クリエイターは制作だけで終わるのは無責任であり届けるまでが仕事。
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クリエイターは制作だけで終わるのは無責任であり届けるまでが仕事。

2023.08.20
2023.08.20

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し8年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,195日、毎日ブログは975日を突破。(2022年12月31日現在)

僕は自分自身が口コミや紹介のみで生きてきたクリエイターとして、「制作実績」みたいなものをオープンにし過ぎることに少し抵抗がありました。

そんな中で自分がお仕事をさせてもらった実績を報告することに対しての価値観の変化があり、葛藤しながらも僕自身はSNSなんかで報告するという思考に至ったんです。

ということで今回は、クリエイターは制作だけで終わるのは無責任であり届けるまでが仕事、というお話をしたいと思います。

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チーム戦を経験した僕が自分の作品に対して変わった価値観。

僕はここ最近、チーム戦でのお仕事をさせていただく機会が増えたんですが、それを機にこれまでの「作品に対しての考え方」が大きく変わることとなりました。

冒頭でもお話しした通り、僕は口コミや紹介のみでこれまでのクリエイター人生を生き抜いて来たこともあって、自分の作品のクオリティこそが最大の宣伝だと思っていた訳ですね。

そんな中で、1ヶ月ほど前に自身の(色々な面からの)復活動画的なものを公開する際に、SNSで「事前告知」なることをやってみた時に、告知することの大切さとその効果を実感したんです。

チーム戦と事前告知の経験を経た僕の価値観はそこで少し変わり、そこから作品であったり、自分自身の思いの届け方に新しい考え方を持つようになりました。

僕の物語に対してファンがいるんだと気付いた日。

復活動画へのリアクションは自分の想像していた以上のもので、僕のこれまで歩んできたプロセスについて見守ってくれていた人が沢山いて、そこに僕の物語への「ファン」がいることに気付きました。

お仕事での繋がりを持っていないようなシンプルな僕の物語のファン(友人・知人)達は、そこまで僕の作品に対して重要視をしていない訳なんです。

彼らが僕に求めてくれているのは「僕がプロセスを積んでいく姿」で、要するに「独学でフリーランスデザイナーになった僕が不可能を可能にして駆け上がっていく様」ということなんですね。

もちろんお仕事としてやらせてもらっている方々には「作品のクオリティ」を届けないといけないのですが、シンプルな物語のファンという部分では、こういった経過報告も立派な恩返しになるということを知りました。

自分の実績を報告するのは決して自慢という意味合いではない。

これで自分自身のファンに自分の活動を報告するというのは応援してくれている方への義務でもあり、生存報告のような大切なものになるということは理解してもらえると思います。

加えて、そこにチーム戦で作った作品となった時にはもう1つ大切なことがあることに気づいたのは「チームの想いを自分のファンに届ける」という行動です。

要するに作品を作っては終わりという概念は、チーム戦となれば尚のことですが、個人戦であっても信頼するクライアントのサービスを自分ファンに届けるという意味ではやるべきことなんだという考えに至った訳ですね。

作っただけで終わりではなくて、自分の作った作品をチーム戦であればクライアントとチームメンバー皆んなの想いを乗せて、個人戦であればクライアントと自分の想いを乗せて届けるまでが仕事ということなんです。

クリエイターが制作だけで終わるのは無責任である。

そんな風に考えた時に、クリエイターが制作だけで終わるのは無責任であるということを僕は実感し、そこからは可能な限り(実績として出しても良いと言われた仕事は)自分を見守ってくださっている方へはせめて届けたいという気持ちになりました。

なので、大きな仕事をした時に、自分がやったことを隠していたり、それを報告(宣伝・告知)していないというのは、クリエイターとして作品を届ける義務を怠ってるということになると僕は思います。

自分が作った(携わった)作品を本当に沢山の人に見て欲しいなら、自分の手の届く範囲の人には届けないといけないんです。

それをしていないというのは、我が子を産み落とした後に野に放つ様なもので、子供(作品)産んでから大切に育てるまでが親(クリエイター)の仕事ということを理解してほしいなと思います。

僕たちクリエイターはマスターベーション(自己満足)をやってる訳ではないので、自分自身が生み出した作品に対しての宣伝や告知をすることは決して恥ずかしいことではなく、必ずやらないといけないことだと今の僕は思えています。

これはクリエイターだけじゃなく、携わった人間全てに肝に銘じてほしい価値観で、自分達の生み出した素晴らしい作品を1人でも多くの人に知ってもらう努力を一緒にしていけたらと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer