「時間がない」はもどかしい、クリエイターが評価されるタイミング。
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「時間がない」はもどかしい、クリエイターが評価されるタイミング。

2021.06.29
2021.06.29

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

ここ最近、何が重なったかわからないんですが、信じられないくらいの量の仕事が立て続けに入ってきて、嬉しいことなんですが「期限に追われる」という事態が日々起こっています。

昨日もフルスピードで仕事を納品し、3件のお仕事を納品させてもらったところ、また新たに5件ほどお仕事をいただくことになりました。(いっぱいいっぱいなんだけど嬉しい。)

ということで今回は、「時間がない」はもどかしい、クリエイターが評価されるタイミング、についてお話ししたいと思います。

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どんなに忙しくても「信頼」は変わらない。

フリーランスとして6年目、これまで積み上げて来た「実績」や「信頼」という影響力はそう簡単に消えることはなく、「忙しくて手が回っていない状態」ということだけで、「今回は別の人を頼みます」といったようにならないのが「個の力」だと思っています。

過去に自分がどれかだけの対応をして来たかが、こういう部分に露骨に出てくるんですが、僕のクライアントさんは皆さん、僕が今、信じられないほど忙しいことを知っているんです。そして、それを知っている上でお仕事を依頼してくださっているんですね。

そう考えた時に、「忙しさによって頼んだ仕事が返ってくるかどうかの不安 < 築いて来た信頼」となる訳で、信頼されているという事実を可視化出来た今回の状況は、僕にとって嬉しいことでした。

忙しい中でも「絶対にやってくれる」という期待。

そんなこんなで僕は、忙しい中でも「絶対にやってくれるという期待」を思い切り背負ってお仕事をやっている訳なんですが、ふと「もし納期間に合わなかったらどうなるんだろ?」と考えてしまうことがあります。(何がなんでも絶対に間に合わせますが。)

もしも納期が過ぎてしまったら、きっと失う信頼は大きいんだろうと思って仕事を受けている反面、僕とクライアントさんとの間にはもうすでに強固な信頼関係があるんだとも感じています。

ただ、そんなことに安住するわけもなく、その「絶対にやってくれるという期待」を「クライアントさんからの情け」に変えるわけにはいかないので、「やっぱりやってくれたな」という期待以上の結果を返して来たのが、クリエイターとしてのこれまでの僕の仕事なんです。

「時間がない」はもどかしい一面が多い。

流石に僕のクライアントさんは鬼ではないので、「時間がない」というフィルターを通しての依頼の中で「クオリティー面への妥協」は少なからず感じます。クライアントさんの都合で、時間タイミングでの依頼に関しては「出来るとこまでやってくれれば…」といった感じが多いんです。(最近は納期ギリギリですいませんと、平謝りで頼んでくださる方が増えた。)

そもそもギリギリに頼んでいるから、それなりの納品物が返ってくるだけでバンザイといった中で、圧倒的なクオリティを返す努力を続けていました。ですが最近、それでも間に合いそうもないという不安を感じるほど、お仕事の依頼が止まらなくなっているんですね

ここで、今掴んでいるクライアントさんとの関係が、これからも一生続くということなら何も問題はないのですが、未来の仕事を掴むためには少なからず「新規顧客へのアピール」を忘れてはいけないと思います。そんな中で「時間がないはもどかしい」という一面が出てくるんですね。

僕らクリエイターが評価されるのは「外に出た作品」なので、出たものに対してどれだけ考えて、どれだけ試行錯誤して作り出したものかなんてことは伝わりにくいんです。新規顧客にとっては結局、目に見えるものが全てなので、「どれだけ忙しい中これを作ったか」の評価はなく、それを評価してくれるのは、頼んだ側のクライアントさんだけなんですね。

それでも勝たせるべきは「既存のクライアント」である。

新しい仕事を取るためには「新規顧客へのアピール」が必要だと言いましたが、多くの人はこのアピールを「外部へのアピール」だと思っている人がほとんどだと思います。でも、実は違うんですね

僕はこれまで、(誇れることではありませんが)たったの1度も「営業」や「宣伝」をしたことがありません。ほぼ全ての仕事の依頼は「口コミ」や「紹介」で、例えば僕のホームページからの仕事の依頼なんて実は1度も来たことがないんですね。

タイプにもよるのかもしれませんが、僕にとっての「生きていくための経済圏の狭さ」というのを感じていて、その一方で「自分の人生の生計を立てていく程度の収入を得るための世間」は、今くらいでちょうどいいと感じている部分もあります。

日本全国や、世界の人に知ってもらって、お金を稼ぎまくって裕福な生活を送りたいなんて1ミリも思っておらず、これまで大切に繋がってきたクライアントさんを勝たせ続けた上で、必要最低限の生活を送れればそれで幸せなんです。(とはいっても、実際、自分の手の届く範囲の人を勝たせ続ければ、それなりに裕福な生活も出来ると思います。)

仕事を維持するためには自分が少なからず生き続けないといけないんですが、それを可能にする「経済圏」というのがどこにあるかを考えた時に、僕が勝たせるべきはやっぱり「既存のクライアント」なるんです。(僕はそれをフリーランスになった6年前から意識として分かっていました。)

新規顧客に「宣伝」や「広告」をして、既存のクライアントに切られた後の後釜探しをすることよりも、目の前の仕事に本気で向き合っている方がものすごい宣伝効果があるという事実に目を背けてはいけないと思います

それは、僕らが新しいサービスに足を踏み入れる時、いつも背中を押してくれるのは「信頼出来る人からの意見」だからです。

期限近々に迫った仕事ばかりで、「時間がないはもどかしい」ということが増えて、滅入りそうな状況が続いていますが、心をしっかりと持って出来るだけクオリティの高いものを提供出来るように頑張りたいと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer