上司が動かないコンテンツに部下は協力しない。
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上司が動かないコンテンツに部下は協力しない。

2021.02.23
2021.02.23

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

先日クライアントさんから「ホームページのアクセス数が伸びない」と相談された件で、「もっと人間味を出すことを頑張ってみたらどうですか?」と提案させて頂きました。

そんな中で、いろんなアイデアを出されていたんですが、基本的に全て「自分一人でやること」だったんですね。

聞けば、会社をあげてやろうと思っても「社員が嫌がって動いてくれない」ということで、今度はそれに対してお話が続くような形になりました。

ということで今回は、上司が動かないコンテンツに部下は協力しない、というお話をしたいと思います。

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僕がした似たような経験。

僕は色々な会社に専属・顧問契約して、いろんなプロジェクトに携わったしているんですが、普通の会社と同じで、元々そこにいる人に自分の存在を認めてもらうまでが大変だったりします。

対個人であれば、その人との関係性で問題なく成り立つことかもしれないんですが、対企業となると、トップの人とは通通でも、そこに属している方とのコミュニケーションはゼロの状態です。

そんな中で、やっぱり「突然入ってきた奴が偉そうに意見しやがって」って思う人がいるのは当然で、こういうことを考える人を責めることはしたくなりません。

そんな中で自分でやれることは「誰よりも1番行動すること」や「結果を残す」ということでした。

そうすることで少しずつ僕の見え方が変わり、僕に対する対応や行動にも変化が生まれ、認めてもらえるようになったという事がこれまでに何度も経験しました。

無理矢理で作ったコンテンツに魅力を作るのは無理。

まず先に、圧倒的に自分が行動して、そして結果を残すことを目指さないと、嫌がって動かない社員を振り向かせることは出来ません。

これをせずに「仕事放棄だ!」と言っておられる上司や、経営者の方がめちゃくちゃ多いのが事実なんですが、これは本当に大きな間違いなんですね。

自分が上の立場なら「強要」をすることは簡単だと思うのですが、少し想像したら分かる通り、強要して無理やり作ったコンテンツに魅力を作るのは間違いなく難しいです。

やっぱり皆んなが同じ方向を向いてものづくりをしないと、絶対に良いものって作れないので、まずは皆んなの方向を揃える作業から始めないといけないんです。

今回のクライアントさんの相談では、ここの工程をぶっ飛ばして考えた結果として、自分一人でやるということだったので、正直、それは良くないよってことを伝えました。

やりたいと思わせるコンテンツを作る。

そしてもう1つ大切なことは、そのコンテンツ制作に協力したことによって、参加者に与える影響です。

例えば、動画制作をする上で社員に出演してもらうとなった場合に、すごく映像が汚かったり、編集が下手だったり、自分の嫌な感じにコンテンツとして残ると考えたら、絶対に協力したことを後悔することになりますよね。

コンテンツを作る上で考えないといけないのは、ここの見栄えで、参加したことによって相手が得をするような設計をする事が大切なんです。

なので、もちろん皆んなで協力しながらクオリティを上げていくことも大切なんですが、社員を説得するにはまず、自分が1番最初にやってみて「その見栄えがどういうものか?」もしくは「周囲の反応がどういうものか?」を経験してみましょう

そこで結果を残してから初めて、そのサンプルを持って「こういうものを作りたいから協力してほしい」ということを社員に伝えに行くのが、最も説得力のある行動だと思います。

出たくないと言う人が出たいと思ってくれるようになった。

僕はお仕事で、とあるYouTubeチャンネルの動画を編集させてもらっているのですが、最初は慣れない編集にクオリティも付いて来ず、さっきも言った「出たら損をするコンテンツ」に近いものしか作れない状況でした。

ただ、最近は映像のクオリティも、編集のクオリティも上がり、実績を引っ提げて「出てください!」と他の方にお願い出来るような段階になり、さらには社内からも「自分も出たい」と思ってくださる方が出てきました。

こういう状況を作れるに至るまでに、僕は数ヶ月の間そのコンテンツと本気で向き合ったし、色んなことを試しては捨ててを繰り返し、少しずつみんなに認めてもらえるようなコンテンツになりました。

もし今自分がやろうとしている事が「間違いなく正しい事」であったとしても、それを誰かを巻き込んでやろうと思った時には、その正しさだけで人が動くことは難しいのが事実です。

それを強要してやり遂げた先に、明るいコンテンツは期待出来ないし、まずは「みんなを振り向かせる」という努力から始めてもらいたいなと思いました。(僕はどんな立場になってもそこは一生懸命頑張ります。)

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer