「取り急ぎ」って使い方を間違えたらすごく失礼になる言葉だと思った話。
おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)
ビジネスでの会話というと、なんだか小難しい言い回しとか色々あると思うんですが、僕はどっかの会社に勤めた経験がないので、そういうビジネス用語は一切分かりません。
メールの定形文で「〇〇様 お世話になっております」を前に入れないといけないとか、すごく時間の無駄な気がするので、いつも「どうでも良いな〜」と思いながら入力しています。
ということで今回は、「取り急ぎ」って使い方を間違えたらすごく失礼になる言葉だと思った話、についてお話ししたいと思います。
そもそも僕はビジネス用語が大嫌い。
冒頭でもお話ししたんですが、そもそも僕はビジネス用語というものが大嫌いで、正直、何言ってるか分かんないことが多々ある中でお仕事相手とコミュニケーションをしていたりします。
いちいちミーティングのことを「MT」という胡散臭い奴が数年前に僕の前に現れて消えていきましたが、フィードバックのことを「FB」と言われても、「え?フェイスブックですか?」みたいな感じなんですよ。
意味が分からなくて「どういう意味ですか?」ということも、恥ずかしいというよりも煩わしいだけなので、自分だけ分かっていたら良いみたいな感覚や「え?知らないの?」みたいなドヤ顔でこういう言葉を使うのはやめて頂きたいと思っています。
「取り急ぎ」という言葉をよく使われますが。
で、これがビジネス用語なのかただの丁寧語なのかはよく分かってないんですが「取り急ぎ〜」という言葉をよく連絡でいただくんですが、これも最初はどういう意味か分からなかったので調べてみました。
取り急ぎ : 「取り急ぎ」はもともと、届くのに時間を要する手紙でのやりとりで、「何はさておき、急いで」連絡する場合に使われてきました。 「詳しい説明は追ってしますが、ひとまずご報告・ご連絡します」という意味。
要は文字の通り「とりあえず」「急ぎで」という意味で、時間がなくて返事が出来ない時に「メール受け取ってますよ〜」的な報告の時なんかに使われる言葉みたいなんですね。
で、僕は基本的にLINEでのコミュニケーションが多いんですが、あれって「既読」になれば、読まれたんだなってことが分かるじゃないですか。
なので基本的に「取り急ぎ」なんて言葉はしません。アホ丸出しかもしれませんが「了解です!」とか言ってます。
「取り急ぎ」は場合によっては超失礼な言葉になる?
これは僕の感覚なのかもしれませんが、例えばデザインを送って確認して欲しい時の返事として「取り急ぎ確認しました!」という返事が返って来たとしたら「は?」ってなるの分かりませんか?
「とりあえず」「急ぎで」「確認しました」ということはですよ、「まだ他にも確認出来ていないことがある可能性があります」ということじゃないですか。
こういうのクリエイターからすれば修正が二度手間、三度手間になる可能性がある予兆でしかないので「いやいや!しっかり確認してから返事して!」ってなると思うんですよね。僕だけかな。
何度もやり直すよりも1発で済んだ方が確実に効率が良いと僕は思うので、返事のスピードを早くしようとするのは結構なんですが、的確な返事を心掛けることが大事だと思います。
「取り急ぎ」を使い方として僕が正解だと思うこと。
言葉の綾ではあると思うんですが、やっぱり1つの言葉の意味として理解した上で使う方がいいと思うんですよね。分からないなら別に無理に難しい言葉を使わない方が絶対にいいので。
で、僕はここでの正解の返事は「またしっかりと確認してからまとめてお返事します。取り急ぎ御礼まで。」といった感じがいいのかなと思います。
取り急ぎがどこに掛かっているかを考えた時に「とりあえず急いで確認した」というのは見落としが出る可能性があって、結果的に二度手間になって迷惑になることもあるので、ここで取り急ぎを掛けるのは「御礼」だと思うんです。
急いで内容を完全に確認出来ない時は、「落ち着いて全てを確認出来る時間を確保すること」が相手にとっては丁寧で、それが出来るタイミングを考えた時に、明日なら明日で、「明日改めてお返事させて頂きます。取り急ぎ御礼まで。」がベストですよね。
僕はバカなんで、バカなりに難しい言葉は使わない(使えない)ようにしているので、背伸びして使って失礼を感じさせるくらいなら、僕のように「了解です!」とか「ありがとうございます!」とか、誰でも使えるような言葉で伝えるのがいいと思います。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。