということで今回は、「立ち続ける」ということ、についてお話ししたいと思います。
完全独学のフリーランスという道。
僕は2014年からフリーランスデザイナーとして活動をスタートさせて、今年(2021年)で6年目を迎えるのですが、フリーランスデザイナーになったからとはいえ、それ以前にどこかの会社に勤めていたりの経験はありませんでした。(むしろ美大にも通ってない。)
そもそも繋がりがないもんだから、始めた当初はお客さんもゼロで、もちろん収入もゼロ。(加えて仕事の段取りも分からない。)
そんな苦しい道を自分で選んだ(バカな)僕にとって、これまで立ち続けて来れたこと、クリエイターとしてのお仕事1本でやらせてもらっている現状までの苦労は、遠回りをしまくった分、ちょっと皆さんが想像するのは難しいかもしれません。
ただ、ここに至るまでの経験は、僕の「物語」に変わり、それが「人間味」となり、今では「僕を選ぶ理由」に変わっているからこそ、無駄なことは1つもなかったんだと思えます。
特別なものは何ひとつなかった。
僕はクリエイターとして生きる中で「特別なもの」は何ひとつなくて、フリーランスとして活動を始める前の下積み時代には、それこそ真っ白な状態でした。
その上、元々持っていた才能なんかもなかったので、ただ毎日のように、片っ端から色んなデザインを見たり、それを自分で作って試してみたりしていました。
要するに、今ここに至るまで、誰にでも出来るような「地味な努力の積み重ね」をひたすら毎日繰り返してきた、ただそれだけのことなんですね。
立ち続けたからこそ迎えられた機会。
僕が劣等感を感じ続けていたように、僕の周りの同級生はホントに出来た人が多くて、それこそ20代前半からバリバリの出世街道まっしぐらで、僕がフリーランスになりたてで収入がゼロの頃には、もうすでにみんな立派な社会人になっていました。
ただ、そんな中で友人達は、僕がクリエイターをやっていることから、頼めること全てを仕事として任せてくれたり、多くの露出する機会を作ってくれていたんですね。(大感謝)
そんな友人の中でも特に尊敬する人がいて、ずっと僕の技術を信じて、色んな方との繋がりを作ってくれて、お世話になったという言葉だけでは片付けられない、いわば恩人がいるんですね。(彼との繋がりが、今僕が仕事を続けられている理由でもあります。)
冒頭にでもお話しした彼は、僕がパッとしないくらいの昔から、僕と「いつか一緒に仕事がしたい」と言い続けてくれていて、先日ついに「やっと仕事を頼める時が来た」と連絡をくれたんです。(なので泣きそうになったよ。泣いたよ。)
凡人だからこそ「地味な努力の積み重ね」しか出来なかったし、それで「前に進んでいるのかも分からない」という状況で、何度も何度も辞めようと悩んだけど、その中でも、何があっても立ち続けて来たからこそ迎えられた機会でした。
こういう瞬間を迎えられた時にやっと、自分が「立ち続けられた」とか「前に進んでたんだ」と実感することが出来るんです。
ゴールよりも増えて来るスタート。
正直、「人を笑顔にしたい」というテーマで生きている僕にとって、フリーランスのクリエイターとしての目標なんてなく、それ故にゴールも曖昧だったりするんですね。
ただ、ゴールはないけれど、例えば「初めて仕事をもらった」とか「企業から仕事の依頼が来た」とか「専属契約をもらった」とか、もちろん今回のこともそうですが、「新たなスタート」は沢山あるんですね。
僕の感覚的には、こういう新しいスタートを通じて、新鮮な責任感を感じることで、自分の成長を実感することが出来るんですね。
僕に出来ることは、とにかく「ただ立ち続ける」ということだけかもしれませんが、そんな現状維持とは、シンプルでいて難しいことだとも思うので、これからも向上心を持って、全力で地味な努力をやり続けたいと思っています。
一緒に頑張りましょう。そして、みんなで一緒に笑いましょう。
では、また明日。