仕事における「想像力」は「思いやり」に繋がる。
本日の記事のラジオVer.はこちらをクリック | by stand.fm
おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)
色んな方とお仕事をしていると「この人はすごいな」とか「この人はちょっとやりにくいな」とか感じることがあります。
僕はこのブログでの発信を、決して不満の吐口にしたいという思いはないので、今回の内容に関しては「こんな風にすると困るからこうしようね?」って感じで聞いてもらえたらと思います。
ということで今回は、仕事における「想像力」は「思いやり」に繋がる、というお話をしたいと思います。
エクセルデータのスクショして送ってくる人。
例えばなんですが、チラシやホームページなんかを制作する時に、その記載内容をエクセルやワードなんかに入力してお送りいただくことがあるんですね。
で、そこで頂いたエクセルやワードのデータを、コピペして必要な部分に貼り付ける感じで使用すれば、僕が入力をする手間も省けて、さらには誤字脱字をクライアントさん依存にすることが可能なんです。
この時に、自分のことではないことの誤字脱字って本当に気付きにくいので、確実に二度手間を防ぐことに繋がるんですね。
そんな中で「エクセルデータのスクショして送ってくる人」がいたりするんですよ。
僕はそのエクセルのスクショを見ながら入力作業をすることになるんですが、その場合「相手が入力した時間」は確実に無駄な時間になりますよね。
ここで「エクセルの元データでもらえますか?」と言わせるような人のことを、「仕事が出来ない人」と普段から僕が言っています。
「手書き(ラフ画)」で説明する場合に考えるべきこと。
その流れでもう1つ例を挙げるとすると、例えばチラシを作るとして、その構成を「左上にロゴでー」「真ん中に大きく写真を入れてー」「その右下に名前と値段をー」といった感じで、すごく長い文章でいただくことがあるんです。
それに対して僕が「ロゴの色は何色ですか?」とか「真ん中の写真はどのあたりでどれくらいの大きさですか?」とか「名前と値段のサイズ感はどんな感じですか?」と聞き返したりするんですが、それって結局は曖昧ですよね。
そこで出来ることを考えた時に、最も便利なのは「手書き(ラフ画)」です。
別に「手書き(ラフ画)」は汚くてもいいし、全体の構成として写真や文字の位置、文字の大きさなんかが大まかに分かれば、特に紙媒体であれば視覚的にイメージ掴みやすいですよね。
ここで考えたいのは、言葉で相手に分かりやすく伝えようとすることよりも「手書きの方が圧倒的に早くて分かりやすい」ということです。
手でパパッと描いたものを、今では写メを撮って送るということが出来るので、言葉では伝えにくいなーと感じた時に、すぐそういう判断が出来る人は僕の中で「仕事が出来る人」だと思います。
相手の負担を想像するということ。
エクセルの内容をスクショして送れば「入力のし直し」という二度手間が生まれるということや、チラシの構成を無理に言葉で表現することで、相手の負担が倍増することは、冷静に考えれば容易に想像出来ると思います。
そこで、元データで送ることや、手書きで送るという判断によって、圧倒的に相手の負担を減らすことが出来ます。
こういう部分を想像出来る人のことを僕は「仕事の出来る人」であり「思いやりのある人」だと思います。
これはお仕事の中だけでのことではなく、日常生活の中でも言えることだと思っていて、僕はその先の行動を想像出来る「思いやりのある人」と一緒にお仕事をしたいと思っています。
お互い笑顔で仕事をするために。
例えば、寒い時期なんかで、家族が仕事から帰ってくる時に「温かいものを食べさせてあげよう」とか「お風呂を沸かしておいてあげようと」とか、そういう思いやりってあると思うんです。
やっぱり、どうせ同じお仕事をするならストレスを感じたくないし、笑顔でお仕事を出来ることに越したことはありません。
僕はその場その場で、もちろん最高のクオリティのものを最速で提案したいと思っていますが、その中で「思いやりを感じない人」に対して、クオリティを担保しながら、笑顔で仕事をすることが出来ません。
そして、僕は「好きなこと」を仕事にしているので、これから先も絶対にここでは妥協することは出来ないと思います。
人生の中の半分以上を占める労働を、いかに楽しく有益なものとして捉えられるかをテーマに、そしてそういう環境にい続けられるように、これからも努力していけたらと思います。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。